太藺は木賊と同じように苅株(切り株)を用いていけます。(もちろん苅株なしでもいけます)
似たような姿形をした花材ですね。
花材や挿け方の違いなど見比べていただきたくて
お稽古時、隣に並べていけてみることにしました。
花屋さんから届いた太藺の包みをあけてちょっとびっくり
茎先の花穂がえらくふさふさしてます。
今まで手にした太藺と違います。
このまま生けたのではイメージする太藺と雰囲気が違ってくるので
すこし穂を間引きました。
穂はこんな感じ
花屋さんにお尋ねすると
これは沖縄産の太藺で業界では艶太藺と呼んでいるものだと教えていただきました。
それに対していつも使っているものは青軸太藺というそうです。
藺草に似ているが藺草より太いところから太藺と名付けられた花ですが
太藺はイグサ科の植物ではなくカヤツリグサ科です。
この花穂をみると納得!!!です。
木賊は陸草扱いなのに対し、太藺は水草扱いなので
花器も舟花器にいけてみました。
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