香奈オフィスチャイナは、中国でのレアメタル開発を進めていた。なにしろレアメタル開発では香奈オフィスは世界最先端の技術をもち、新しいレアメタル解析は香奈オィフスしか実質的にはできないとさえいわれていた、ここは毛利レアメタルが担当するのは世界共通で、しかも毛利レアメタルは香奈オフィス単独の出資とするのも世界共通だった。中国もそれは認めざるを得なかった。
中国は 一応共産主義の看板ではあるが実際には資本主義であって社会保障はイギリス以下の国ではあったが、香奈オフィスチャイナの拠点があると、チャタロウグループの子会社もその付近に出来て、奨学金システムも作り、社会福祉事業も当然進めた。中国は突出した奨学金システムが一地方に偏在すると、問題が大きいと難色を示し、そこそこの奨学金にして、余ったゼニで社会福祉事業をする事は認めざるを得なかった。結局 香奈オフィスチャイナの拠点が出来ると、通信は高速にしかも安定になり、医療ロボットまで安定的に作動して、社会福祉も進んだ。
この地方が突出して進歩して、しかも住みやすくなるのは避けられなかった
そして中国は潜在的にレアメタルが多い国ではあった。香奈オフィスチャイナの拠点は少しつづ増えていき、中国の中の別の地域と云った様相を見せる事になってきた。