食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Quiche キッシュ

2010年10月30日 | 食卓
もう、我が家のせまいキッチンには、オーブンが定位置を見つけたように動かなくなった。

夏の間は、しまっておいたんだけどね。

寒くなったから、大活躍



今日は、



パイシートを買ってきて、型を用意して


出来上がったのは、



天板いっぱいのキッシュ


タルト型が家に無かったから、抜き型で代用しようと思ったんだけど、パイシート出してみたら、天板にちょうど良い大きさで

急遽変更して、



そのまま使っちゃった

(一部、破けちゃったトコロは補強して)



私のキッシュはいたってカンタン。

①玉ねぎと、マッシュルーム、ベーコンをしっかり炒めて

(味付けをしっかりして)

②卵2個と生クリーム200mlを合わせて塩・コショウ。

③型に①をまんべんなく散らし、②を流し入れて、200℃のオーブンで30分

おいしいキッシュのポイントは、①の具をじっくり炒めておいしさを引き出すだけ

チーズをのせなきゃキッシュじゃないっぽいケド、今回はナシ



あ、我が家の場合、これで2人前

La Tarte Tropezienne ラ・タルト・トロペジェンヌ ~パティスリー~

2010年10月30日 | お菓子屋さん


お疲れ気味なスーさんの大好物を買いに、

“La Tarte Tropezienne-ラ・タルト・トロペジェンヌ”へ









ブリオッシュみたいな生地に、たっぷりのクレーム・ムースリーヌ(カスタードクリーム+バタークリームのリッチなクリーム)をはさんだもの




今回買ったのは、+αで木苺のコンフィチュール入り

(“カメラの所為”で、画像が乱れております…)



南フランス・プロヴァンスの名物なこのお菓子。

甘くて癒されるお味



フランスで、“ブリオッシュ”は、宗教的にも、生活の中でも、ちょっと特別な存在。

お祭り事に使われたり、日曜日(キリストの定める休日)に食べたり…。

だから、各地方ごとにいろんなブリオッシュが作られてる





私の結婚式で作って頂いた、1m30cmのブリオッシュや、




コレは、フランスの東海岸、ラ・ロシェル近くのブリオッシュを使った名物、

“Brioche pere fouras-ブリオッシュ・ペール・フォラ”



普通食べるパン(バゲットやカンパーニュ)に、卵、牛乳、砂糖なんかを加えて作るブリオッシュは、昔の人達にとっては、高級で、“特別用なパン”だったんだろうね。

日本の“お赤飯”みたいなカンジかな



あ、買って来た袋、2つ目は、



同じお店に売ってた“Pain au Levain-パン・オ・ルヴァン”

ココで買う予定は無かったんだけど、このおいしそうなお顔を見たら、買わないわけにはいかない


で、買って正解

むっちりとしたパンがおいしい

ビニールの袋から出そうとした時に、すでに香ばしい良い香りが




こちらのご主人もおもしろくて、私が1人前のトロペジェンヌじゃなくて、大きめのをお願いしたら、

『1人で食べるの?』

と。

『いえ、主人が大好きなので』

と言ったら、

『ボク、そのご主人大好き

私:『私はあなたの接客、どちらかと言えば好きですよ』

『じゃあ、私はあなたも好き


…どんな会話でしょうね




トロペジェンヌだけじゃなく、他のパンも買ってみたくなった



La Tarte Tropezienne ~ラ・タルト・トロペジェンヌ~
58 Rue Saint Dominique 75007 Paris
7:30~19:30
月曜休