私は今年の4月頃から、着物勤務をしています。
現地調査などの出張の日以外は、ほぼ着物で出勤します。
基本的にオフィスで机に座ってPC作業をしているので、洋服と何ら変わらず、快適に仕事をしています。着物勤務を始めて4か月くらいたったので、なぜ着物で勤務しようと思ったのかを書いてみます。
現地調査などの出張の日以外は、ほぼ着物で出勤します。
基本的にオフィスで机に座ってPC作業をしているので、洋服と何ら変わらず、快適に仕事をしています。着物勤務を始めて4か月くらいたったので、なぜ着物で勤務しようと思ったのかを書いてみます。
私は元々、成人するまで着物に全く興味のない人間でした。着物は入学式や卒業式、成人式など特別なイベントで着るものだと思っていて、自分で着付けすることもできませんでしたし、成人式は着付けを面倒に思ってスーツで参加したくらいです。
私が着物に興味を持ったきっかけは、普段着で着物を着ていた友人でした。
それまで、振袖のような晴れ着着物しか知らなかった私は、カジュアルな普段着着物があることに衝撃を受けました。
昔の日本人は着物を普段着として毎日着用していたので、むしろカジュアルなものの方が多いことは想像に難くないのですが、自分がそれすらも知らなかった事にも驚いて、
日本人として着物文化をもっと知りたい、この身で着こなしたい!と思って
その友人をつてに着物界隈に足を踏み入れ、今に至ります。今では着物が大好きで、自分で集めた着物や曾祖母が大切にしていた着物を受け継いだりして持っている着物の数は洋服よりも多いです。
ですが、ここ数年、そんな着物たちを着こなせないという悩みがありました。
休日出掛ける時は着物を着るのですが、休日は1週間に2日くらいしかありません。1か月に多くて9日しか着物を着るチャンスが無く、1回も袖を通さないままシーズンが終わってしまい、衣替えでタンスに仕舞うことになる着物がたくさんありました。どうやったら着物をもっと着られるのか考えた結果、仕事に着物で出勤すれば着こなせるのでは?と思い至りました。
私はたくさん着物を着られるし、同僚の皆さんに着物のことを知ってもらえて一石二鳥です。ということで、着物勤務を始めました。
最近、巷ではけっこうな着物ブームが来ているのですが、それでもやっぱり、着物は特別な日に着るファッションというイメージをお持ちの方が多いと思います。
着物勤務を通じて、着物の特別なイメージや、帯が窮屈なイメージなんかを払拭して、カジュアルで気軽な一面を紹介できればな~と思います。
by 西部支店 Y.T.
株式会社 日本水工コンサルタントHP↓