こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

島根は伝えてくれていたんだ

2010年03月03日 22時03分00秒 | Weblog
今日、いきなり島根県の生産者が訪ねてきた。

自分が明日の玉川島屋へ納品するお米をハイエースに積んで、車庫に向かおうとしているときに、店頭に来たことは知っていて、消費者じゃなくて生産者だということも、訪ねてくる様子から判ってはいた。

でも、生産者だと名乗らないまま帰ってしまう人もいるので、自分は声をかけないまま車を車庫へ向かって行ってしまった。

数分で車庫に車を持っていくことは出来るので、そんなに時間はかかっていないが、店に戻ったら、まだ、その時の生産者が店で待っていて、従業員から「島根の生産者だそうです」と教えられると、「以前に訪問した島根の普及員から聞いてきた」と言ってきたのだ。

消費地にきて色々な事を学んでも、そのことを産地に戻って話さない、または話すチャンスが無いままとなってしまうことが多い中で、島根はシッカリと消費地の現状などについて、生産者に対して説明をしてくれていたのだ。

こんな嬉しいことは無い。

だから、あの時とは違う、今の最新の情報を伝え、自然に恵まれすぎている産地には見えない部分、その中での産地としての取り組み方、生き残り方、産地の使い方、ブランド米作りのヒント等を、店頭での話のままとなってしまったが、その場で思いつく限り教えてあげた。

だから今度は、さらの多くの島根の人たちに、今日話した内容を伝えてほしい。
そして「西の魚沼」とも言われていた、あの時の島根に戻ってほしい。

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