食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Patisserie MICHALAK パティスリー・ミシャラク

2014年10月31日 | お菓子屋さん
ちょっと、近くに寄ったので、



Patisserie MICHALAK パティスリー・ミシャラクさんへ




クリストフ・ミシャラクさんは、パリのパラス・ホテル、プラザ・アテネのエグゼクティブ・パティシエさん

パティシエさんの世界大会で優勝されて、フランスで最高のパティシエさんの1人




そんな彼が、ご自身のパティスリー兼お菓子教室を開き。




ここね、

普通の、ケーキたちが並ぶようなパティスリーだと思って行ったら、残念な思いをするかもしれない。



ここは、



こういう、歩きながら食べる事の出来るデザートのお店。

彼のケーキは、プラザ・アテネさんのサロンで頂く事が出来る。

ここでは、

よりリーズナブルに、彼の考えるデザートを、彼のスタイルで提供している。



あ、

あとは、日替わりタルト

こちらは、4~6名様用の大きなもの。



夏場は、アイスもやっていたんだけれど。

撮った写真、どこにいったかなぁ~



面白い組み合わせのデザートを見付ける事の出来る、パティスリー・ミシャラクさん。

今年のクリスマスケーキは、どんなのかなぁ?

なんて、

もうね、いくつか買う所は決めているんだぁ

毎年買おうと思っていながら、その行列に恐れをなして諦めているラデュレさん

毎年買っちゃう、ルノートルさん

メゾン・デュ・ショコラさんのも気になるんだよなぁ

って、

これらは、大きなケーキじゃなくて、お1人様用だから、気楽に買える



そういえば、毎年恒例の、シャンゼリゼ通りのイルミネーション、9月の終わりには設置され始めていた

まだ、点灯はされていないけれど、ね。

所々、商店街のイルミネーションも準備を始めていたりするし。

夏のバカンスが終ったと思ったら、もう、クリスマスの事を考えなくちゃいけないんだから。

忙しいったら、ありゃしない

Les Viandes お肉たち

2014年10月30日 | 食材


おいしいパンを頂いたので








700g



更に、



フォアグラ



そして、





フリヤン(ひき肉のパイ包み焼き)と、







パテたち



ホント、

肉とパンには困らない国、フランス



さすがに、2人で全部は食べられなかったけれど

翌日には、

全部

空っぽに



『確実に、ボクの胃袋は、どうらく人の胃袋より小さい

と嘆くスーさん。

まぁ、

否定はしない




さらに、

これだけ食べて、体脂肪10%をキープしている私の運動量(=仕事量)。

自分で自分を褒めてあげたい



あ、私、食べても太らない体質などではなく。

(事実、フランスに来て、最初の半年で9kg太った)

日本でやっていた仕事に戻ったら、体重も元に戻った

ちなにみ、日本に居た時の体脂肪は、9%。

当時通っていたジムのトレーナーさんに、

『ジムに通う目的は?』

と、聞かれて、

『ストレス解消と、スーさんの付き添い』

という返事に、笑うしかなかったトレーナーさん…。



毎食、お弁当なら2つ食べないとお腹がいっぱいにならない私の所為で、エンゲル係数は、常にフルスロットル

Camelia Hotel Mandarin Oriental Paris カメリア ホテル・マンダリン・オリエンタル・パリ

2014年10月29日 | 外食 レストランとか
最近、スーさんと時間が合うの、日曜日しかないんだよねぇ

(日曜日も、怪しい)



そんな日曜日のパリ。

おいしいものが食べたいと思ったら、

やっぱり、ホテルのダイニング。

とはいっても、メインダイニングはもちろん定休日。



で、





Hotel Mandarin Oriental Paris ホテル・マンダリン・オリエンタル・パリさんの、カメリア

テラスもある、モダンなサロン、カメリア。





シャンパンで乾杯、していたら






オリーブと、ナッツ。

フランスでは、お馴染みのお通しみたいなものだけれど。

5ツ星ホテルのサロン。

せめて、オリーブの種は抜いたものを出して欲しい

(私は種嫌い。

桃はモチロン、さくらんぼの種さえも、抜いてからじゃないと食べられない)



今回のお目当ては、



ハンバーガー


スーさんも私も、ハンバーガー大好き

日本に居た頃は、フレッシュネスバーガーに、月に1回位の頻度でお邪魔していた私たち

パリにいても、やっぱり食べたくなる

(あ、Mドナルドには入ったことが無い私)



スーさんは、



クラブサンドイッチ



それぞれ、





フライドポテトとサラダ付き



食後のザデートは、



アイスクリーム。

“エスキモー”って、フランスでは棒付きアイスのこと。

どんな感じで出てくるのかと思ったら、お砂糖(?)の台に穴が開いていた

室内だったので、アイスを頼んだけれど。

テラス席では、もうアイスは食べられないパリ。

冬用のコートが必要な季節になった。



寒いので、



コーヒーも一緒に

じゃあ、なんでアイスを選んだのか?

アイスに罪は無い




コーヒーのお供は、



クッキー。



マンダリン・オルエンタル・パリさんのメインダイニングは、フランスでは有名なティエリー・マルクスさんがシェフの2ツ星レストラン

行きたいと思わないのは、あの、窓が無いダイニングだから?

7、8年前、東京にフェアでいらした時にご挨拶も下けれれど。

食べた事のない、マルクスさんのお料理。

いつか、頂ける機会があるかな? 

Degustation du vin ワインのテイスティング会

2014年10月28日 | お楽しみ・イベント


チーズ。




フォアグラ。




パンたち。



で、



宴会



イエイエ、

違いますよ







ワインの試飲会ー



時々ね、

好きな人たちで集まって、いろんなワインを飲んでみよう と



同じ赤ワインでも、

地域によって、

作り手さんによって、

味が変わってくる



そういえば

白ワインって、どうしてで白ワインっていうのか

赤ワインは、分かるけれど。

“白ワイン”って、

実際は、

黄色?

黄緑?

でしょ?



一度は、考えた事のある疑問。

最近、やっと、理由が分かり

胸に刺さっていた小骨が取れた気分

もう1つ、どうでも良い疑問も、今年判明しましてね。

“物事には理由がある”

いつか、全ての謎は解明するのかな?



あ、

ワインの試飲に来た我ら、

『お酒を飲むと、お肉が食べたくなるよねー』

と、家主に直訴…



そしたら、



出てきた


本当、いつもスミマセン

Mont d'or モンドール

2014年10月26日 | チーズ
今年も、この季節がやってきましてねぇ



Mont d'or モンドール



フランシュ=コンテ地方、スイスとの国境付近で作られるこのチーズ。

販売される期間が明確に決まっているから、このチーズが出始めると、

“秋だなぁ”

“もうすぐ、冬だなぁ”

って、感じる



モンドールが作られるのは、8月15日~3月15日。

9月15日から販売されるモンドール。

終わりは、なくなり次第終了

有名処、おいしい所は、販売最終日の5月31日を待たずして無くなっちゃう



ふたを開けると、



ウォッシュタイプのモンドールが



このまま、オーブンで焼いてもおいしいんだけれど。

やっぱり、

シーズンお初なので、



表面の皮を取り除いて、




トロりとしたチーズを、そのまま頂く

おいし~



あっという間に、



空っぽ



木の器に入ったモンドール。

この器、手のひらに乗っかっちゃう大きさだけれど。



私、毎年年末に、



この大きさのを、頂く事にしていましてね

友人たちと、ワイワイ楽しむ為のモンドール。



そう。

もう、年末の事を考えなきゃいけない季節なんだよなぁ。

時が過ぎるのが、早過ぎる


Nuit de Paris パリの夜

2014年10月25日 | ちょっとした事・話
最近、食べ物の話ばっかりで、お腹がいっぱいになっちゃっいそうなので。





パリの写真を少し



昼間の風景も好きだけれど。

夜は、また違った顔をのぞかせてくれるパリ。

上の写真は、私の好きな風景






たくさんの人で溢れているパリだけれど。

夜は、ひっそり。





ノートルダムは、正面からより、横とか、後ろ姿が艶っぽい。




ほら、ね。





たまに、増水しているセーヌ川。

パリは、いつまでいても、飽きないだろうなぁ

Patisserie Ciel パティスリー・シエル

2014年10月24日 | お菓子屋さん
先日記事にしたパティスリー・オ・メルヴェイユさん、

パリ市内にいくつか店舗があるんだけれど。

最初のお店はパリの5区、日本人パティシエールさんが活躍される、パティスリー・シエルさんの目の前




パティスリー・シエルさんは、シフォンケーキ専門のパティスリー。

ふわっふわの、軽~い生地で、小さいサイズなんて、あっという間に食べれちゃう




なので、

私は





毎回、自分用に小さいサイズを2個

去年あたりから出た、ミニサイズは、私には小さ過ぎ。

あれだと、5、6個は食べないと、満足でない



2つめの写真、食べちゃった跡があるのは、職場の同僚に味見させてあげたから。



アメリカで生まれたシフォンケーキ。

日本でもお馴染みのケーキだけれど。

フランスでは、全く知られていない

シエルさんが紹介して、みんな、初めてその存在を知った、みたいな。



日本が好きだったり、

甘いものが好きなフランス人は、

私が教える必要も無く、すでに、お店を知っている方ばかり。



でも、そういうのに興味が無い方たちには、

“是非とも知って頂きたい

と、草の根運動を繰り広げている私



お好きな方は、病み付きになり

中には、お口に合わない方もいらっしゃる。



理由は、食感。

ふわふわ過ぎるのが、イヤみたい。

フランスって、こういう“ふわふわ”とか、“もっちり”とか、馴染みが無くてねぇ

(フランスの三角形のサンドイッチのパンのボソボソ具合といったら

口の中の水分を、全部吸収される)



ま、そんな一部の方たちを除いて。

大好評な、シエルさんのシフォンケーキ。

日本のモノや、日本人が作っているものをフランス人に褒められると、私もうれしい

私自身は、なんにも作れないけどね

Le Dali de Hotel Meurice ホテル・ムーリス ル・ダリ

2014年10月23日 | 外食 レストランとか
本当に、

日曜日のパリは、おいしいものを食べる事が出来る場所が少ない



そんなスーさんと私が、困った時にうかがうのが、





ホテル・ムーリスさん の、 ル・ダリ

サロンスペース

ホテルだから、365日開いているし

午後の中途半端な時間でも、いつでも利用することが出来る





素敵な空間。

で、

ノンアルコールなカクテルで乾杯、の、スーさんと私。




もともと、そんなにお酒に強くないスーさんと私。

特にスーさん、仕事が私以上に忙しく、アルコールなんて口にしたら、その場で寝ちゃう

そんなスーさんに合わせて、私もノンアルコールを注文。

そしたら、

『では、2つ違うタイプを用意しましょうか? 

なんて、提案して下さるサービスの方。

『ぜひ

と、お願いしたのが、



この2つ

オレンジベースと、いちごベース。

それぞれ味見をして、お互い、好きな方を選ぶ





グージェール、チーズ味のシューを食べながら、メニューを決める。







ホテル・ムーリスさんの模様が入ったバター。




パンは、3種類から。


私が選んだのは、



白身魚

これが、激ウマ



スーさんは、



仔牛

これも、少しもらったんだけど、おいしかったなぁ


あ、

スーさんのには、



パスタの付け合せも



デザートには、



スフレを選んだ私と、




メレンゲのデザートを選んだスーさん。


『どっちも、普通だねぇ』

なんて話していたら



『何やってるのー

と、こちらのシェフパティシエさんに見付かってしまった。

あ、スーさんのお友達。

この業界、狭いからねぇ。



で、



サントノレと、



ルバーブのエクレアを頂いてしまった

しかも、2人で2つずつ



これが、おいしい



正直、デザートがイマイチだったので、残念だねーなんて話していたんだけれど。

このおいしさ、

幸せー



夕方には、ティータイムになるル・ダリさん。

私たちが帰る頃には、



かわいらしいケーキたちが、ズラリと用意されていた。



シンプルなお料理だけれど。

おいしい、上質な大人の時間が楽しめるサロン。

時々しか来ないけれど。

私のお気に入り

Patisserie Aux Merveilleux パティスリー・オ・メルヴェイユ

2014年10月22日 | お菓子屋さん
ふらっと通りがかったら、必ず買ってしまうパティスリー、



Patisserie Aux Merveilleux パティスリー・オ・メルヴェイユさん



リール出身のパティシエさんが、リール地方のスペシャリテのお菓子、メルヴェイユをモダンに仕上げて、パリにお店を構えた。

ベースはメレンゲとクリーム。

まわりにチョコレートを削ったものやらをまぶして。







私のお気に入りは、コーヒー味

そして、キャラメル味にプラリネ&ノワゼットが定番



これ、サクッと、軽~くてねぇ。

あっという間に食べちゃう

大きさがいろいろあって。

私は、いろんなお味を頂きたいので、いつも一番小さいのをいくつか購入する



あと、



このパン、日本でも売ってるんだよなぁ。

コンビニで、よく買っていた私。

コンビニのよりも、ふわっとしていて、これまた、あっという間に、全部1人で食べれちゃう



どこに行っても、

『1つだけ』

と思っていても。

絶対1つじゃ済まない私。

この間、

ちょっと甘いものを…、と、入ったパン屋さんで。

選べなくて、気になったもの、6個全部買ってしまった私は、我慢の出来ない子供みたい



誘惑が多い、本当に困った街、パリ

Restaurant La Scene レストラン・ラ・セーヌ

2014年10月21日 | 外食 レストランとか
パリに住んでいながら、行きたいレストランを制覇しようと思ったら、

このままのペースでは、来世も通わなければならない



なんかね、スーさんに、某国・マラケシュでのお仕事の話が舞い込んできて

お給料なんかは、すごく良いのよ。

(下世話な話だけど)

ただ、ねぇ。。。

観光なら良いんだけれど、ねぇ。。。

住むとなると、ねぇ。。。



ま、その話は、スーさんも乗り気にはならなかったらしく、お断り

このブログ、“国境を越えて”だけど。

そう何度も超えようとは、思っていないので



そんな話は置いといて。

ずっと行ってみたかったレストラン、



Restaurant La Scene レストラン・ラ・セーヌさん

に行ってきた。



昨年5月に、リニューアルオープンしたホテル・プランス・ドゥ・ガルさん。

そこのメインダイニングが、ここ。

南仏出身の、女性キュイジニエ(料理人)さんがシェフを務めるレストラン





食前酒にシャンパンを頼んで。


出てきたお供は、



ポム・スフレと、生肉のフィンガーフード。

ポム・スフレっていうのは、中が空洞になったフライドポテト。

昔、とある橋の開通記念式典でのお話。

式典の時間に、王様が遅れてしまって。

フライドポテト大好きな王様のために、到着時間ピッタリに揚がるように火を入れたポテトたちは冷めてしまい

王様が到着して、あわてて2度揚げしたら、ビックリ

中が空洞になって。

王様、新しいフライドポテトにご満悦

っていう逸話のある1品。

2度揚げしたり、揚げ油の温度管理が必要だったりで、ビストロとかブラッスリーとかじゃなく、“レストラン”でしか、お目にかかることは無い。



今回は、女3人、お昼のお食事会

出てきたパンは、



パンドカンパーニュ。




バターには、レストランのロゴマーク

カンパーニュなパン、キレイに全部、女3人で頂いた


アミューズ・ブーシュ、先付けは、



サーモン。

久しぶりに食べると、良いもんだなぁ、と、思う。

自分では、選ばない食材なんだけどね





お野菜。

本当、最近野菜が食べたくって仕方が無い私。

パリにいると、気を付けて食べようと思わないと、1週間くらい、平気で口にした野菜はジャガイモだけ、とかになっちゃう



アラン・デュカスさんのレストランと違い、



シンプルなカトラリー。

大理石風のテーブルに、よく合う。



メインは、





この写真で見ると小さいイメージだけれど


結構、



ドドンっ

としたメインディッシュ



お口直しに、





シャーベット。


デザートは、



ベリー類に、




チョコレート





ハーブティーも頂いて。



よく、

『お腹いっぱいで、飲み物も入らない

って、スーさんが言うんだけれど。

私、お腹がいっぱいでも、〆にコーヒーが飲みたくなる。

で、お腹にゆとりがある時には、ハーブティーか紅茶



っていうか、私の場合、着ている服の締め付け具合で食べれる量が変わってくる

次から、買う服のサイズをワンサイズ上げるかどうか本気で考え中

(食べる量を調節すれば良い、という選択肢は、無い)



食後の飲み物のお供には、



こんな、いろんな所に隠れているチョコレートや、パート・ド・フリュイを探して



今回頂いたのは、リーズナブルなランチコース。

今度は、ア・ラ・カルトか、フルコースを頂いてみたいな

そしたら、このレストランの真価が分かるかな?