食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

サマータイムの終了

2010年10月31日 | ちょっとした事・話
さっき、朝起きた時、ちょっと違和感

(今は、朝の6:30)



昨日で、サマータイムが終わって、

昨日より、1時間時間がずれてる。




毎回、

“なんか、ヘン

な、感覚におちいる。



私のPCの時計は、日本時間に設定してあるんだけど、こうして、PCに向かっていると、日本時間が勝手にすすんでいる…


イミはないけど、損した気分




“時計”に縛られてるのは、人間くらいだよなぁ。。。



1時間、いつもより多く眠れてうれしいけど、冬時間が終わるときは1時間少なくなる

今からユウウツ…




あ、今日はハロウィン

Patrick Roger パトリック・ロジェ ~ショコラトゥリー~

2010年10月31日 | お菓子屋さん


ちょっと、今日はいっぱいアップ

Patrick Roger-パトリック・ロジェさんにうかがった



今日のお目当ては、





コレ

“パトリック・ロジェさん、MOF(フランスの国家最優秀職人賞)10周年記念”の一品

MOFの試験の時に作ったショコラを再現したもの、との事。

実は、“今日、1日限定品”





オパリーヌ(薄い飴)の下に隠れてたのは、

ビターチョコレートの器。

その中に、はちみつ風味のリンゴとライムのガナッシュが入ってた。


最初に感じる、オパリーヌと器のクロッカンな食感、ビターチョコのほろ苦さ、そして、しっかり感じるライムの酸味と風味、そしてガナッシュのとろっと感。

最後に、リンゴの風味と甘み。。。




すごいマリアージュ



ちなみに、なぜ4つ買ったかというと…

朝、11時位にお店に到着した私

店内を見回しても、“それ”らしきものが無く、お店の方に聞いてみると、

『まだ到着してない』

との事



で、サロン・デュ・ショコラに行く事にして、店員さんに、おとり置きをお願いする事に

私、ちっちゃいのを想像してて。

先日買ったはちみつのチョコみたいな。

親指と人差し指でつまめる、みたいな


で、

“10周年記念ってことは、おいしかったとしても次食べれるのは10年後

と、考えた私。

“せっかくだから、存分に堪能したい

私とスーさんで、2つずつ

という計算に

『4つ、とっといて下さい



でも、意外と大きくて、手のひらにのるサイズ

ま、食べるけどね



でも、なんでオープンと同時に置いてなかったか、食べる時に判明。

買ったときは、写真のままだったけど、食べる時=夕食後には、上のオパリーヌが溶け始めてた

今日は、暖房も付けてなかったんだけど。

それ位、繊細なチョコレートだったみたい。



次に食べれるのはいつかな



あ、今日も、購入の時に試食を頂いた

頂いたのは、アーモンド付きの板チョコ。

もう、激ウマ

口溶け、広がる香り、アーモンドとチョコレートの絶妙な風味。。。


サロン・デュ・ショコラでチョコ買ってなかったら、これも買っちゃってただろうな


次回のお楽しみ



Patrick Roger ~パトリック・ロジェ~
91 Rue de Rennes 75006 Paris
※複数店舗あり

Salon du Chocolat 2010 サロン・デュ・ショコラ 2010

2010年10月31日 | お楽しみ・イベント


今年も行ってきた、チョコレートのイベント“Salon du Chocolat-パリのサロン・デュ・ショコラ 2010”

去年のサロン・デュ・ショコラは、初日に行けたからチョコレートのピエス・モンテのコンクールも見れたけど、今年は、残念ながら用事があって3日目の土曜日に



おかげで、



すごい人の量





エクレアが落ちてたり、




それに座ろうとする人がいたり




カカオポットの中身の展示や、




チョコレートで出来たオブジェ




日本でも、最近イベントをやってるけど、チョコレートを使った洋服の展示も




秋の味覚を発見したかと思えば、




もうすぐ、そんな季節ね


他にも、





おもしろそうなのがいっぱい



東京・伊勢丹さんで開かれるサロン・デュ・ショコラとの違いは、



ショコラティエさんのデモンストレーションがあったり

(私が見たときは、日本人のお2人だった)

どんどんツッコミを入れる司会者さん(もちろんフランス人)と、フランス語で説明するシェフのやり取りがおもしろかった


会場の真ん中のステージでは、



この時は、フランス人の披露する和太鼓を堪能



そして、



ピエス・モンテ(飴やチョコレートを使ったオブジェ)のコンクール

こちらが、今回1位をとった作品

去年とサイズが違う?? 



会場では、たくさんの試食を頂いたけど、

さらに、






パリで今川焼き


なんて思ったら、



中身はマカロン・ショコラ

しっとりした生地と、あったかくなって、ふわっとしたマカロン

この鉄板(?)サダハル・アオキさんの所持品なのかな

それとも、最近、企画コラボしている“TORAYA”さんのかな?


それから、



ムース・オ・ショコラも

何種類か、お味が選べて、私が選んだのは、“SAO TOME”

甘すぎず、ショコラの風味がずっしりと伝わるおいしさ



最後に、本日の戦利品



パリではなかなか買えないMOFショコラティエの“Christian Camprini-クリスチャン・ カンプリニ”さんのショコラと、




同じくMOFショコラティエの“Franc Kestener-フランク・ケストナー”さん

こちらのお店では、対応してくださったマダムがとっても良い人で、

『パリに住んでるの? だったらコレ』

と、ショップ名刺を下さって。

ぜひ伺いたい

と思った


あ、あと、



サロン・デュ・ショコラに来ても、はちみつ

前回買ったの、もう無くなっちゃいそうだったんで

左は、お茶(だったかな?)のはちみつと、右がはちみつとノワゼット-ヘーゼルナッツを合わせたモノ

朝食のパンにぜひ塗りたい


いや~、楽しかった

Dominique Saibron ドミニク・セブロン ~ブーランジュリー~

2010年10月31日 | パン屋さん


本日のパン

Dominique Saibronさん


日本にも、赤坂サカスに出来たりして、一時期、行列がすごかったり。

ワタシは行く機会が無かったけど…

あ、今年のパリ・バゲットコンクールで3位だった。

こちらのお店は、しっかりとしたカフェも併設されてて、おいしいケーキたちもその場で堪能できる







“Pave Alsacienne-パヴェ・アルザシエンヌ”を購入。

コレも、パン・ド・パンパーニュのひとつ。

“アルザスの石畳”みたいな名前かな


パリッと焼けた表面と、あっさりとした内側。

うん、食べやすい



いつも、何を買うかは、お店のパンたちを見てから決める

もちろん、イチバンおいしそうなパンを選ぶんだけど、ドミニク・セブロンさんは、全部おいしそうに見えて…

う~ん、難しい



Dominique Saibron / Macaron's Cafe ~ドミニク・セブロン/マカロン・カフェ~
77 Avenue du Gal Leclerc 75014 Paris


Quiche キッシュ

2010年10月30日 | 食卓
もう、我が家のせまいキッチンには、オーブンが定位置を見つけたように動かなくなった。

夏の間は、しまっておいたんだけどね。

寒くなったから、大活躍



今日は、



パイシートを買ってきて、型を用意して


出来上がったのは、



天板いっぱいのキッシュ


タルト型が家に無かったから、抜き型で代用しようと思ったんだけど、パイシート出してみたら、天板にちょうど良い大きさで

急遽変更して、



そのまま使っちゃった

(一部、破けちゃったトコロは補強して)



私のキッシュはいたってカンタン。

①玉ねぎと、マッシュルーム、ベーコンをしっかり炒めて

(味付けをしっかりして)

②卵2個と生クリーム200mlを合わせて塩・コショウ。

③型に①をまんべんなく散らし、②を流し入れて、200℃のオーブンで30分

おいしいキッシュのポイントは、①の具をじっくり炒めておいしさを引き出すだけ

チーズをのせなきゃキッシュじゃないっぽいケド、今回はナシ



あ、我が家の場合、これで2人前

La Tarte Tropezienne ラ・タルト・トロペジェンヌ ~パティスリー~

2010年10月30日 | お菓子屋さん


お疲れ気味なスーさんの大好物を買いに、

“La Tarte Tropezienne-ラ・タルト・トロペジェンヌ”へ









ブリオッシュみたいな生地に、たっぷりのクレーム・ムースリーヌ(カスタードクリーム+バタークリームのリッチなクリーム)をはさんだもの




今回買ったのは、+αで木苺のコンフィチュール入り

(“カメラの所為”で、画像が乱れております…)



南フランス・プロヴァンスの名物なこのお菓子。

甘くて癒されるお味



フランスで、“ブリオッシュ”は、宗教的にも、生活の中でも、ちょっと特別な存在。

お祭り事に使われたり、日曜日(キリストの定める休日)に食べたり…。

だから、各地方ごとにいろんなブリオッシュが作られてる





私の結婚式で作って頂いた、1m30cmのブリオッシュや、




コレは、フランスの東海岸、ラ・ロシェル近くのブリオッシュを使った名物、

“Brioche pere fouras-ブリオッシュ・ペール・フォラ”



普通食べるパン(バゲットやカンパーニュ)に、卵、牛乳、砂糖なんかを加えて作るブリオッシュは、昔の人達にとっては、高級で、“特別用なパン”だったんだろうね。

日本の“お赤飯”みたいなカンジかな



あ、買って来た袋、2つ目は、



同じお店に売ってた“Pain au Levain-パン・オ・ルヴァン”

ココで買う予定は無かったんだけど、このおいしそうなお顔を見たら、買わないわけにはいかない


で、買って正解

むっちりとしたパンがおいしい

ビニールの袋から出そうとした時に、すでに香ばしい良い香りが




こちらのご主人もおもしろくて、私が1人前のトロペジェンヌじゃなくて、大きめのをお願いしたら、

『1人で食べるの?』

と。

『いえ、主人が大好きなので』

と言ったら、

『ボク、そのご主人大好き

私:『私はあなたの接客、どちらかと言えば好きですよ』

『じゃあ、私はあなたも好き


…どんな会話でしょうね




トロペジェンヌだけじゃなく、他のパンも買ってみたくなった



La Tarte Tropezienne ~ラ・タルト・トロペジェンヌ~
58 Rue Saint Dominique 75007 Paris
7:30~19:30
月曜休

Glaciere グラシエール ~ブーランジュリー~

2010年10月29日 | パン屋さん


本日のパン

Glaciere-グラシエールさん

こちらは、メゾン・カイザーさんの工場長さん(カイザーのシェフは、もちろんカイザーさんなんだけど、パリ市内のパン工房のシェフ)だった方が開いたお店







買ったのは、“Pain-パン”

バゲットの2倍の太さ

こちらのお店は、Baguette au levain-バゲット・オ・ルヴァン、つまり、パン酵母:酵母菌を使った生地を使用。

なので、モチモチ

私好み



カイザーさんほどのパンの種類はないけど、どのパンもおいしそう

そして、タルトなんかも買ってみたいと思った



Glaciere ~グラシエール~
95 Rue de la Glaciere 75013 Paris
7:00~20:00
月曜休