10時40分品川駅発の新幹線に乗り、米原駅乗り換えで、福井県に行く。
あいにくの雨となってしまったが、稲刈り時期となった、今月デビューの福井県の新品種「いちほまれ」の状況視察とブランド戦略のためである。
元々倒れやすい事からコシヒカリは「転けヒカリ」と呼ばれているが、連続する台風・大雨・暴風によって、転けヒカリの見本となっている処もあるようだ。
倒れてしまったコシヒカリは、直ぐに対処する事が出来なければ、品質低下は覚悟しなければならない。
これからも毎年のように異常気象は続く。
その中で、高品質と良食味のお米を作るとなると、やはり今の気象や消費者の好みにあった、新品種に変えていく必要があると思う。
「いちほまれ」は、ポスト・コシヒカリとして誕生した。
ポテンシャルは、明らかにコシヒカリを越えている。
しかし、福井経済連や地域農協は、今まで通りにコシヒカリを売りたいらしく、「いちほまれ」への対応が良くない。
魚沼コシヒカリを越える事が出来る「いちほまれ」なのだが、地元たちによって潰されてしまうかもしれない。
潰されないようにするためには、「いちほまれ」の実力を見せつけなければ。
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