転勤・子育てでお華を休んでいた頃に
嵯峨御流から出版された機関紙「心粧」を親先生からお借りして読んでいます。
その中に花材またはテーマに応じた古書のいけばなが紹介してあります。
そこからは先人たちの自然に対する心や繊細かつ鋭い感性が
紹介されている画がすべて無彩色でありながらもひしひしと伝わってきます。
秋の七草と扱ったもののなかに萩の生花がありました。
しなやかになびく細い枝は流しという技法にはぴったり
ちょうど庭の宮城野萩が見ごろ
古書の花を参考に私も萩を用流しに活けてみました。
萩もあまり水揚げがいいほうではありませんが
陽がまだ射さない早朝に摘み、
切り口を叩いて焼ミョウバンをつけて深水につけておくとわりとしっかり水揚げできました。
でも花の命は短く。。。
2日めにはもうぱらぱらと散り始め
3日めにはほとんどの花が散ってしまいました。
萩は草冠に秋と書きます。
秋はという季節はこの萩のようにその美しい時間は短いもの
その一瞬一瞬を心して楽しみたいものです。
萩だけを活けるんですか、難しそうですね。
でも活けられたのを見るといいな~って…
うちにも咲いているから活けてほしいです♪
ところで、うちのすぐ近くのお稲荷さんで毎月一日に朝市が立つんですけど、この日詰め所に生け花が飾られてます。
叔母も習っている教室で、発表も兼ねて1日だけなんですが…
たま~にお参りに行って見ることもありましたが。
今日その叔母が活けこみの帰り私の家へ寄った時話をしたらなんと、嵯峨御流なのよ、って言うんですよ♪
明日は出勤時間も少し遅いから朝行って見せてもらおって思っています。
楽しみだな~♪
花生けもお花屋さんのものでなく
庭や野のものを使うほうがおもしろいなって感じることが多いです。
でもはっと気づいたら部屋の隅を虫が這ってたり
フンがぱらぱら落ちてたりと
外との境がなくなってしまうこともあって。。。(笑)
>今日その叔母が活けこみの帰り私の家へ寄った時話をしたらなんと、嵯峨御流なのよ、って言うんですよ♪
まあ!そうなんですか。
今晩あたりその様子blogで見せてもらえるかしら(ワクワク)
叔母様が習っていらっしゃる。。。
これってきっとなにかご縁があってのこと
sachikoさんも嵯峨御流のお華どうですか。
そうしたらいつか京都の大覚寺でお会いできるかも
なんだかとても嬉しいわ^^