昨日、各産地のお米をブランド化していくための武器として作り上げた、独自プロジェクト「Suzunobu Project Rice」を、2017年5月31日を持って終了することを発表した。
よって、その整理を、昨晩から始めているのだが、ほとんどと言って良いくらい進まなかった。
一時期、成功率の高い、最強のブランド化計画と言われていた「Suzunobu Project Rice」。
なので、実行していた産地が多く、自分のパソコンの周りには、その資料が山積みとなっている。
1つの産地の整理を始めたのだが、自分でも「やっぱりこの計画はすごい」と思ってしまい、ついつい見入ってしまったりしてしまった。
頓挫した理由、失敗した箇所、成功した箇所等の、全てがブランドシートの中に残っていた。
「Suzunobu Project Rice」を使わなくなってしまった産地には、1円の価値も無いシートである。
しかし、シート1枚で現在の産地が手に取るように判る。
生き残りを考えている他産地からは、のどから手が出るくらい欲しいシートだろうと思う。
このシートだけで、1つの産地の息の根を止めることが出来る内容が入っているのだから・・・
それだけ価値があるし、危険なブランド化計画とブランドシート。
産地が考え方を変えた時のために、残しておきたいという思いがある。
しかし、ち密に考えられているブランドシートのため、個人情報が満載。
それを手元に残しておくというのは、やはり危ないのではないかと思ってしまう。
であるなら、印刷物は全てシュレッダー。
データは全て消去。
それが当然なのだろう。
だが、辛い。
完全な遺品整理なのだから。
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