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ベトナム 米輸入拡大を要求 対米姿勢で足元見られる? 日本は強く拒否

2014年05月20日 15時43分22秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「ベトナム 米輸入拡大を要求 対米姿勢で足元見られる? 日本は強く拒否  2014年5月20日 」という記事が出ている。

内容は以下の通り
TPP交渉を通じ、ベトナムが日本に米の輸入拡大を求めていることが19日、分かった。
関税の撤廃・引き下げや特別輸入枠などを念頭に、拡大につながる措置を要求しているもようだ。
ベトナムは世界有数の米の輸出国で、こうした措置を受け入れれば国産米の需給や価格への影響は必至。
日本は強く拒否している。

交渉関係者が明らかにした。
ベトナム・ホーチミンで12~15日に行われたTPP首席交渉官会合と並行して、日本とベトナムは関税など市場アクセス(参入)分野の2国間協議を実施した。
この場でベトナム側が、米の輸入拡大につながる措置を日本に求めたもようだ。

だが日本側は強く受け入れを拒否した。
交渉関係者によると「日本とベトナムの友好関係が壊れる」などと、厳しい口調で伝えたという。

日本とベトナムのEPAでは米を除外している。
しかしTPPの日米協議で、日本は関税引き下げ期間の長期化や強力なセーフガード(緊急輸入制限措置)などを条件に、農産物の重要品目の一部についても関税引き下げの用意があることを示唆している。
こうした日本の姿勢を受け、ベトナムが米について要求を強めてきた可能性がある。

ベトナムは世界有数の米輸出国の一つ。
2012年の輸出量は772万トンだった。
長粒種が大半だが、日本も米菓などへの加工用としてミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米一般入札で輸入している。
ベトナム産米の輸入が増えるような措置が取られ、加工用米としてでも輸入が増えれば、主食用も含めた日本の米需給に悪影響を及ぼすのは避けられない。
また、日本向けに短粒種の栽培が増える恐れもある。(シンガポール岡部孝典)
というもの。

ベトナムに対して、米の栽培指導や技術料力をしてきた結果、ベトナムが独り歩きできるようになってきたという、一つの表れだと思う。
その当たり前の行動に対して、今になってNoといっても、納得はしないだろうな。

技術を先進国に教える事は、決して駄目な事ではない。
しかし、1~100まで全て教えてしまったら、いつかは敵になるという当たり前の事を、日本人が甘く考えているだけの事だ。
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