食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

VANDERMEERSCH ヴァンデルメルシュ

2013年01月21日 | パン屋さん
さて、我が家の近所で有名なブーランジュリー(パン屋さん)



VANDERMEERSCH ヴァンデルメルシュさん




正直、ケーキ類は、おいしいものは少ない

パンも、私が買うモノは限られている




でも、

ここのガレット・デ・ロワは毎年買っちゃう

フィッタージュ(織り込みパイ生地)が、私好みでねぇ

少し塩味のある、しっかりとした味。

つい、食べ続けたくなるガレット・デ・ロワ
















アーモンドクリームが少なーい 



ここね、ブーランジュリーだけど、お値段は有名パティスリーとあんまり変わらない。

有名パティスリーは、アーモンドとかクリームとか、高い材料を使うから、総じて値段も高い。

その分、おいしいんだけどね。

(まぁ、好みに合うかどうかはその人次第だけどね)

ブーランジュリーは、日常生活に密接しているから、お手頃な材料を使って、お値段で提供している。




ここは、その値段を払う価値があったのに…。

こんなにクリームが少ないんじゃ、ボッタクリ




でね、理由が分かった。

ここのオーナー兼シェフブーランジュリーさん、お店、売っちゃってた




なので、今は、別な人がオーナー。

もともと、ここで働いていた人が買い取ったそうだから、ベースの材料、味は同じなんだろうけれど。

そこでケチっちゃ、ダメでしょう




それにしても



王冠も、例年と同じデザイナーさんにお願いしているし。

お店の名前も同じだし。

これじゃあ、普通の人にはオーナーシェフが変わったって、分からないね




日本の雑誌やインターネットにも載っているお店なので、皆さんお気を付けて。。。




あ、



今年は、フェーブ、こういう平らなモノばっかりだ

acide アシッド

2013年01月17日 | お菓子屋さん
ちょっと気になるパティスリー、



acide アシッドさん




“アシッド”っていうのは、“すっぱい”っていうフランス語。




このパティスリーのマカロン、意外といろんな所で食べる事が出来る。

どこかは言えないんだけれど




で、お店も気になったので行って来た。






スペシャリテはマカロン。

で、





全種類が入った箱、購入。



うん。

やさしいお味で、普通においしい。






種類は少ないながらも、生ケーキも。









本当にシンプルだなぁ

でも、中は複雑、4層、5層構造の複雑さ





もう少ししたら、お楽しみも増えるそうだから。

その時に、また

JEAN PAUL HEVIN ジャン・ポール・エヴァン

2013年01月16日 | お菓子屋さん
今年はまだ、ガレット・デ・ロワ10個も食べてない




そんな中、選んだのが、



日本でもお馴染み、JEAN PAUL HEVIN ジャン・ポール・エヴァンさん




午後の3時くらいに行ったら、

『ガレット・デ・ロワ、もう売り切れちゃったのよ~

って言われた





で、他の店舗も、もう売り切れちゃってると思います?

って聞いたら、電話して確認して下さった




サント・ノレ通りのお店にあるって事で、取り置きをお願いして



入手完了





スーさんのチョコ味ガレット・デ・ロワランキング1位のエヴァンさん。

安定したおいしさ




ちなみに、私は、このガレットの上部分のチョコ味パイ生地の緑色がついている部分が好き

下のパイ生地は、ナチュラルなパイ生地。






毎年写真を撮り忘れる、エヴァンさんのガレット・デ・ロワの内部



今年はなんか、



自由の女神なご気分のようで。



フェーブは、



自由の女神の“たいまつ



ついでに、



タルトレット・オランジュ。

オレンジのタルト。

これは、可も無く不可も無く。

ちなみに、スーさん的にはNGだった…。



ちょうど翌日、友人宅に伺うことになっていたので、



そこの子供たちにお土産

前回会った時、大人の話が続いちゃった所為で、『帰りたいー』って、泣かれちゃってね

喜んでくれて良かった

Crepe クレープ

2013年01月15日 | 外食 レストランとか
さて



ここはどこか?




フランスっぽくない内装だけど、



クレープリー




クレープっていうと、おやつ? デザート? なイメージだけれど。

フランスでは、“食事”にも、“デザート”にもなる





そば粉で出来たクレープの生地に、

卵にベーコンにきのこ。

フランスの北、ブルターニュ地方名物のお食事クレープ




デザートには、



小麦粉で出来たクレープに、りんごとキャラメル、バニラのアイスを添えて




スーさんは、



生クリームたっぷり、バナナ味



簡単、おいしいクレープリーでの晩ご飯。

あ、今年最初の外食だ

Fromages チーズたち

2013年01月14日 | チーズ
年始のお休みに、実家に帰っていた同僚からお土産を頂いた



Fromages フランスのチーズたち








Reblochon ルブロッションは、フランスのサヴォワ地方のチーズ。

モチっとした食感で、やさしい味の牛のミルクで出来たチーズ。



これを、ほぼ丸々1つ使って、タルティフレットにして、スーさんと豪快に

あまりの良い香りに、完成写真撮るの忘れて食べちゃった

残りは、パンとワインに合わせてそのまま食べた




ヤバっ

今まで食べてきたルブロッションの中で、一番おしいかも






これは、Tomme de Savoie トム・ド・サヴォワ。

サヴォワ地方は、雪国。

冬の間の栄養源として、長期保存できるようにしっかりとした皮に覆われたチーズ。




フランス料理のレストランで食べるような、

“ワインと合わせてそのまま食べる”

のもおいしいけれど

冬の寒い時期は、熱々に溶かして、“調理して”食べると更に幸せになれる気がするチーズ



さて、トム・ド・サヴォワはどうやっていただこうか

Livre 本

2013年01月13日 | お気に入り
クリスマスプレゼントのひとつに頂いた本



Cuisine de L'ELYSEE



これね、フランスのホワイトハウス?

いや、白くないんだけれど。

フランス大統領官邸での晩餐会の本



エリゼ宮のダイニングは、私の憧れ

これ、欲しかったんだぁ



今年は、フランス語の本をもっと、たくさん読む1年にしたい

Arnaud Larher アルノー・ラエール

2013年01月12日 | お菓子屋さん
やっと、ガレット・デ・ロワ2つめ



Arnaud Larher アルノー・ラエールさん




去年買いに来た時にはナチュールなフランジパーヌが売り切れていて

だから今年は、



フランジパーヌ






食べて幸せになれるガレット・デ・ロワ



個人的には、パイ生地の味がもっとしっかりしてる方が好きだけれど。

でも、それでもおいしい



半分はそのまま、もう半分はオーブンであっためて食べたんだけど。

どっちも良いね。



しかし、



このフェーブは何なんだろうね

Les Marquis de Laduree レ・マルキ・ドゥ・ラデュレ

2013年01月11日 | お菓子屋さん
去年、12月の半ばにオープンしたレ・マルキ・ドゥ・ラデュレさん。

老舗パティスリー、ラデュレさんのチョコレート専門店




ちょっと(だいぶ?)前に、シェフパティシエさんが変わって。

若いパティシエさんの就任に、大丈夫? なんて声も少~しだけ聞こえていたんだけれど。

私、このレ・マルキ・ドゥ・ラデュレさん、好き




前回、3つケーキを買った時には、1つずつ、箱にケーキを入れられた。

今回は、



こうなった





このルリジューズ、好みだ~

見た目、重い感じなのに、パクっと食べちゃう



タルトは、そんなでもなかったな




毎回ねぇ、エクレアが売り切れなんだよね~

今度行く時は、もっと早い時間に行かないと


Paysage 景色

2013年01月10日 | ちょっとした事・話
間違い探し。








上の写真と、下の写真、何が違うでしょうか




いや~、実はね、

朝8時を過ぎているのに日が昇らないパリ。

ちょうど、この建物、Petit Palais プティ・パレが幻想的に私の前に現れて




で、上の写真を撮ったら、車の残像が入っちゃってね。

撮り直そうと、下の写真を撮ったら




建物と、そのまわりの街灯の明かりが消えちゃった




あ~あ、



朝焼けの中、

明かりが灯っていたら、もっと綺麗だったろうな。。。

フランス de クリスマスケーキ

2013年01月09日 | 食卓
スーさんママ宅で過ごしたクリスマス2012 まだ続く。。。



もちろん、クリスマスケーキはスーさんパティシエ 作












フランスのクリスマスケーキ、ブッシュ・ド・ノエルは、薪をイメージしたもの。

“光”“暖”を象徴する薪。

昔、今も一部の地域の人たちは、薪の中にクリスマスプレゼントを隠す習慣があったり。



そんなだから、クラシックなブッシュ・ド・ノエルは、色の近いショコラかカフェ味。



今回は、

スーさんママの好きな、“フォレ・ノワール”風

(チョコレートベースで、さくらんぼのアルコール漬け&生クリーム)

ちょうど、



こんなさくらんぼのアルコール漬けを頂いていたので




で、



こんな風に




日頃、“素材は大切”なんて言っている私だけれど。

この材料は、ほとんどがご家庭にあるもの。

それで、この味かぁ

スーさん、惚れ直す

(ハイ、スミマセン)




そして。

デコられたブッシュ・ド・ノエルの写真は撮り忘れた私



そこはまぁ、



私のかわいい姪っ子の写真で許してクダサイ…


もう1人のこの子は、



5ヶ月違いの、少しお姉さん。

“かんぱい”って、グラスを“カシャン”ってするのが好き

さては、そうとうお食事パーティーに出席しているな



今回も、スーさんママはたくさんのデザートに、10時と3時のおやつを作ってくれたけれど。



今回のNO1は、りんごの丸焼き

コッテコテを食べ続けたお腹に、とっても優しい




今年は、初めて義弟の作った



ミラヴェルの食前酒も

これが、激ウマ



パリにいたら楽しめない、味わえない、

スーさんママ宅で過ごす毎日



私は幸せものだなぁ




あ、



サンタさんは、一輪車(2台)で登場