ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

加藤裕介の横浜ポップJ(4/11)その1

2024-05-14 14:30:00 | メディア
こちらは、甲斐さんがビルボードツアーのMCで、たびたび触れられたという
ご出演後に「ちょっと怖いこと」があったラジオ番組です(笑)

番組サイトによれば…「70年代~90年代のJポップを中心に
40代~50代が懐かしんだヒットソング、スタンダードナンバーを
ラジオ日本・加藤裕介が当時のトピックスも交えながらお届けします
50代のパーソナリティーが同世代および上の世代とともに
あの日を思い出す青春ソングをたっぷりと味わいながら、明日への活力となるひとときを送ります」

…と、されている平日12時~15時のワイド番組に
甲斐さんが、14時10分~40分頃に生出演なさるということで、14時台の部を録音しました♪
で…「時刻は2時9分です。今日のポップゲストは甲斐よしひろさんです!こんにちは!」と加藤さん
甲斐さんが「こんにちは!」と返されると
「よろしくお願いします!…(『よろしくお願いします』と甲斐さん)
初登場ということで、ようこそお越し頂きまして…(『いえいえ…』)
ハイ、えー、50周年という今年は…」と話を進めようとなさったトコで

「そうですね、ハイ、50周年ですね、あの…秋から…
今年の秋から、来年にかけて、まっ、そのツアーをやることになるんですけど
まあ、その前に…まっ、いつも恒例のビルボードライブっていうのをやってるんで…」
…と、甲斐さんがカットインされると(笑)
加藤さんも「そうですね、これは節目の10年ということですね?」と返され
「そうなんですよ、ハイ」と甲斐さんがお答えになり、プロモーション開始かと思いきや
「のちほど詳しく伺いたいと思いますが…」と加藤さん(苦笑)

「えー、甲斐さん、福岡県出身ということで…あの…福岡って、あのー、僕は東北の人間なんですけども
ミュージシャンが育つ街というイメージが、非常に強いんですが…?
(『うーん…』と甲斐さん)…多いですよね?」とお訊ねになると
甲斐さんは「まっ、多いですね。あのー、昔、僕らの世代の時にもう『照和』っていうトコがあって…
まっ、それは、僕、知らなかった…それ、九州で1コしかなかったらしいんですよ…っていう
だから、そこから、みんな出て行ってるんで…

僕が高校の…えーと、2年の時に、そこで歌い始めた時は
チューリップがいて、海援隊もいて…海援隊はハードロックバンドだったんですけど…っていう感じで
(『想像つかないですね』と加藤さん)…で、その海援隊のドラマーを
チューリップの財津さんが引き抜いたんで、あの…そのまんまフォークグループになるっていうですね
すごい…やっぱり、そう…ナンか、地方…地域的な…
そうそうドラマーはいないんで、やっぱり、そういう風に…」とお答えになってました

すると、加藤さんは「そういうことなんですね?面白いですね
…で、あの…甲斐さんは音楽、いつ頃から始めたんですか?」と質問
甲斐さんが「僕はですね、始め…始めたのは(笑)まっ、中学の終わりくらいに
グループ、ちょっと組んだり…とかっていうのはありましたけど

元々は、ウチは、あのー、ナンか、もうアナログレコードはガンガンその辺に転がってて
楽器もいっぱいあって、譜面もナンか…ある…
で、いつもFENが、ウチかかってまして…あの…まっ、商売もやってたからなんですけど
福岡ってね、あの…基地が3つか4つくらい…あの…僕(が子供)の時、あって
とにかく、FENが、わりと…」と、フリークの皆さまにはお馴染みのエピソードを披露されると

「なるほど!洋楽がもう常にかかっているような…そうなんですね」と加藤さん
「そうです、そうです」という甲斐さんの言葉もそこそこに(苦笑)
「あのー、スポーツがお好きなイメージがあるんですけど
運動やろうとか、そういうのはなかったんですか?」とお訊ねになり
甲斐さんが「イヤ、運動はやってましたよ、中学校、高校と…」と返されると

「あのー、色んな…まあ、野球とかサッカーとか、流行りあったと思うんですが…?」と質問
甲斐さんの「僕はバスケットやりましたけど…」とのお返事に
「あっ!バスケット?これまた、ナンでバスケットだったんですか?」と重ねて質問なさると
「ナンでですかねぇ?イヤ、兄貴たちは全部、野球やってて…
まっ、だから、野球は芸がないと思ったんですかね?(笑)」と甲斐さん(笑)

「違うことをやりたいと?(笑)」という加藤さんのツッコミには
「イヤ、まあ、そうじゃなくて、バスケット好きだったんで、ハイ」と返され
「でも、そこから、色んな影響受けて『バンド組もうぜ』っていう…なったんですよね?」…には
「…っていうか、あのー、あの…そうですね、膝を壊して、クラブ辞めざるを得なかったんで…

…と、なると、やっぱり、あと何やるか?っていうと、自然と音楽の方に…
まっ、そっちの方が、もうずっと小っちゃい時から聴いて…
もう、物心ついた時にはもう、聴いてたんで…ナンか、洋楽なんかを…っていうのが…
だから、自然な流れっていう感じですかね」と説明なさってました

すると、加藤さんは「それは、あの…楽器を弾くのもそうだし、歌うのもそうだったんですか?」と質問
甲斐さんは「そう!そう!そう!そうですね、歌う方が先ですね」とお答えになり
「そうですか、曲を作ったりっていうのは?」…には
「それ、あのね、僕、その『照和』で歌い始めた時は、全部カバー…カバーだったんですよ、洋楽の…

それで、そこの…『照和』のチーフが『お前、せっかくさ、声むちゃむちゃ良いんだから
オリジナル、絶対書いた方がいいよ』って言われて…で、書いたんですけど
それ、もう、たぶん誰しもそうだと思う…最初に書いた曲ってね
『風』とか『海』とか、そうそうのしか出て来ないんですよ、しょうもない曲で…(笑)

だから『ナンなんだー、俺…』…でも、それを…
だから、頭ん中で描いてるのは、ディランとか、ストーンズみたいなこと描いてるんですけど
出て来るのは、そういうのしか、絶対出て来ないんですよ、最初はそういう感じで…
だからもう、ここからどうやって自分で掘り下げて行くか?みたいなね
(『作り続けていかなイカン』と加藤さん)

…で、1回、1年ちょっとやって、ヤメたんですよ、グループ…
それで、ちゃんと就職して、働き始めた時に『やっぱり合わないな』と思って…
(『じゃ、いわゆる会社の慣習的なことですか?』)
イヤ、根本的なトコじゃないですかね?僕の性格的なところ…
(『あっ、そういう…同じ時間に出て行って、同じ時間に帰って来るとか…?』)…みたいなこと
まっ、まっ、あのね、変に細やかなんですよ、感じやすいんですよ
無理ですよ、細やかに感じやすい人って…(笑)

例えば、その…まっ、あのー、電車が超満杯で…とか色々あるじゃないですか?
もう…ちょっと、こういう話、面白いんで話しますけど(笑)
通勤の途中で、10分くらい歩くんですけど…
で、そこで、いつも、あの…東京で言うと『東スポ』…九州で言うと『九州スポーツ』ですけど
それ、買うんですけど、そこの、買いに行くところまでで、こう…
急にパーッと雨が降り出したんですよ、小降りで…

だから、その…ジャケットは、やっぱり新入社員だから
3着くらいしか持ってないじゃないですか?替ジャケットで…(『最初はそうですね』)
だから、ポツンポツンって、こう…雨が降った時に、ナンかこう…
小っちゃなホコリみたいなの、プーと上がったんですよ
それ見て、イヤんなったんですよ…(『それ、許せなかったってこと?(笑)』)

イヤ、そうじゃなくて、毎日、ちゃんと…まっ『洗いたてのTシャツでいいから着たいな』
…みたいなトコが、すごい…あの…あるんですよね
でも、そういう細やかな性格って、向いてないんですよ
(『イヤ、じゃあ、それでも一応行くんですか?』)…もちろん、もちろん!
まっ、僕は、あの…そういう登校拒否とか、そういう登社拒否みたいなのないんで…

それ、絶対行くんですけど『はあー、ナンか向いてない…』
もう、そん時に…その時、一番冷静に、それを思って…
それで『夏のボーナス貰うまでに絶対辞めよう』と思ったんですよ
もう、ボーナス貰うと、絶対辞められない性格なんで…(『あっ、性格上は…』)…性格上…
だから『これは、夏のボーナス前に絶対辞めないとヤバいな』と思って…

(『それは、ボーナスまで貰って辞めるのは、ちょっと人として…』)
それはもう、人としてちょっと…それで、4ヶ月なる頃に辞めたんですよ
そいで、そのまま『照和』に行ったら、もうみんな『絶対戻って来ると思ってた』って…
『お前、席空けてるからな』って言われたんですよ(笑)『失礼だな、こいつら』と思って…

(『でも、ナンか、それはそれで嬉しくないですか?』)
もちろん、まあ、嬉しい…まっ、嬉しいっていうか…ちょっと、やっぱり冷ややかな気分でしたね
『みんな、冷静に見てんだな』と思って…
(『でも、あの…細やかな方は、僕、合うと思うんですけどね、会社はね、ナンとなく…
まっ、壁はあると思うんですけど、越えて行って』)

イヤ、でもさ、でもね、小降りの雨がポツンポツンと、ジャケットにかかっただけで
『イヤ、向いてないなあ』と思わないでしょ?フツー…(『思わないです』)
思わないでしょ?思うんだもん!(笑)そりゃ無理ですよ
(『それは…でも、そういう感覚は、今も変わらないですか?』)

イヤイヤ、だから、そういう…だから、音楽として
そういうところが向いてるかどうかは、ちょっと判んないんですけど
作品を書くにあたっては向いてる…(『そうでしょうね?』)…うん
だから、やっぱり、細い訳じゃないですか?考え方が…
まあ、その…細かいって言ったらカッコいい…だけど、ホントは細い!生き方として…(笑)

そりゃ無理ですよ、サラリーマンは…(笑)
サラリーマンの人って、絶対タフじゃないと無理だもん
(『でも、今、だいぶね、サラリーマンに優しい社会に…』)
そう!そう!そう!なりましたけど、僕らの頃はトンでもないですよね…(『そうですね』)」
…といった風に、ここまでのところ、別段、目新しい話題は登場しませんでしたが(苦笑)
甲斐さんが、久しぶりに、じっくりと腰を据えられた感じで話されているのが印象的でした
コメント
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