令和6年6月13日(木)に、丸栄コンクリート工業(株)埼玉支店様のご厚意により、当社で実施設計を担当した施工現場でリフトローラー工法を使用したボックスカルバート布設工事を見学しました。
この工法で設計したことがある方も多いのではないでしょうか。「クレーンの移動が不要で画期的な工法」との印象はありましたが、実際に見学してみると非常に見ごたえがあり、社員一同、終始釘付けになっていました。
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「荷下ろしの様子」
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「ボックス運搬の様子。基礎コンクリートは有筋必須」
見学会開始から40分程度で最初のボックスカルバートの敷設が完了しました。想像していた以上のスピードです。
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既設ボックスカルバートとの接続は直線ですが、接続先との角度が急すぎると車輪が干渉し、接続できないそうです。
現場見学会は一時間程度でしたが、時間内に2個(2m分)の敷設が完了しました。個数が増えていくほど運搬距離が短くなるため、後半になるにつれて施工スピードが速くなります。
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「釘付けになっている様子」
見学会を通して、リフトローラー工法が施工現場で実用的な工法であると同時に、「基礎コンは有筋のみ」「角度が急すぎると接続できない」などの特徴も知ることができました。
現場見学会では、リフトローラー工法がどのような点で利便性に優れていて、どういった部分に注意が必要かを肌で感じることができ、実際に見てみることの大切さを改めて実感しました。
丸栄コンクリート工業(株)埼玉支店並びにとだか建設(株)の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
by 関東支店 K.I.
株式会社 日本水工コンサルタントHP