公共インフラを観光資源とする「インフラツーリズム」が各地で人気を博しているということで、通称「地下神殿」と呼ばれる、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路の見学ツアーに参加しました。
首都圏外郭放水路とは、洪水被害を軽減することを目的に、県内を通る国道16号の地下約50ｍに建設されており、台風などで増水した際に地域を流れる5つの中小の河川の水を地下へ取り込む「立坑」、地下で水を送り込む「トンネル」、水勢を弱め排水を促す「調圧水槽」、水を江戸川に吐き出す「ポンプ設備」などで構成された巨大な建造物です。
今回参加したのは地下神殿コースというもので、長さ177ｍ、幅78ｍ、高さ18ｍの巨大な調圧水槽の内部を、ガイドさんの説明を受けながら見学することができました。
120段ほどの階段を降り中に入ると、１本約500ｔもの重さのコンクリート柱が林立しており、そのスケール感に驚かされました。
まさに神殿を思い起こさせるような造りとなっており、非日常感を味わうことができました。このような大型案件を受注できるよう精進していきたいと思います。
by 関東支店 M.K.
