こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

精鋭部隊よ。これがスズノブだよ

2010年03月03日 22時31分50秒 | Weblog
今日、某産地と私的に情報交換をすることになっていた。
事前の話だと1人の予定だったが、実際には新人を2人連れてきていたため、思いもよらない事実に、少々ビックリ。

でも連れてきた理由はよく判るので、何も隠さず、綺麗ごとも一切言わず、ありのままの消費地の現状と、東京という消費地が抱えている、他とは違う問題点を話し、さらに産地とのズレ、産地としての問題点等の話を、4時間にわたって話した。

申し訳ないと思いながらも、その中で、新人2人の反応は見させてもらった。
ただの新人で終わってしまう器なのか。
直ぐに産地の戦力となる器なのか。
それとも磨けば光る原石なのか。

本当は、もっともっと自分の考えを言って欲しかったのだが、さすがに自分と初めて会ったばかりでは、そうそう意見も言えなかったようだが、それでも自分としては、「なるほど。だから連れてきたのか」という結論となった。

仕事からして、なかなか産地から出向いてくるチャンスは無いと思うが、東京に来ることがあれば、この2人には、なるべく自分のもとに寄ってもらいたいと思っている。

教えたいことが山ほどあるのだ。

何故自分と産地が付き合うことになったのか。
この10年以上、何を考え、何を目指していたのか。
何処まで実行できて、何処まで可能性があって、何処が無理なのか。
その中で、何故、産地はミスをしてしまったのか。
何処で歯車がくるってしまったのか。
どうして自分がブラント化を止める事態となったのか。
自分は何処に対して怒っているのか。

では復活は出来るのか。
チャンスはまだあるのか。

針の穴ほどだが、まだ復活する可能性はある。
しかし、それは、東京からではコントロールしきれない。
東京からでは、穴が小さ過ぎて見えないのだ。
よって、全てを地元でコントロールしなければらならない。

わざわざ、あの苦労人が、自分のもとまで2人を連れてきたのだ。
だから、その方法を教えてあげる。

使いこなせ。
精鋭部隊の2人よ。
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