こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

富山アルギット栽培コシヒカリ

2012年07月07日 13時40分19秒 | Weblog
今回の富山イベントでは、アルギット栽培のコシヒカリを試食販売している。

アルギットといっても、まず知っている人は少ないであろう。
北極海に近いきれいな海で、太陽と海の栄養をしっかり吸収して、たくましく育った天然海藻。
ミネラルやビタミン、アミノ酸などが豊富に含まれており、土壌微生物を増殖し肥料の効率を上げて作物を健康に育てるとともに、土壌環境をクリーンにする手助けをする。
(JAとやま https://www.ty.zennoh.or.jp/safety/index6.html)

平成元年に特別表示米としてスタートし、“徹底した土作り”を目的に、「天然粘土」「良質有機肥料」「天然海藻(アルギット)」を使用し、北アルプスの清らかな水、肥沃な富山平野で米作りに情熱をかたむける海藻アルギット米生産部会の168の農家が、統一した栽培方法で、コシヒカリの持つ能力を最大限にいかして、こだわりを持って、大切に育てられたお米が「減農薬・減化学肥料栽培米(5減:5減)アルギット米コシヒカリ」。

富山県のコシヒカリは、一般的なコシヒカリとより、米粒感がある。
炊飯器や炊き方によっては、この米粒感を「かたい」と言ってしまう人もいるが、「かたい」という表現は「美味しくない」という要素も含まれてしまうことから、正しい表現ではないであろう。

ここでいう米粒感というのは、「米粒に張りがあるモチモチとした食感」を指している。
この食感を持ちながら、さらにコシヒカリの甘さと、コシヒカリにしかない粘り感がシッカリとあるお米と言ったら・・・

どう。食べてみたくない。
試食した人からの評価も、やっぱり良い。

そこで不思議なのだが、なんで「富山アルギット栽培コシヒカリ」は、なかなか日の目を見ないのだろう。
一般的なコシヒカリよりも、数段上で美味しいのに。

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