こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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復興願いそば発売 作付け困難の水田で栽培 食のみやぎネット

2013年12月24日 19時48分02秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「復興願いそば発売 作付け困難の水田で栽培 食のみやぎネット (2013/12/24)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA全農みやぎ、みやぎ生協などでつくる「食のみやぎ復興ネットワーク」は22日、「復興亘理そば」の発売開始会を亘理町のおおくまふれあいセンターで開いた。
そばの原料は亘理町、山元町産。東日本大震災で被災し、水稲をまだ作れない水田で代わりに栽培したソバだ。
少しでも農家の手取りを確保し、地域の復興につなげる。

「復興亘理そば」はみやぎ生協とAコープ宮城の各店舗、全農みやぎ産直レストラン「COCORON(ココロン)」、おおくまふれあいセンターで12月末まで販売する。

震災で被災した水田のうち、復旧・除塩工事が完了したものの排水施設が整わず水稲を作付けできない水田に、ソバを植えて商品化しようという「わたりのそばプロジェクト」の一環。
地元農家らが8月、水田50ヘクタールに種をまき、11月にソバ約7トンを収穫、年越しそばに仕立てた。

発売開始会には全農みやぎ、みやぎ生協、JAみやぎ亘理の代表者らが参加。
ソバの収穫と商品化を祝うとともに、買い物客へそばの試食販売も行った。
JAみやぎ亘理の岩佐國男組合長は「協同組合の連携の力で生まれた復興そばを、ぜひ多くの人に食べてほしい」と話した。
というもの。

自分がここで気が付いてもらいたいと思っている事は、「頑張っているね」という事はもちろんなのだが、「震災で被災した水田のうち、復旧・除塩工事が完了したものの排水施設が整わず水稲を作付けできない水田」という部分。

被災地は、未だに、こうなのだ。
まだ何も進んでいないのだ。

今日はクリスマスイブなのだが、被災地では、まだ心から楽しめる状態ではないだろう。
来年こそは、言葉だけの復興では無くなって欲しいと思う。
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