食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Belgique ベルギー旅行 終わり。

2011年09月04日 | ・ベルギー
あっという間の、ベルギー3泊4日旅行。

小さな国なのに、とつても豊かな雰囲気




良いなぁ、

って、思ったのが、





窓際や、






街頭や、

街中に飾られたお花たち



水路も、



彩り、あざやか










お花屋さんのディスプレイも、日本とは、ちょっと違う?


花のある生活って、やっぱりいいなぁ




で、

私達、



このビールを、ブリュッセルの、ビール専門店で買ってきたんだけど

(それぞれ、木いちご、ブルーベリー、サクランボのビール)



それが、

別な街のスーパーで、同じビールが、半額以下で売ってるのを発見





同じのを買うのは、ちょっと、なんだったので。

モモのビールを買ってきた



あとは、



衝動買いしちゃった、コレ




フライドポテトを入れる紙の入れ物、の形をした、食器




トマトケチャップ、マヨネーズ、マスタードが入る器付き


この金具にのせないで、横に寝かせて使ってもおもしろそう

あと、サラダを盛り付けたり、食前酒と一緒に出す、スナック類を入れてもいいカモ。






これは、




写真立て

今は、ベルギーでもらってきたパンフレットとかを飾ってる。

私、



パンフレットとか、ショップ名刺とか、いつでも、もらってきちゃう



他にも、ベルギーらしくないものを、いくつか…




ステキな景色と、美味しいものを堪能した4日間

一番気に入ったのは、ブルージュ

1週間くらい、何もしないで本当に、“バカンス”で滞在したいなぁ。

散歩して、美味しいもの食べて…



とりあえず、クリスマス前には、1度再訪したいなぁ。

クリスマスグッズ、買いたい



なんて思いながら、



ベルギー旅行は、おしまい。

De Karmeliet ドゥ・カルメリート

2011年09月04日 | ・ベルギー
ビールをグビっと、飲み干して。



ホテルは、朝チェックアウトしなくちゃいけなかったから、

1日中、



この靴 で観光

ブルージュの街は、





全部、こんな石畳の道で。

私の足もさる事ながら、ハイヒールも悲鳴をあげていた


せめてもの救いは、このヒールが、GEOXだった事


レストランまで、急ぐスーさん

そんなに急がなくても




まぁ、気を取り直して。




レストランに着くと、私達が、最後の客。


『食前酒はいかがですか?』

と、レセプションで聞かれ。

『はい

って、スーさん?

今、ビールを飲んできた所だけど??


でも、



レセプションを抜けて、




サロンを抜けて。








お天気の良い中、ステキなテラスでのシャンパンは、気持ちが良いねぇ



スーさんは、オレンジジュース…。








アミューズ・ブーシュ(食前の小鉢みたいなもの)を頂きながら、メニューを選ぶ。


メニューを選んだものの、私、アレルギーの為に、ほとんどの内容を変更してもらい

(私のアレルギーと同じ食材が嫌いなスーさんも、同じ内容に変更)





室内に移動して、お食事開始





程よい大きさのパンが4種類。




この後、また、観光する予定があるから、飲み物は、この白ワインだけ。

こんな時、お酒が強かったらなぁ

って、よく思う。











正統派なフランス料理と、サービス。



そして




ワゴンで運ばれてきた、チーズたち






…、

ここで気が付いた。

またもや、カメラの設定が…







フランスのチーズと、ベルギーのチーズを少しずつ




コンフィチュールも、優しいお味

スーさんは、見てるだけ






デザート用のナフキンに替えて頂いて。


スーさん、デザートの前に、

『何かお飲物はいかがですか』

とやって来たソムリエさんに、

『デザートと一緒に、何か、合わせる事の出来るベルギービールはありませんか?』

と、聞いていた

でも、答えは“No”で

正統派フレンチレストラン、ビールは置いていなかった。

スーさん、残念







デザートを頂いて、





食後のコーヒーと一緒に、




小菓子





写真を撮っているのに、イタズラするスーさん

あら、中は、そんな風になってるのね








フランス語、オランダ語、英語で書かれたメーニュー。

私達のコースは、ほとんどオリジナルになってしまったので、食べたものはほとんど載っていないのだけど

記念にもらってきた




前日に予約しただけあって、私達のテーブルは出入り口付近の末席だった。

(他のお客様たちは、私達よりご年配の方達ばかりだったから、当然ともいえる)

私達より先に食事の終わった他のお客様たち、

お帰りの際に、私の横を通る形になるのだけれど。

皆さん、

『ごゆっくり

とか、

『良い午後を

とか、

『召し上がれ

なんて、声をかけて頂いて。

スーさん、

『なんでみんなどうらく人に挨拶して行くの??』

と。

普段から、見ず知らずの方に声をかけられるタイプではある私。

まぁ、皆さんバカンスで、気持ちがゆったりされているからだったんじゃないかな。

登山道では、すれ違う人と挨拶を交わすのが礼儀って言うし







先に帰られた、お隣のテーブルは、80歳は超えていらっしゃるであろうご夫婦2カップル。

楽しそうにお食事をされて。

私と目が合った時、ウインクをされてお帰りになったご婦人。

だんな様にエスコートされて

ああいう、ステキな歳のとり方をしたいなぁ



こちらのレストランは、近くに、



ブラスッリーと、



ホテルもある










豪華な邸宅風レストラン



帰りに、





ブルージュと、その近くにあるレストランのガイドブックを頂いて




ごちそうさまでした



Langestraat 19 8000 Brugge

Bistro Refter
Molenmeers 2 8000 Brugge
(ホテルも同じ住所)

Belgique ベルギー旅行・ブルージュ 3

2011年09月03日 | ・ベルギー
ブリュッセルのビール博物館は、ちょっと残念な展示だったので…

改めて





ベルギービールの工場見学

ブルージュにある、唯一のビール工場、Da Halve Maan ダ・ハルヴ・マーンさんにて



ベルギーのビール工場は、ほとんどが小規模。

こちらの工場では案内して下さるガイドさんと一緒に回る。

ガイドは、フランス語とオランダ語、英語から選べて。




私達を担当して下さった女性ガイドさんは、大当たり

説明しつつ、そこら中に笑いの要素がたっぷり

45分間の見学中、みんな、ほとんど笑っていた






材料の事、








器具の事、


以前に一度、北海道のサッポロビールさんの工場を見学した事があって。

ビール製造で大切な事は、こちらでも一緒。

違いは、ベルギーのビール工場は小規模運営だっていう事。

そして、“鮮度が命”の日本のビールとは、求められるものが違う、ベルギービール。

同じ“ビール”だけど、“同じもの”なんて、ない



だから、

ベルギービールは、



400以上の種類がある


そして、

ビールの数だけ、



グラスの種類もある






『こういう、レトロな看板、ほしいねぇ

っていう私に、

『どこに飾るの

…冷静なツッコミを入れるスーさん




とてつもない角度の階段を登ったり、降りたりして、屋上に到着。





こちらの屋上は、ブルージュで、一番高い所からの眺めを堪能出来る





この写真の、樽の中に入っている人

“初日の洗礼”を受けている最中


フランスでは、就職した初日と、退職日には、“いたずら”を受けなければいけないっていう習慣がある

和やかなものから、ええっ っていうものまで…

フランス人は、お茶目で、いたずら好き






見学終了後、



こちらで作られているビールを試飲





しっかりとしたお味なのに、飲みやすい

時間があったら、買って帰りたかったけど…。



一緒に回った皆さん、のんびりビールを堪能している横で、



私とスーさん、ぐい~っと、一気飲み 

レストランの予約時間が迫っているもので



あと、15分

ここから、予約したレストランへ急がねば



Da Halve Maan ~ダ・ハルヴ・マーン~
Walplein 26
11時から、毎時間ガイド付き見学 45分




Belgique ベルギー旅行・ブルージュ 2

2011年09月03日 | ・ベルギー


翌日は、朝早くからホテルを出発





観光のボートは、既にお仕事開始。



最初に見つけた、





ワッフル屋さんで、




朝ご飯ワッフル

キャラメル味と、ヌテラ味。





コチラは、キャンディー屋さん

で、




アイスを買って(笑)



途中、



ステキなパン屋さんもあったんだけど。





早朝の、お客さんのいないカフェで、カフェ・オレを飲んで、ホッと一息。

日差しが気持ち良い





とってものんびりした雰囲気で、


壁に埋まった、



こんな像を見ながら、








教会巡りをしたり。





“チョコ ストーリー”、チョコレート博物館

ベルギーは、チョコの国だからね



残念だったのは、



ここ

“フリット・ミュージアム”

フライドポテトの博物館なんて、どんな展示なのか、見てみたかったのに…。

私達が行った時には、もう、閉館時間




ポテトと写真を撮って帰ってきた








真夏に、

サンタさんが、

バイクに乗って


ここは、







365日、クリスマスなお店



今回、ちょっと、いろんな所で買い物しすぎちゃって

荷物が増えちゃったので、





私は、ツリー用のオーナメント

スーさんは、サンタさんのマグカップ だけ、購入。


もう1店舗、





ここもかわいすぎ

テンション上がっちゃって

『なんか、いろいろ買いたいねぇ』

って言う私に、

『誰が持ってカエルの…

って、スーさんが聞き返す




ブルージュで有名なのが、



レース




こうやって、編んでいくんだねぇ。


すごいなぁ、と、思いつつも、私の趣味とは違うからなぁ、

なんて思っていたら


ウフフ



買っちゃった


敷物として使うだけだと思ってたんだけど。

ショーウィンドーに、糸で吊るされて。

くるくる、ゆっくり回っているこのツリーに一目惚れ

以外と、しっかりとした糸で編まれているから、型くずれもしないみたい




かわい過ぎる~


あと、



ポストカードも、買って。

“ベルギーに行ってきたよ

って、スーさんママにお手紙を送った

この写真のは、スーさんのおじいちゃま、パピーちゃんにって買ったんだけど

『しまった パピーちゃんの住所、知らない

って言うスーさん




Belgique ベルギー旅行・ブルージュ 1

2011年09月02日 | ・ベルギー
最後に、訪れたのは、





水の都ブルージュ



地名の“ブルージュ”は、“橋”の事。

その名の通り、



街の中を流れる水路に、架かるたくさんの橋



ブルージュに到着したのは夕方(5時位?)だったから、もう、ほとんど閉まっていて。

観光の街は、夕方になると、宿泊組以外のお客さんたちは帰っちゃうから、レストランを除いて、閉まるのが早い

『いろんな所の見学は明日にして、今日は、ゆっくり散歩しよう







水路をボートで観光出来る乗り場の看板






昼間は、何十隻も動いていたボートも、夜はお休み。




観光用の中心地をちょっと外れると、



閑静な住宅街。

ベルギーは、レンガ造り建物がほとんどで、とってもかわいい




お庭もかわいければ、




路地ですら、良い雰囲気



そんな住宅街を抜けると見えてくる、



風車と、




城門。




芝生でのんびり寝転がっている人や、ピクニックしている人も。

緑を見つけるとピクニックしたくなるのは、ヨーロッパの皆さん、みんな一緒




『そういえば、このブルージュにも、3ツ星レストランがあるんだよ』

と言った私。

スーさんが、

『そうなの?

じゃあ、外観だけでも、見に行ってみる?』

という訳で、そのレストランを目指す事に。



『あ、メニューがある。

ちょっと、入ってみよう

と、観光スタイル(つまり、ラフな格好)のまま、入って行くスーさん


『ここで、ご飯食べたいねぇ

イヤイヤ、

この格好では、とても入れないよ



『明日のお昼、ここで食べたくない?

…、

12時から、予定があるから、その後なら良いけど…。

『よし、じゃあ、行ってきて

って、私

『だって、この格好じゃ、ヤダって言われるかもしれないし。

どうらく人の方が、“ちょっとだけ”まともな格好

たいして変わらないので、2人で行って、予約してきた



その後は、



こんな広場にあった、




こちらのブラッスリーで、お食事


この旅で、ゆっくり飲めなかった、ビールを注文



ええ。

これがビール


ベルギービールは、日本のビールみたいなものもあれば、

こういう、フルーツで作ったビールもある

私は、左の、木いちごのビール。

スーさんのは、サクランボ


注文したのは、

ベルギー名物、



ワーテルゾーイと、




ブタさんのオランダ風煮込み。




ポテトも、たっぷり付いてきた



サラダとデザートは、普通だったからか、写真が無かった






暗くなってきたら、この広場で、大道芸人さん(?)が、スペクタクルを開始

巧みな話術と、ボケで、観客はかる~く、60~100人はいたんじゃないかな

たった一人で、あそこまで人を集めるのは、すごい



明日の観光を楽しみに、コレにて就寝

Belgique ベルギー旅行・ゲント 3

2011年09月02日 | ・ベルギー
次の街に行く前に、ちょっと、寄り道






ここを抜けると、

ベルギーで、一番キレイなお城 といわれる、









Le Chateau de Ooidonk オーイドンク城

(まわりにある旗や、車は、翌日、イベントがあるとかで、その準備中



規模としては、大きくないけれど、現在も貴族が住んでいる、本物のお城

ヨーロッパの古城は、使われていないお城もあれば、市や国が管理しているお城もあったり。

売買もされていて、一般の人が購入する事も可能。

いくつかのお城は、外国人に買われて、そのまま、海外に移設されてしまったものもあるそう




フランスの白いシャトーも素敵だけど、こういうお城もなかなか趣があるね



お庭は、





キレイ




お城の、



正面って、入り口側?

それとも、こちら側?




あ、



この写真、偶然撮れたんだけど

加工ナシ。

温室に写ったお城。

実際には、お城は温室の斜め前にあって、屈折して、ここに写ってた。

おもしろいなぁ



この日は、城内には入れず、残念



でも、お城のまわりを散歩したり、天気が良くて自然を満喫



Belgique ベルギー旅行・ゲント 2

2011年09月01日 | ・ベルギー
ワッフルの元祖、ゲント



ベルギーワッフルと呼ばれる、日本でおなじみの格子模様のワッフルは、実はここ、ゲントの生まれ。

その、生みの親のお店が、




ここ、Etablissement Max エタブリズモン・マックスさん

家族で代々継いでいるワッフル屋さん。



外のテラスもあったんだけど、日差しが強すぎて、店内で


私は、もちろん、



このお店のスペシャリテを注文。


スーさんは、



シンプルなワッフル。



サクサク、ふわっと、アツアツ、出来たてワッフル


に、



ショコラショーを注文する私達。


お茶請けは、



ワッフル型のチュイル


いったい、どれだけチョコを摂取するのやら

外も、熱いのにね


ボリューム満点ワッフルを食べ終わったら、

『ベニエ(揚げドーナツみたいなもの)も、ここが作ったって書いてある。

食べてみる?』

なんて、言うから、




頼んでみた


本当に熱くて、口の中でハフハフしている時に、お店のご主人が横を通り過ぎて、

『はっはぁ~。

熱いだろう、おいしいだろう』

って、笑われた





どうやら、今でも、ご主人が自分でワッフルを焼いているみたい


小さい子がいるテーブルでは、時間を見つけて出て来ておしゃべりしたり、ご年配のご婦人の前を通る時には会釈をしたり。

私達の前ではおどけていらして。

こういう方、大好き



オープン当初は、移動式のワッフル屋さんだったマックスさん。

こうして、お店をかまえた時に、昔使っていた移動屋台の一部を梁に使ったり、デコレーションに使われているそうで。

ステキなお店だった




Etablissement Max ~エタブリズモン・マックス~
Grudenleeuwplein 3 9000 Gent Belgie
昼食等もあって、ワッフルは14:00か14:30から。

Belgique ベルギー旅行・ゲント 1

2011年09月01日 | ・ベルギー
ベルギー旅行、3つめの街は、ゲント。

とっても小さな、かわいらしい街。

でも、旧市街は見応えがある





いくつもの教会





この塔は、鐘楼。

一大事に、軍の隊員を集める為に作られたもの。

中は見学出来るようになっていて

上まで上るの、大変そうだなぁ

って思ってたら、



エレベータ-完備






キレイな鐘の音だったなぁ




う~ん、





絶景




それにしても、ブリュッセル、アントワープ、ゲントと移動してきて、

どこも工事中の多い事

高速道路、街中の道、建物…、

後、何年か経ってから来れば、便利な国になっているのかな




ちょっとした疑問



ここで仕事をする人は、どうやってここまで来るのかな?

高所が苦手なスーさんには、無理なお仕事だね



ゲントも、水路の街。







水のある風景って、なんか良いなぁ



そして、



ヨーロッパの街並に、馬って、絵になるね



小さいながらも、



お城もあって。





この、シンプルな建物は、昔、お肉市場だった所。

今は、お食事処になっているんだけど、



生ハムが吊るされていた。


しかも、



本物っぽい





はちみつ&香辛料屋さんに、




チョコレート屋さん。




これは、名物、木いちごの飴を売っているワゴン。

かわいい




レトロなデザインのバスに、




これは、食べ物になる前の“飲むチョコレート”を作る為の銀器

こういうの、欲しいんだよなぁ



あっという間に見てまわれちゃうゲント。

のんびり散策、楽しかった

Kaasaffinears Michel Van Tricht & zoon

2011年08月31日 | ・ベルギー
前日のレストランで、チーズを食べなかった理由

それは、



こちら、Kaasaffinears Michel Van Tricht & zoonさん に来たかったから。

このお店は、アメリカのウォールストリートジャーナルで、“世界一のチーズ屋さん”に輝いたフロマージュリー

コレだけ見たら、チーズ屋さんには見えない??



チーズ嫌いのスーさんに、

『朝食は、チーズ屋さんで食べよう

という、悪魔(私)のささやきで、アントワープの郊外にある、コチラのお店までやって来た



残念ながら、店内は撮影禁止

白と黒のシックな店内に、

これでもか

と、並ぶ、大量のチーズ

ベルギーのものはもちろん、フランス、オランダ、イタリアに、スイス…、

品揃え豊富

フランスで、ここまでたくさんのチーズを揃えたフロマージュリーには、なかなか出会えない

(私は、見た事が無い)

熟成のお部屋も、ガラス張りになっていて、お客さんも見る事が出来る



そんなチーズ屋さんに、お食事出来るスペースがあり、朝食、軽食、そしてデザートが食べられる



朝9時。

肌寒かったから店内で




店内の撮影はダメだけど、お皿の写真は って言われて。




スーさんは、



シンプルな朝食セット。


私はモチロン、





チーズの盛り合わせセット




このパンが、また美味しい




『朝から、よくそんなのが食べれるねぇ

と言うスーさん。


フランス人は、パンとジャム&バターにカフェオレ、オレンジジュースだけ、みたいな、シンプル(過ぎる)朝食が普通。

よく、洋風朝食でイメージする、卵料理&サラダにパンっていうのは、イギリススタイル。

フランスでも、そういう朝食は、“イギリス風”って言う。





スーさんのお皿にのっていたチーズも頂いて。

満足で、満腹





このお店が近所にあったら、どれだけ幸せだろう




Kaasaffinears Michel Van Tricht & zoon
Fruithoflaan 41 2600 Belgie

DE PASTORALE ドゥ・パストラル

2011年08月31日 | ・ベルギー
アントワープ滞在の夜は、車をちょっと走らせて、





ミシュラン2ツ星のレストラン、DE PASTORALE ドゥ・パストラルさんへ


(入り口に立っていた黄金のおじさん

『はっはっはぁ~』

って笑ってた

聞いたら、美術館に、置かせてほしいって頼まれた、期間限定の像らしい。

最初、ココのシェフが、ご自分の黄金像を建てたのかと思った…




実は、

ベルギーは、世界有数の“美食の国”

人口あたりのレストラン数は、フランスの比ではなく。

小さい国ながら、レストラン水準は高いらしい



席に案内されて、





メニューを見ようとしたら

料理人さんが、私達のテーブルに???

…と、思ったら、





『何してるのこんな所で~

と、私、スーさん、料理人さんの3人同時に、(小さな声で)叫んだ (笑)



なんと、スーさんが東京で働いていた時の、同僚さん(日本人)が、こんな所に

(私とも知り合い



スーさんがフランスに戻る少し前に、彼は渡仏。

私達がフランスに戻った時、1度会ったけど、それ以来、連絡をとっていなくて。


彼から、

『日本人がいる(私の事)って、言われたからのぞいてみたら、どうらく人がいるから、目を疑ったよ』

『こんなベルギーの田舎で会えるとは思わなかった』

と言われた。

私達だって、まさかまさかの再開

ここにも、海外でがんばっている日本人が



ふと、横の窓を見ると



あの、黄金の人が、またいた

でも、キレイなお庭

お昼に、テラスで食べたら、気持ち良さそう

あ、この時間、明るいけど、既に夜の8時。



改めて、

料理を選びながら、



サッパリした先付けを頂き


その後、運ばれて来た、



パン皿・オリーブオイル付きと、




バターと、塩&こしょう。

真ん中は…、

カイワレ大根とハサミ 


『薬味としてお使い下さい』

だって。

初めて見た



食前酒は、



私がシャンパン、




ノンアルコールドリンクの、スーさん。

運転手だからね





これも、コース前のお皿。


パンは、



丸っと、カンパーニュと、




フォカッチャ風パンと、ナッツの入ったパン。

フォカッチャパンが私のお気に入り、スーさんは、カンパーニュ。





















真っ白なお皿に、色鮮やかに盛られる野菜に、川の幸、海の幸。

そして、お肉たち


浮かれて食事をしていたら、

窓の外が暗くなって来たのに、カメラの設定を変えなかったおかげで、



こんな色に



スーさんには申し訳ないけど、



ちょっとだけ、ワイン








サッパリしたデザートたち。




コーヒーと、








お茶菓子



いや~、おいしかった


と、一息つこうとしたら

『あの、その台の上にのってるの、


(写真の、奥に写ってるのね)

早く食べて下さい』

と、言われ。

あ、もう、レストラン閉めるのかな

なんて、急いで最後の1つを取ったらば。



台を、パカっと開けて、



またお菓子が登場


『ごゆっくり~

と言って、去っていくサービスマンさん…。

なかなか、やりますなぁ



今回、思う所あって、チーズを頼まなかった私。

(スーさんは、チーズ嫌い)

ふと、ソムリエさんを見ていたら、ビールの準備。

他のテーブルも、ほとんど食事は終わりに近づいているのに

今頃ビールを頼むなんて、海外には、変わってる人がいるんだなぁ、なんて思って。


そしたら、隣のテーブルで、チーズに合わせて、ビールをサービスされていた

何種類かのチーズに合わせて、5種類のビール



スーさんも、ビールの飲み食らべには興味津々。

『なんで頼まなかったの??』

って、

だって、知らなかったんだもん~



ベルギービールは、日本のビールと同じようなものもあれば、自然発酵ビールや、ビールの古酒や、フルーツを漬け込んだものや
、甘口ビールなどなど。

その種類400以上


私も頼めば良かった~

こんな組み合わせを楽しめる機会なんて、滅多にないよ…。







この店内に惹かれて選んだ今回のレストラン。




キッチンへの入り口は、ここ。

シェフに、キッチンに招待していただいて

我らが友人と、少し、おしゃべり。

友人の他に、日本人パティシエさんも


ベルギーの食事情や、お2人とも、スペインでも働いていたとの事で、その辺のお話もいろいろ聞かせて頂いて。

いろいろ、勉強にもなり。


『選んで良かったねぇ~

って、

帰りの道のり中、スーさんが。

おいしかったのもモチロンだけど。

一緒に仕事をした仲間が、がんばっている姿を見れたのがうれしい、と。



ちょっと、遠いけど。

また、行けたら良いな