こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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安全性アピールするために

2011年10月01日 09時57分14秒 | Weblog
同じく日本農業新聞を見ていたら、全農福島が、独自にお米の検査をする事を発表していた。

内容は、「東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、JA全農福島は今年産米について、県が行う予備調査、本調査のほか、独自に品種・地区ごとに調査を行う方針を固めた。
検査で、放射性セシウムが「未検出の銘柄」と「規制値未満の銘柄」の二つに区分。
未検出銘柄から出荷を始める。独自検査で安全性を消費者や卸にアピールするのが狙いだ。」とのこと。


全農福島によると、福島県の調査は、「ひとめぼれ」や「あきたこまち」など早生品種が中心となっていて、福島県の主力品種である「コシヒカリ」は対象となっていないのだとのこと。
このため「コシヒカリ」を作る生産者などから、「品種ごとの検査をしてほしい」との要望が挙がっていたのだそうだ。

全農福島としては、福島県が主体となって、品種ごとの調査するよう要請中しているそうなのだが、見通しが立たない場合は、全農福島として、独自検査に取り組む考えだそうだ。

これだと検査のサンプル数は、地区・品種ごととなるため、500点以上を想定しなければならないというが、 福島県の生産者の人たちの心情を考えると、どんな痔時間がかかろうとも、検査をしてあげた方が良いと思うし、消費者としても、1つの判断基準とする事が出来ると思っている。

大変なことだが、消費者の信頼を取り戻すために、前に進んでほしいと思っている。
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