花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

ヤブミョウガ

2008年07月14日 | 庭の花

この花器は地元の画家、日本画 銅板画 テンペラ画 弁柄染めなど多才な
若山侑さんの陶芸作品です。
アートフルでしょう
こういう個性的な花器に花をいけるのはどちらかといえば苦手です。(以前にも同じこといったような。。)
それでも眠ったままにしておくのはもうしわけなくて
先日の稽古の時に紫蘭をいけて部屋に飾りました。
いけたといっても青い実のついた長短2本の紫蘭を挿しただけですが
じつはあれでも結構悩んだのよ。
お生花のようにきまった型があるわけでもないので
自分の感性やバランス感覚など。。。そういった類に自信がないだけに
あぁでもないこうでもないと迷ってしまいます。
またいけたいと思う植物とじっくりと付き合ってその個性を知ることも大切ですね
紫蘭の花が似合っていたかどうかはさだかではありませんが
生徒さんのおひとり、とてもこの花器を気に入っていただきました。
飾っておいてよかったです。(ごめんなさい 写真はありません)

庭のヤブミョウガの花が咲いたのでいけてみました。
毎週オットの仕事場にも花をいけているのですが
ツリバナにそえてみようと思いカットしました。
でも
葉が大きすぎるせいかどうにも似合いません。
せっかく切ったのにもったいないことしたと残念に思っていたときに思いついたのがこの花器
一花。。。
葉を何枚残すか迷いました 3枚5枚7枚?
野に咲いているそのままの姿により近い姿を感じていただきたくて7枚そえましたが。。。
またこの花器にはもう1ヶ所挿し口があります。
あえて挿す必要はないのですけど。。。
トビシャガの個性ある葉?茎?をを入れてみましたが
しっぽみたい?!


言い訳めいたことをぐだぐだと。。。
鋏を持つ手も頭もそしていけた花も少々混乱気味ってところでしょうか