食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Restaurant Gastronomique フランス 星付きレストラン

2014年05月16日 | ごあいさつ
ここで少し

ブログを休んでいる間、いろんな星付きレストランを食べ歩いたので。

“ガストロノミー”なるレストランの事を少し書いておこうかと。



(※ 私の主観に寄る所が余りに多いので、あくまでも、参考に)



フランスのグルメガイドで、一番メジャーなのが、ミシュランガイド

星無しのおいしいお店から、1つ、2つ、そして星

とっても分かりやすいランキング。



パリには、3ツ星が9店。

2ツ星15店くらい。

1ツ星65店くらい?



フランス全体では、3ツ星が27店

2ツ星、1ツ星は…、

数えていない




フランスの3ツ星レストランは、全てフランス料理

今のトコロは、ね



日本のミシュランガイドのラインナップは、和・洋・中バラエティ豊かだけれど。

フランスは、中華、和食、イタリアンは、ほんの少し



3ツ星レストランの価格は、ランチがあれば100~150ユーロ。

フルコースで200~280ユーロ。

パリと地方では、地方の方が、若干リーズナブルなのは土地代



食前酒は、20ユーロ~、

ミネラルウォーター1本・10ユーロ位、

食後のコーヒー10ユーロ位、

その他にワイン代

が、コースもしくはア・ラ・カルトの食事代にプラスされるので。。。



ランチなら180~200ユーロ、

フルコース、もしくはディナーなら、300~400ユーロ位、みないといけないかな

(飲み物代は、選んだワインによって大きく差が出るので、あくまで目安)



2ツ星の価格は、幅が広い。

ホテル・フォーシーズンさんの“ル・サンク”さんのように、3ツ星並みの金額とサービスのレストランから、100ユーロ位で頂ける所まで

1ツ星も、ホテルに入っている所から、ビストロに近いレストランもあって、選び方次第。




3ツ星レストラン、もしくはそれに準ずるレストランでは、

服装は、男性ならジャケット着用、

女性は、素敵な服装で

雰囲気を楽しむ事も大切




忘れがちなのが、チップ

フランスでは、アメリカと違って、チップは強制ではない。

ガイドブックにも、そう書いてある。

でもね、

フランスのレストランといえば、世界中からお客様がいらっしゃる。

チップに慣れた人が大勢いらっしゃる。

マナーとして、置いていくのがベター。

特にお世話になったサービスマンさんがいたら、直接、その方に渡すのもok

知り合いのレストラン関係の方に、

『日本人のお客様って、きれいに食べて頂けるけれど、チップの習慣、ないの?』

と、聞かれた事がある



とはいえ、食事代の10~15%なんて事はなく。

(アメリカの大都市の高級レストランは、15%なんかじゃなくて、25%が普通になりつつあるって本当  )

20~50ユーロが相場かな。

あくまで、気持ち

とはいえ、“スマイル0円”っていうのは、多分、日本だけの概念



『そんな事まで考えなくちゃいけないの

なんて言われそうだけれど

荷物を預けたらレセプションの方にも、

タクシーを呼んでもらったら、ドアマンさんにも、

チップを渡せたら上級者



チップは、日本で、仲居さんに“お心づけ”を用意するのと同じ考え。

面倒なんだけれど

少しでも、広がったら良いなぁ

(そんな事まで考えなくちゃいけないなら行かない、、、とは言わないで欲しいんですが)



レストラン内では、写真は、ほぼ撮ってok

一言、最初に、

『写真撮っても平気?』

って聞いたら、快く快諾してくれる

英語とかしゃべれなかったら、カメラを見せながら“フォト、ok?”って聞くだけでも、お店の方、気分が良いと思う。

他のお客様のお顔が写らない様に配慮するのと、フラッシュは、NGだけれど

あと、動画で店内撮るのも、他のお客様がいたら控えたい

(某国の方が撮っていて、たしなめられているのを何度か見た事がある)



いろいろ書いちゃったけれど。

基本のマナーは、ほとんどの日本人が持っている。

旅の恥は掻き捨て、ではなく。

私たち自身、お店の方も、周りのお客様も、みんなが楽しめる時間を共有したい



あ、

お会計、間違っている事があるので、伝票はしっかり確認したい

フランスでは、“じっくり見たら恥ずかしい”なんて事はないので

Reims ランス観光 4

2014年05月12日 | フランス国内旅行
ランス旅行最終章




ランスには、

ランス大聖堂の他に、



バジリクもある。








こういう所に入ると、毎回思う。

どれだけの人が、

どれだけの時間をかけて、

完成させたんだろうって。

だって、何百年も前に、これだけの建造物を、素手で

実際、何十年、何百年もかけて、完成せずに使われている教会も、ある。




あとは、

お買い物



ランスで有名な、





ビスキュイ・ローズのお店。

フランス革命の、ずっと前からある というパティスリーさんの看板商品

モチロン、パリでも購入できる。

でも、これ、

“シャンパーニュ地方の名物で、シャンパンと一緒に食べる(シャンパンに、浸して食べるのが)んだよ”なんて教えられたのが、何年前

(フランス人、何でも“浸す”

パン・オ・ショコラも、ビスケットも、パウンドケーキも、コーヒーや紅茶に浸して食べる。

それがまた、おいしい)

それ以来、絶対シャンパーニュ地方に行って、そこで買うんだ

と、思っていた私。



ナンだけれど

もう、買わない



このビスキュイ・ローズ、

何がイチバンの魅力かって、

この、素敵なピンク色

何を使って、この色を出しているのかな~?

と思って聞いてみたら、コチニール色素

天然着色料なんだけれど。

ようは、“虫”から取られた着色料。

体に直接、害があるっていう訳では、無いのかもしれないけれど。



私、今回の旅行でカビアレルギーが確認されて

(シャンパンのカーヴのカビに反応)

食べ物のアレルギーがあり、

カビのアレルギーも発症し、

このコチニール色素も、アレルギー起因物質なので…。

(虫のたんぱく質が、実際の原因)

((日本でも、使って良い食品添加物なんだけれど。

原材料名に、E120とか書いてあったら、要注意))






これは、おいしかった




シャンパンのコルク栓の形をしたクッキー。

ほんのり、シャンパンの香り

しかも、お手頃価格



そして、



ボンボンショコラ。

これ、中にアルコールが入っている

スーさんも私も、こういうの、苦手


でもね、




これも、コルクの形していて、思わず。。。



それから、



パティスリー・ショコラトゥリー・パスカル・カフェさん

以前は、パリにもお店があったんだけれど。

今は、ホテルとかに納品するのみ




エクレアを、歩きながら頂いた

あと、



チョコレート




こちら、



chocolaterie des Sacres ショコラトゥリー・デ・サクレさん。

ルレ・エ・デセールっていう、フランスのパティスリー協会に加盟されているショコラトゥリーさん

と、いう事で入ったんだけれど。

あまり魅力的なものが無く




私の好きな、オランジェットだけ、購入。

お味は、まぁ、普通だった。



で、



こちら

お肉&お肉加工品のお店なんだけれど。

MOFの称号を持つお肉屋さん

MOFっていうのは、フランスの、国が認めた国家最優秀職人賞

料理人さん、パティシエさん、ショコラティエさん、

お花屋さんや大工さん、etc...

職人さんだけが頂ける称号。

とはいえ、そう簡単にはもらえない







パテを、少しだけ購入

おいしかった~

歩きながら食べちゃったピザも、良かったな~

こういうお店、家の近所にあったらな~



そして、



シャンパン

多分、そのシャンパンメーカーさんで買うのが一番安いんだと思うんだけれど。

街のワインショップ(もはや、シャンパンショップといっても過言ではない店内だった)でも、お値段、パリで買うより安かった

我が家は、家ではあまりお酒を飲まないので。

今年のクリスマス、スーさんの実家で、みんなで飲む用のシャンパンを購入

ちょうど、ここに来る前にうかがった3ツ星レストラン、アストランスさんで頂いておいしかったシャンパンを見つけたので




久しぶりのまったり旅行

お天気も良く

楽しい旅行だった

Reims ランス観光 3

2014年05月11日 | フランス国内旅行
しっかり腹ごしらえをして

向かったのは、





Pommery シャンパンメゾンの最大手のひとつ、ポメリーさん

ポメリーさんのカーヴ見学




エリザベス王朝様式の、素敵な建物

ここで、ポメリーのシャンパンが造られている




ちなみに、

シャンパンの大手メーカーといえば、

ドン・ペリニョンで有名な、Moet & Chandon モエ・エ・シャンドンさん、

黄色いラベルでお馴染みの、Veuve Cliquot Ponsardinさん、

そして、

この、

ポメリーさん、かな?



ポメリーさんは、現代スタイルの辛口シャンパンを作り出したメゾン

それまで、シャンパンって、甘口だったんですって

そして、デザートワインの1つとして飲まれていた




それを、旦那様を亡くして、メゾンの責任者となったポメリー夫人が、イギリス人の辛口嗜好に合わせて、改良した所、これが大ヒット

そのおかげで(いえいえ、作り手さんのたゆまぬ努力で)、

これだけ大きなメーカーに成長して、ローマ時代からあるシャンパンカーヴを守り続けている。




チケットを買って(こちらも、試飲するシャンパンによって、いくつかの種類がある)、広々とした待合室(?)に入る。

と、



大きな樽

ただの飾りじゃなくて、実際に、アメリカまで

これでお酒を運んだそう



ポメリーさんのカーヴ見学は、映像とかは無く、案内のお姉さんと、カーブをテクテクと歩く。




これ、ホンの40年くらい前まで使われていた、シャンパンを移動させる為の物。



シャンパンになる前の瓶は、



こんな状態で保存されている。


理由は、



瓶の中、口の部分に溜まった、“ほこり”のような物、オリっていうんだけれど。

これを、口の部分にためる為。

しっかりと、たまった所で、この不純物を取り除く。

普通のワインでは、これ、瓶の中に入ったまま。

でも、シャンパンには不適切。




ポメリーさんのカーブは、



壁に彫られた彫刻がいくつか

色が付いているようなのは、カビ。

シャンパンカーブは、湿度と、温度管理が大切。

だから、カビとの共存。





これは、ちょうど修復が終ったばかりの壁画。

新品みたい





とある壁画の拡大写真。

この人たちが持っているグラスが、昔のシャンパングラス。

底の方が大きくなっているのは、そこに、さっき書いた、“オリ”を落とす為。

今は、オリを除去する方法があるけれど。

昔はそんなの無かったワケで。

その時代ごとに、人はおいしさを追求していた証






暗い写真で申し訳ない

ここは、古いシャンパンたちが眠るお部屋。








もはや、展示品

とはいえ、時々、コレクターさんなんかが購入する事もあるそうで

お値段は…、

聞かない方が、良いね



そして、



このシャンパン

なんと、170年前の沈没船から引き上げられたシャンパン

2、3年前、そんなものが発見されたって聞いたような気がするけれど。

まさか、自分の目で見ることが出来るなんて




案内して下さったお姉さん、スーさんと私的に、大当たり

いろんなお話を聞くことが出来た。

って、この時期、シャンパーニュ地方の観光はオフシーズンな事もあって、お姉さんと、スーさんと私だけで見学。

お姉さん、貸しきり状態



最後は、試飲

今回、スーさんと私は、別なランクのチケットを購入




もちろん、最上級キュヴェ、プレステージシャンパーニュ“キュヴェ・ルイーズ”は、外せない


そして、スーさんが試してみたかったという、



甘口シャンパンと、ミレジメシャンパン。

甘口シャンパンってね、砂糖を添加しているそうで。

思ったより、おいしいものではなかった

ま、経験は大切



もちろん、“大手だからおいしい”っていう事はない

私の好きなシャンパンのメゾンさん達は、どちらかというと、小規模な所が多い?

そのボトルの格にもよるし。

でも、限りある時間の中で、カーブ見学をしようと思ったら、まずは、大手さんがおススメ

そして、その後に、気になるメゾンにうかがうのが、良いかもしれない



本当は、この後、テタンジュさんとか、翌日、某メゾンさんにうかがおうと思っていたんだけれど。

スーさんの体調により、已む無く断念

ま、次回のお楽しみ、という事で


Restaurant l'Assiette Champenoise レストラン・ラシェット・シャンプノワーズ

2014年05月10日 | 外食 レストランとか
シャンパーニュ地方、ランス滞在。

一番行きたかった所のひとつ、



Restaurant l'Assiette Champenoise レストラン・ラシェット・シャンプノワーズさん




フランス最高峰のグルメガイド、ギド・ミシュラン。

3ツ星、2ツ星、1ツ星。

そして、その他のグルメなレストラン&ビストロを紹介するガイドブック。



毎年発売される時期には、

“今年の3ツ星は

なんて、食事好きな方たちの中で話題に上る。

本家フランスの注目度は世界中から



そんなミシュランガイドで、今年、唯一の3ツ星昇格となったのが、ここ、ラシェット・シャンプノワーズさん

去年、別な媒体で、“2013年・今年最高のシェフ”の栄誉を獲得されたこちらのシェフ。

3つめを獲得されたのは、当然の流れ



ランスの中心部からは、バス1本、タクシーでも10分位で着いちゃう。

建物を引きで撮ると、



こんな感じ。

左の平屋の建物部分と、中央の建物の2階部分がレストラン。

(2階部分は、個室もある)

建物の後ろには、宿泊施設



私たちは、2階のお部屋に案内された。

ここ、多分10名以上とかの団体さんには個室として利用されるんだろうな。



こちらのレストランでも、レ・クレイエールさん同様、食前酒をバースペースで? と、聞かれたけれど。

すぐにテーブルに案内して頂く事に。






日差しの差し込む、素敵なテーブル。




バックは、肘掛け椅子に掛ける事が出きる様になっていた。



なんと今回、



食前には、ノンアルコールのカクテル

お昼にうかがったので、この後、予定もあったし、

スーさんは体調も良くなかったので





食前酒のお供のフィンガーフード

おいしくて、これは食事にも期待が高まる





封筒に入っていたのは、ランチメニュー。

こういうの、ステキ



でも、

私たちは、フルコースのメニューを選んだ。



こういう、少しお高いレストランでのメニュー選びは、

1、好きなものを、ア・ラ・カルト(単品)から選ぶ

2、シェフが組み立てたコース料理を選ぶ

3、量が食べられないので、単品1品 もしくは、ランチコース

4、雰囲気を味わいたいけれど、リーズナブルにランチコース



ランチコースは、リーズナブルだけれど、その分量が少ないか、食材が違う。

特に、お肉とお魚。

フルコースやア・ラ・カルトには、シェフのスペシャリテが入っている事が多いから、そういうのが食べたい人には、ランチコースは不向き。

とはいえ、一流の料理人さんとそのスタッフさんなら、ランチコースの食材でも、その食材を最大限に活かした一皿を作ってくれる

お金にうるさいフランス人は、初めてのレストランでランチコースを頼んで、満足したら次回からフルコースを頼んだり、ア・ラ・カルトを食べに来る人もいるしね。

それに、ランチコースは皿数が少ない分、時間が短縮できるから、ビジネスランチで利用される方もいるし。

要は、その方のレストランの利用の仕方で、好きに選んで良いって事。

(ただし、3ツ星レストランだからって、ランチコースで、最高の食材(フォアグラとか、黒トリュフとか)をふんだんに使った内容を求めるのは、難しい)



いろいろ書いちゃったけれど、

早速、お料理




パンは、カンパーニュ1種類のみ。




有塩バターと、無塩バター。




お塩と胡椒の銀器、欲しい






最初の一皿、アミューズ・ブーシュ、先付け。




生ハム





アスパラー




これね、アスパラか何かのゼリーだと思ったら、



中にチーズが隠れていた

おいしいだけじゃなく、手が込んでる



ここで、



私だけ白ワイン

やっぱり、フランス料理には、少しだけでも、ワインが欲しい

コース全体を白で合わせる事が出来る様、しっかりとした、ボリュームのある白ワイン





ニョッキ。


スーさんのには、



えび付き



こちらのレストランでも、



ソースは横に置いてくれた





こんなスプーンが出てきたのは、




フォアグラ用。

おいしい

しかし、食べづらい



お次は、



オマール海老がスーさん用に。


私には、



スズキさん

皮付きで出てくるのって、フランスでは珍しいかも





マトウダイ

この、付け合せのダイコン、薄~く桂向き状態になってるの

それを、巻きなおして、この形に

食感が面白いし、何より、ビックリする(笑)



これ



フダンソウだって。

この、



ソースがおいしくって

残ってたソース、全部頂いちゃった

スーさん、



な顔してたけど



メインは、



小鳩。

最後まで、しっかりおいしかった料理たち



で、



チーズ



今回は、



この4つ。

食べた事の無いものシリーズ


スーさんは、



この2つ。

『なんでルブロッション

香り、強過ぎるんじゃ…

って、チーズ嫌い(食べられるのはカマンベールのみ)なスーさんに聞いたら、

『ルブロッションは平気

…、

ツボが分からない



最初のデザートは、



パイナップル


これに、



生ココナッツをかけて下さった



食べ終わったら、













次々に出てくる子菓子達



で、



最後のデザート、チョコレート。



料理、デザートとも、大満足



食後の飲み物は、



この中から選べる。



コーヒーを選んだ私達は、



そのままテラスへ

3月でも、お天気が良かったので、テラスが気持ち良い




コーヒーをゆっくり楽しんで



なぜか、



お土産に、パン。

家に帰ってきてから食べたんだけれど。

家に着いたのは翌日で、その後に食べたから、おいしかったけれど、硬くなりかけていた

旅行中の方は、どうするんだろうね



お腹、大満足



ただね、

サービスが…、



他のテーブルにはされていたサービスが、いくつか、私達のテーブルではされていなかった。

それが、残念



昨日うかがった、レ・クレイエールさんの“ル・パーク”も、今回のラシェット・シャンプノワーズさんも、どちらも、とってもおいしいレストラン

2ツ星のレ・クレイエールさんの方が、サービスも含めると、好きだったかな

Restaurant LE PARC レストラン・ル・パーク

2014年05月09日 | 外食 レストランとか
スーさんと私の旅行鞄は、いつも大きくなってしまう

 じゃなくて、スーツケース、必須

何故なら、必要な着替えの他に、+α  が…。

それもこれも、おいしいものの為 



で、



Hotel Les Crayeres ホテル・レクレイエールさん内の、





Restaurant LE PARC レストラン・ル・パークさんへ




レストラン・ル・パークさん、

いえいえ、ホテル・レ・クレイエールさんは、元々、このホテルのご近所のシャンパンメゾン、ポメリーの創始者さんが建てたお屋敷。

シャンパン地方有数のグランメゾンさんが建てただけあって、豪華で素敵




レストランに入り、コートを預けたら、

『食前酒、バーかサロンでお召し上がりになりますか?』

ですって



パリにも、高級なレストランはあるけれど。

そんなスペース、ホテルじゃないと、なかなか無い

(ホテルでも、そんな風に勧めてくれない

自分で、予約前に行くとかしないとね)



で。

スーさんも私も、意外とせっかち。

ゆったり食前酒を楽しむより、早く食事を

ってなワケで、直接ダイニングへ。





もうね、夢の世界






カバン置きの変わりのフック。

お店のロゴ入り。



テーブルに着くと、シャンパンのワゴンが。

何種類ものシャンパンの中から、



それぞれ、シャンパンを選ぶ。

スーさんはロゼシャンパン。

私は、プレスティジュ・シャンパンを。



もちろん、食前酒、飲まなければいけない訳ではない。

お酒が弱い方や、宗教上の理由で飲まない方もいらっしゃるので

食前酒=シャンパン、が、オーソドックスなフランス風だけれど。

カクテルでも、ノンアルコールでもok。

でも、シャンパーニュ地方に来たし、せっかくだから、ね。

(アレ?

どうらく人、いつも飲んでるよね?

とか言わない) 



ちなみに

こういう高級なレストランでは、食前酒の値段って、提示されない所が多い。

(メニュー表を下さいって言えば見せてくれるけれど)

値段を聞くのは恥ずかしいけれど、お手頃なお値段のものを、なんて考える方も多いのでは?

ここで必要なのが、ちょっとした知識。

“ロゼシャンパンは高い”っていうのは、日本での事。

もし、シャンパンが何種類かあったら、普通、“スタンダード”が一番安い。

あと、“辛口”。

次が、ロゼシャンパン。

意外とね

そして、“ミレジメ”や、“プレスティジュ”が、ランクが上のシャンパン。

(もちろん、レストランによって違いもあれば、例外もあるので、これが全てではありません)

今回も、スーさんが選んだロゼは、私のプレスティジュの約半分

とはいえ、ここはシャンパーニュ地方のランス。

プレスティジュ・シャンパンも、パリの半額くらい



食前酒のお供には、



フィンガー・フード。

全部、おいしい



あ、ここ、ル・パークさんは、ミシュランガイドの2ツ星

実は、ランス旅行を決めた時、すぐに予約をしたのが、ランスにある3ツ星レストラン。

去年、“フランス一のレストラン”に輝いて、今年3ツ星に輝いたばかり

で、友人に予約をした事を話したら、

『レ・クレイエールには行かないの

と。

話を聞くと、

このレストランのシェフは、パリの3ツ星レストラン、ル・ムーリスでスーシェフ(シェフのすぐ下のポジション)をされていた方。

レストラン・ムーリスさんが3ツ星を取る、まさにその時、実際に料理を考案されていたお1人

もちろん、ランスの情報を調べていた時に、このレストランの名前も出てきたけれど。

2ツ星より、3ツ星でしょう、と、予約は取らなかった。

しかし、異口同音で、レ・クレイエールを勧めてくる友人達

それで、スーさんに、

『スーさんや、レストラン、予約しちゃった後でナンなんだけど…

と、話したら、どうやらスーさんも、同僚達からこのレストランの評判を聞いたようで。

『そこも、予約しちゃおう

って。



あぁ、スーさんありがとう










おいしいパンが運ばれてきて。






最初のスープ。

これ、激ウマ

一気に胃袋をワシ掴みされた感じ





お次の黒トリュフとフォアグラのリゾット。

コレ、お腹いっぱい食べたい





グラスの赤ワインで、って、ススメられたもの

残念ながら、このランクでは、料理に負けてしまっていた

スーさんが選んだ白の方がおいしかった



続いて運ばれてきたお皿



シンプル

って思っていたら、




ワゴンが運ばれてきて、デックパージュ(テーブルの前で、取り分けてくれる)



器の中に付け合せの野菜を入れて、パイ生地でふたをして、調理されたお野菜を、



その場で、お皿の上に盛り付けて下さる。

そこにソースをかけて。


しかも、



パイ生地も、食べて良いんだってー





お肉用のカトラリー。

レストランの内装に負けない豪華さ

あ、このフォークたち、裏返ってますけど。

サービスの方が、置き間違えたわけでは、ない

この置き方が、フランス風。

フランス料理は、貴族・王族の為の、宮廷料理。

昔は、1人1人、マイ(自分用)ナイフ&マイ(自分用)フォークを持っていて。

フォークとかの裏面、持つ所端の丸くふくらんだ所に自分のイニシャルを入れていて。

裏返しに置く事で、それが自分のものである、と、分かりやすくしていたそう。



そんな中、

出てきたのが、



お肉ー

見るからに、おいしそうでしょ

見たままに、おいしかった



その場でかけて下さったソース、



残った分をテーブルに置いて下さったので。

1滴残さず頂いた(笑)



そして、



チーズ

なんと、シャンパーニュ地方のチーズのみを用意していらっしゃるそう

正直、この地方に、これだけの種類のチーズがあるなんて、知らなかった

フランスの有名所のチーズは、パリにいれば食べる事が出来る。

こういう、地の物を頂く事が出来る幸せって



私の、



欲張りなお皿と、




スーさんの、“チーズ、苦手です”な一皿

それでも、サラダを用意して下さっているのって、スーさんにとって、はうれしいサービス



そして、



一皿めのデザート。

お口の中をすっきりさせてくれる一皿。



メインは、



素敵ー

そして、おいしい

壊すのが、もったいないくらい



そして最後に、食後のコーヒー。

『よろしければ、サロンでどうぞ

というお言葉に、

せっかくだから、行ってみよう、と



それが、



コチラ

さすが、雰囲気のあるサロン



実は、うかがったのは3月。

今の時期なら、お昼時も、新緑の眺めの素敵なレストランなんだろうな



ここで、





コーヒーと、小菓子を



あぁ、至福。。。



フランスに来たら、

ぜひ

こういうレストランで食事をして頂きたい

日本に海外旅行に来た外国人に、お寿司(回らないの)や懐石料理を食べて欲しいのと同じ感じ?

もちろん、たこ焼きやお好み焼き、もんじゃ焼きにカラオケも体験して欲しいんだけれど。

食べる事に興味がある方はもちろん、あまりない方にも、滞在中の食事の、1回くらいは、ね

Reims ランス観光 2

2014年05月08日 | フランス国内旅行
シャンパーニュ地方で一番大きな街、ランス。

でも、街だけ観光しようと思ったら、半日もかからない




駅は、中心市街地から歩いて5分の所。

主要ポイントには、トラムかバスが走っているから、見学&観光にとっても便利



で、スーさん、

『アルコールが入ったら、お腹が空いた~

と、言うので、



近くにあったレストランへ



ここ、





いろんなシャンパンのメゾンさんの名前がいっぱい



頼んだのが、



ハンバーガーはスーさん用


私は、





仔ウサギのパルマンティエ



お昼は、軽めに終了させた私たち。

夜に備えないとね




駅の近くには、



早速シャンパンメーカーさんがあったり、





マルスの門なる史跡。

“全ての道は、ローマに通ず”

なんて言葉を聞いた事があるけれど。

この“道”っていうのは、ワインをローマに運ぶ為の道っていうのが、一番の理由だったそうで

そのワインの中には、シャンパンも例外ではなく。

その道の完成に敬意を表して建てられた門。




“地方に出たら、その街のマルシェ(朝市)に行く

が、私の楽しみの一つ

で、ランスの街のマルシェは…、



屋内マルシェ。

でも、出ているお店が3、4軒のみ

この日は平日で、土曜日が一番賑わうそう。

どのくらい賑わうのかなぁ。。。










古い建物があったり、やっぱり、歴史のある街なんだなぁって、改めて思う。






ランスといえば、



ランス大聖堂

フランスの王様は、代々、ここで戴冠式をされていた。

とっても由緒ある大聖堂



残念ながら、外装の清掃中で、全体を写真に収める事は出来なかったけれど




お掃除のビフォー・アフター

下の部分と、上の部分の色の違いにご注目(笑)





ステンドグラスも、本当に綺麗









こんな、水墨画みたいなステンドグラスも。



大聖堂のお隣には、



美術館。




フランス王家の紋章、ゆりの飾られたお部屋や、






戴冠式で使われた王冠(の、多分レプリカ)。



そして。

ランスは、第一次世界大戦で戦地になった場所。



これが、




大聖堂に落とされたんだって。

展示されているものには、驚くようなものもあったけれど。

このブログには載せません



ここで、タイムアウト。

着替えに、ホテルに戻らなければ

なんたって、晩ご飯は…



あ、

ランスのトラム、1日券(2日滞在するなら2日券)がお得

だって、1日トラム&バスが載り放題で1.5ユーロ。

東京の地下鉄初乗り料金より安い

ホント、日本に旅行に行った事のあるフランス人によく言われる。

『日本は、交通費が高過ぎる

と。。。

Reims ランス旅行 1

2014年05月07日 | フランス国内旅行
さて




仕事が~

と、言いながら。

行ってきちゃった、Reims ランス旅行

しばらく、フランス・ランス旅行でのどうらく日記をお楽しみ下さい




フランスのランスは、シャンパーニュ地方の要。

シャンパーニュ地方といえば

おめでたい事に欠かせない、泡モノアルコールの最高峰

シャンパンが造られる場所




パリから高速鉄道TGV(新幹線みたいなの)で45分。

パリから、意外と近い

フランスに旅行にいらっしゃる方や、パリに住んでいてフランス国内旅行する方なんかは、日帰りでも行けちゃう




が、しかし。

スーさんと私のこと。

おいしいものを食べて、のんびりしようと思ったら日帰りでは済まない

ので、今日まで楽しみにしていたワケで

私たちは、2泊3日の旅行に




ただねぇ、

スーさん、体調を崩してしまっての参加で

行きたかった所、半分削除。

ま、実はほぼ2年ぶりのスーさんのバカンスだったので。

今回は、スーさんが体調を崩す前から、“のんびり旅行”と、決めていた私。

1度来れば、勝手が分かるから、次回は日帰りでの計画も立てやすくなるし




ホテルに荷物を預けて

最初に向かったのは、



G.H.Mumm ジー・エイチ・マムさん

普段、“マム”と呼ばれるシャンパンメーカー。

“F1の表彰式のシャンパンファイトに使われるシャンパン”っていうとイメージしやすい?

そんな、大手のシャンパンメーカーさん

(フランス語では、こもった感じで“ムゥム”って発音)






カッコい~建物

と、思ったら。

こっちはオフィス? 迎賓館?





道路を挟んで向かい側だった

“カーヴの見学”って、シャンパンが実際に眠っている所を見学させて頂くわけだから。

美しい建物は必要ないね




しかしながら

さすがは大手メゾンのマムさん。



建物内は、やはり、美しい



スーさんと私が予約したコースは、フランス語の案内コース。

他に、英語での説明コースもある




最初に、映像での説明があり




実際にカーブへ降りていくと、




昔、ぶどうジュースの発酵用に使われていたのは、樽。


その後は、

こんな、



お風呂みたいなタイル張りの中にぶどうジュースを入れていたそうで



今は、ステンレス製の大きな容器。

時代と共に、製造工程も進化してきているそう。






カーブの中。

見学コースだけれど。

実際に、商品になるシャンパンたちが眠る場所。

フラッシュを使ったのは、この1枚が最初で最後。

なんか、寝ているシャンパンたちに申し訳なくてね



たくさんのシャンパンたちが貯蔵されているカーヴの中で。



幻想的(?)な一画。

マムの、初代のシャンパンボトルが展示されていた




昔は、エチケットは無くて。

でも、マムのシンボルの赤いリボンは、ずっと変わらないみたい





マムのカーヴの中で、一番長い直線通路だそう。

実際に、お仕事されている方、は

見えなかった。

休憩中???




最後は、





昔の道具達の展示室。

いろいろ写真撮ったんだけれど、全部ピンボケ

何があった

私…




軽~くな見学とはいえ、3、40分。

歩いた後は、

試飲タ~イム



シャンパンのカーヴ見学は、いくつかのシャンパンメーカーさんで出来るけれど。

もちろん、無料ではない

とはいえ、料金の中に、試飲料金も含まれている。

で、この料金には、いくつかのプランがある所が多い。



シャンパンってね、

ハッキリとしたランク別けみたいなのがあって。

基本、フランスで作られているワインで、国の規格をクリアするためには、“同じ年に収穫されたぶどうのジュースを原料にすること”が義務付けされている。

だから、ボトルには、その年号が明記される。

安いワインや、紙パックワインに年号が書いていないのは、違う年数のぶどうジュースを使っているから。

それが、ワインの基準のひとつなんだけれど。

シャンパンは、違う年のシャンパンをブレンドする事を許された製造方法。

このブレンドされたシャンパンが、各メゾン(ワインメーカーさんの事を、メゾンと呼ぶ)のスタンダードシャンパン。



シャンパンは、熟成させなければシャンパンにはならない。

ま、そのために必要なカーブだからね。

で、スタンダードシャンパンは、瓶詰めされてから最低15ヶ月の熟成が必要




タンク(もしくは樽)で熟成させて、

瓶に詰めて熟成させて、

それから15ヶ月の熟成。



チーズも同じだけれど、熟成させるには、スペースが必要。

手間をかけて作っても、すぐには出荷できない。

“シャンパンは高い”って、よく言われるけれど。

それは、手間の上に隙(ヒマ)をかけて、作られるから。




話が逸れちゃったけれど

スタンダードシャンパンの上のランクは?

それは、単一の年のぶどうから作られたシャンパン。

これは、最後の熟成に3年~5年必要。

“Millesime ミレジメ”って書いてある。

通称、ヴィンテージ・シャンパン。

上質のぶどうが取れた年に造られるシャンパンで、良いぶどうが取れなかったら、全く作られない事もある。

『私の誕生日年のシャンパンが欲しい~』

なんて言っても、無いものはない



そして、その上が、

“Prestige プレステージ” 特級

これは、カーブで7年以上寝かせなければならない。

え?

なんで寝かせるのが良いのかって?

それは、製造工程で酵母(アルコールを作る為に、日本酒にもビールにも必要な彼)が奪ってしまった旨み成分をシャンパンの液体内に戻す為。

出荷される前に、酵母のカス、オリを取り除く。

つまり、出荷された後に、いくら寝かせても、味は良くならない。

シャンパンは、出荷された時が飲み頃

スタンダードなシャンパンは特に、ね。

ミレジメやプレステージに関しては、保存しても面白いかもしれない

(スーさんは、ランスのシャンパンショップで、自分の生まれ年のワインを見つけて、購入を真剣に考えていた

1本30万円以上ですよ…)

((持って帰るのが、すでに怖い))




他にも、素敵なシャンパンの選別方法はあるんだけれど。

長くなっちゃうので




話を元に戻して。

スーさんと私は、3つのコースの中で、一番良いシャンパンが 飲める 試飲出来るコースを選択していたので。




マムさんのロゼシャンパンと、





2006年のミレジメを頂いた。





昼間っからのシャンパン、贅沢~






シャンパンのボトルの大きさもいろいろあり。

一番大きいの、20kg位あるそう

F1のレースで使うシャンパンファイトは、3000ml

写真の中では、2番目に大きいサイズね

普通のが750ml。






最後に出てきた、



この瓶たち

香り当てクイズー



ワインとか、シャンパンとか、よく、

『○○の香りのような~』

とか、ソムリエさんが表現する。

瓶の中の香りをかいで、それが何の香りなのか、当ててみようという。

これね、難しい

嗅覚にコンプレックスは無いと思っていたスーさんと私だけれど。

やはり素人。

普段、どれだけ視覚に頼っているかが分かる。

7個試して、当たったのはスーさんが2つ、私が3つ

一緒のグループで回っていたドイツの皆さんは、正解、0




最後にブティックがあって。

そこでお買い物も出来る。

初、シャンパンカーブ見学

楽しませて頂いた

Patisserie Sebastien Degardin パティスリー・セバスチャン・デガルダン

2014年05月06日 | お菓子屋さん
ちょっと、お久しぶりになっちゃった、




Patisserie Sebastien Degardin パティスリー・セバスチャン・デガルダンさん



『新作出来てるのに来ないの~?

ってメールが来たので。

仕事の休憩中に走った



新作ケーキ、



クリオロ



ヤバイ

どうしよう



他のチョコレートケーキ食べれなくなっちゃう



もう1つ、



ドルチェ。

これも、おいしいなぁ



常々思っているけれど。

パティシエさんは(料理人さんも)、技術があるだけじゃ、おいしいものは作れない


技術に加えて、

良い素材、

それを手に入れる人脈、

有効活用するための知識。

全てが必要になる。



その全てを兼ね備えている、数少ないパティシエさんのひとりが、彼だと思う




ついでに、















定番のケーキたちも入手。

何せ、久しぶりですから



さらに、



ピザとキッシュも



セバスチャンのピザとキッシュは、私の中で、パリで一番



あ、新作ケーキ、あまりにもおいしくて、全部1人で食べちゃったから。

スーさんの分、今度買ってこないと

と、思っていたら

クリオロ、期間限定だったみたい

“クリオロ”っていうのは、チョコレート豆の最高品種。

その中でも、最高のものは、一部パティスリ-が全部買い占めちゃって

一般のパティシエさんが使う事はなかなか出来ないそうで



せっかく出来た新作ケーキなのに、

もう、材料が無いそう



次回の、お楽しみ



あ、





塩モノの新作と、







パンの新作も



グージェール(シュー生地の中に、ベシャメルソースが入った、フランスの伝統料理)、また食べたい

Livre 本

2014年05月05日 | お気に入り
またスーさんが買ってきた




パティスリーの本。




こちら、ちょっと前に買って。

今まで、

ずっと、

袋の中に入ってた



買ったの、もう、2ヶ月位前…? 



スーさんが買うのは、アシェット・デセール(皿盛りのデザート)の本が多い。

この本、

『“おいしそう”では無いけど、参考になる

と、スーさん。



中身は、



こんな感じ。

私にとっては、写真集



見ていると、また、おいしいものが食べたくなる




そして。

スーさんにお願いされていた本、



グルテンフリーの料理本

も、買ってきた。




世界中で増えているグルテンアレルギー。

アレルギーの方にも、

ダイエットをしたい方にも重宝する、

グルテンを使わない料理本。



私の好きなパリのレストラン、NOGLU ノーグルの日本人のシェフが料理のレシピを担当

(うかがった時の記事はこちら→☆)



これだけ、いろいろなレシピ本を買っているんだから、私も料理、してみても良いんだけどね


Restaurant Passage 53 レストラン・パッサージュ・サンカントロワ

2014年05月04日 | 外食 レストランとか
ちょっとね、

ブログを休んでいる間に、いろいろレストランに行かせて頂いた私。

スーさん、ありがとう



こちらも、ずっと行きたかったレストランの1つ。

もうね、

パリ、

いや、

フランス、

いやいやヨーロッパ中、

行きたいレストランがあり過ぎて



全部行くには、時間もお金も足りないなぁ

(多分、どれだけあっても足りない)




うかがったのは、



Restaurant Passage 53 レストラン・パッサージュ・サンカントワさん



こちらのレストランは、フランスで初めてミシュランガイドで2ッ星を獲得された日本人シェフのレストラン

こちらも、なかなか予約の獲れないレストランで

(毎回試していたのが土曜日だったから?)

平日に、何とか時間を空けて予約完了

でも、都合により(?)お昼。



パッサージュ・53っていうのは、ほぼ、住所。

パッサージュ=通り道 の、53番。

この通りが、また、レトロでねぇ

パリ観光の定番ストリート?



小さな入り口を入ると、小さなメインフロア。

小さいとは聞いていたけれど、想像以上



案内されたテーブルに着き、



シャンパンで一息

こちらのレストラン、荷物を置く台が無かったので、自前のカバン用フックを使用。

(あると便利なカバン用フック。

私、全部のカバンに、1つずつ入れてる。

こうすると、忘れる事も無し)

私のこのフックは、シャンパンメーカー・Deutz ドゥーツさんのもの。

お願いしたロゼシャンパンと、フックの色がお揃いでテンションが上がる





ステキな飾り皿




テーブル上は、シンプル。




こちらのレストラン、お昼のメニューは2つ。

フルコースのメニューと、皿数の少ない4皿のメニュー。

私、アレルギーがある事、予約の際に言い忘れてしまって

その場で相談したら、フルコースのメニューでは、対応が難しいかも、と、言われて、ご迷惑をおかけする訳にはいかないので、皿数を少なくしたお昼のコースをお願いする事に。

でね、

『40ユーロをプラスすると、フランス産のキャビアのお皿を足せます』

って、言われので。

もちろん、

『お願いします

と。



最初に出てきたのが、



お野菜のクリーム。

上に乗っている粒々、ブロッコリーの先端部分だって

仕事が細かい

そして、おいしい




お次に、





追加でお願いした、キャビアー

フランスのキャビア、塩味がキツくなくて、食べやすい。

でも、私、やっぱり、キャビアは好んでは食べないかも、と、再認識



お次は、



季節のホワイトアスパラ。

大好物

今シーズン、もう、100本位は食べていると思う

しかし、私が茹でるのと違って、やはりプロ

おいしさが、体に染み渡る~



お魚料理。



魚の種類、なんだったか、忘れちゃった

こっちには、私のもうひとつの大好物、グリーンアスパラが

私、マルシェ(朝市)に行くと、どっちを買おうか迷って、どっちも買っちゃう派

これまた、おいしい。



そして、



お肉。

鶏さん

ソースも、付け合せも、おいしくって止まらない



しかし。

量が…、足りない…

やっぱり、フルコースにすれば良かった。

次予約する時には、確実に、予め予約の段階でお伝えしなければ




デザートは、

一気に2皿運ばれてきた。




チョコと、




チョコと。

私、1つめの方が好き



食後に、



コーヒーをお願いして




マドレーヌが付いてきて。




レストランの雰囲気、サービスは、2ツ星ではない。

“料理に付いた

それが、私の初めてうかがった印象。



とってもおいしかった料理たち。

フルコースでお願い出来なかったのが残念

次回は、ホント、全てを堪能したい