食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Cidre rose シードル・ロゼ

2013年03月31日 | 飲み物
おうちで、



クレープ




フランスのクレープは、そば粉で作ったクレープがお食事用、

小麦粉で作ったらデザート用に






お供には、



りんごの発泡酒、シードル~



退職した同僚にね、頂いた

しかも、さくら模様のグラスも一緒に



シードルはりんごの発泡酒。

普通は茶色っぽいというか、こがね色?

でもね、

この頂いたシードルは、



ステキなさくら色




私にとって?

それとも、

日本人にとって?

さくら、3月っていうのは、終わりとはじまりの境いめのイメージ。

9月を軸にするフランス人の“年度”とは違うんだけれど。



それでも、

このグラスを私に選んでくれた事に感謝して。

彼の、進む道に、乾杯

LE CHOCOLAT ル・ショコラ

2013年03月30日 | お菓子屋さん
また行ってきた、



LE CHOCOLAT ル・ショコラさん




今日のお目当ては、



パック(復活祭・イースター)の卵




パックは、イエス・キリストが磔にされて亡くなった3日後に復活した事をお祝いする日。




でも、

クリスマスは12月25日、

とか、

ハロウィンは10月31日、

みたいに、決まった日にちじゃなくて。

毎年、“その日”が変わる祝祭。



“その日”は、

“春分の日の後の最初の満月の次の日曜日”

日本人の私達からすると、分かりにくいけれど

今年は3月31日。

去年は4月の前半だったし、その前は4月後半だったり…。

ちょっと、ややこしい



イベント好きの日本に、パックが浸透しないのは、この日にちが移動する所為なんじゃないかと、私は思う



で。

パックは、復活を祝う日。

復活の象徴は、卵



ル・ショコラさんは、アーティストさんに卵の型をお願いして、



こんな形に



アーティストさんの仕事が遅くてこだわり抜いた仕事のおかげで、本番1週間前にやっと店頭に並んだたまご達

私はミルクチョコ味を選んだ




しかし

私が、本当においしいと思ったのが、



これ



卵の殻の中に、4つのフレーバーのプラリネが閉じ込められている

私とスーさんのイチバン人気は、ココナツ味



殻をむくのが大変だけれど。

このおいしさのためなら、そんな試練、乗り越えてやるワイ



パックが終わっても、売らないかなぁ

LADUREE PARIS ラデュレ・パリ

2013年03月29日 | お菓子屋さん
ふと

通りがかったマドレーヌ広場近くのラデュレさん。

外に並んでいる人がいない




ってコトで、フラッとお店に入っちゃった






なんとなく入っただけだったので、







ケーキを1つだけ購入



シンプルなケーキを選んだけれど。



驚いたのは、ケーキじゃなくて。





プラスティックのスプーン



今まで、考えてみたら、ラデュレさんで1つだけケーキを買うことが無かった私。

どこかで、フラッと食べると思われたのか、初めてスプーンが付いてきた。




ただの袋とかじゃなくてこんな風にリボンが付いてくるなんて、

ラデュレさんのメルヘンな雰囲気が伝わってくる



観光客相手の商売なんて言われる事もあるラデュレさんだけれど。

(実際、観光のお客様が多すぎて、そういう対応になってしまっているかもしれないけれど)

ゆとりのある時には、何人かの、おもしろい販売の方を見付けることも出来る

Boucherie お肉屋さん

2013年03月28日 | 食卓


近所のお肉屋さん




で、

買ったのは、



仔牛のポーピエット

おいしい具材を仔牛のお肉で包んだモノ。

フランスのお肉屋さんは、精肉だけじゃなくて、そのお肉屋さん特製のお惣菜や、お肉屋さんが下ごしらえしてくれた“あとは焼くだけ”な商品も用意してくれている





本当は、別に欲しいものがあったんだけれど。

予約が必要だそうで



あれは、また次の機会に、だね。



日本では、スーパーで、パックに入ったお肉が主流。

フランスでも、益々“スーパーマルシェ”が幅を利かせるようになったけれど。



本当においしいお肉は、信頼できるお肉専門店で買いたい

Park Hyatt Paris パーク・ハイアット・パリ

2013年03月27日 | ちょっとした事・話
パリの建物は、よく、中庭がある。

中庭を四角く囲むように建物が建っている。



ホテルなんかは、中庭をサロン・ド・テのスペースにしている所が多い。



じゃあ、寒い冬の間は?




プラザ・アテネさんは、



宿泊している子供たち専用のスケート場に



ここ、Park Hyatt Paris パーク・ハイアット・パリさんは



山小屋を作っちゃって。

ここで、ラクレットパーティーが出来る

2~8名様対応可能



が、しかし。



8人でパーティーなら良いけれど

2人でロマンティックにラクレット

っていうのは、ちょっと…。

見世物パンダみたいになっちゃいそう



そんな事を考えながら、



暖炉のあるサロンで、




ホッと、ひと息

SALON 食材調達!? 

2013年03月26日 | お楽しみ・イベント


パリで開かれる物産展に行ってきた






大きすぎるソーセージ

イヤイヤ

ここまで大きくなったら、薄くスライスしてハムになる








ブタさんのファルシ

おいしくて、我が家用に購入






迫力のサラミや、





ソーセージに、





鴨の燻製。

これも買っちゃった





同じチーズ。

熟成期間の違いで、こんな風に





丸いチーズや、






クッションみたいなチーズも



私が買ったチーズは、



コレ。

24ヶ月熟成のコンテ



味見をして。

生産者さんとお話しながら買える楽しいサロン。

日本でも、デパートなんかの地域物産展が流行る理由が良くわかる

Galette des rois 2013 ガレット・デ・ロワ2013

2013年03月25日 | お菓子屋さん
ついでに書いちゃえ

Galette des rois 2013 ガレット・デ・ロワ2013




かわいかったのが、







La maison du chocolat ラ・メゾン・デュ・ショコラさん





フェーブはイマイチだったけれど。




王冠はオリジナル








ゴージャスな王冠が印象的だった、LADUREE ラデュレさん





このブーツ、しっかり立つし、足を入れる穴もしっかり開いていて、凄い

でも、洗うのが大変だった




SEBASTIEN GAUDARD セバスチャン・ゴダールさんは、





行った時には小さいサイズしかなくて、お一人様用のみ購入。

ハラハラっと、繊細なパイ生地が印象的だった。




なんで、カンジンなガレットの写真が無いんだ

な、



des Gateaux & du Pain デ・ガトー・エ・デュ・パンさん。

ここのガレットは、王道

文句なし、で、プレゼントに出来る

あ、お食事にお呼ばれしたおウチに持っていって、みんなで食べたんだった

(それで写真ナシ)




そして最後に、



スーさんの、自宅ガレット



他のガレット達の1/10のお値段で出来ちゃったんじゃないだろうか

しかし、そのお味は、それまでのガレットに負けずとも劣らない




そんな、1月の、私のガレット・デ・ロワ事情だった

MANDARIN ORIENTAL PARIS マンダリン・オリエンタル・パリ

2013年03月24日 | お菓子屋さん
今頃な話、書いちゃっても、良いかなぁ???

って、書いちゃいけどね




ハイ。

ガレット・デ・ロワのお話(笑)

いやぁね、私といえばガレット・デ・ロワ

ってくらい

ガレット・デ・ロワ大好き。



そんな私が、今年の“イチバンおいしかったガレット・デ・ロワ”を書かないなんて

写真を、お蔵入りにするなんて




ってコトで。





ここ

MANDARIN ORIENTAL PARIS マンダリン・オリエンタル・パリさん



そのガレット・デ・ロワとは



かたつむり 



いやいや

実はコレ、



下に、織り込みパイ生地。

アーモンドクリームをのせて、

ブリオッシュ・フィッテの生地で被うというオリジナル



これをあっためて食べてみたら、アナタ



しあわせ~



オリジナルで賞と、おいしかったで賞のダブル受賞



フェーブは、予想通りというか、



マンダリン・オリエンタルのロゴの扇。



そして、王冠が、



かわい~



数を食べる事が出来なかった今年のガレット・デ・ロワ。

この子のおかげで、心が潤ったカンジ



あ、今年のモンブラン大賞も、



ここ、マンダリンさん




以前、サロンで頂いたケーキたちは、正直、アレだったけれど

これは、これからもチェックする必要のあるお店だなぁ

Arnaud Larher アルノー・ラエール 新店

2013年03月23日 | お菓子屋さん
パリのパティスリー、Arnaud Larher アルノー・ラエールさんといえば

モンマルトルの丘に佇む、MOFパティシエさんのお店として、たくさんのパリ案内本に載っている。

日本のパティシエさんがパリに来たら、“必ず訪れるパティスリーのひとつ”と言っても、大げさでは無い。




そんなアルノー・ラエールさん。

モンマルトルの反対側?

オデオン広場の近くに、新店舗が登場



モンマルトルの、昔ながらの雰囲気のお店とは正反対の、モダンな雰囲気。













ケーキの雰囲気は、本店と同じ



あとは、



チョコレートの充実かな




個人的に、この界隈の方が、お店に伺いやすくてうれしい



それにしても

このエリアのパティスリーの充実具合は、パリ市内では他にないだろうね

La neige 雪

2013年03月22日 | ちょっとした事・話
そういえば

この冬は、雪がたくさん降ったパリ




去年は、

“記録的な寒さ”なんて、-8℃とか、-10℃なんて日もあったけれど。

そんな日は1、2週間くらいで。

雪が降ったのも、ホンの1回か2回。



その前の年は本当に暖冬だったし。



その前は、あ、1回しっかり雪が降った日があったなぁ。

語学学校の友人で、メキシコから来た男の子が、

『初めて雪を見たー

って、半袖で雪合戦を始めたっけ

で、参戦したワタシ



私ねぇ、



雪降るパリ、好きでねぇ





全てが、輝いて見える





こんな、おじさんまでも

なんてね




これは、



ある場所の室内から。

こんな風景が窓の外にあるなんて、パリにいるんだなぁって、ため息が出ちゃった。





雪が降ると、平気で電車も地下鉄も止まっちゃうし、

タクシーだってパリ市内から消えちゃう




でも。

こんな景色を楽しむことが出来るなら、それでも良いかなぁって思っちゃう