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TPPで日米の溝埋まらず 農産物関税で応酬 甘利・フロマン会談

2013年12月02日 15時12分07秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPPで日米の溝埋まらず 農産物関税で応酬 甘利・フロマン会談 (2013/12/2)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、甘利明TPP担当相は1日、来日中のフロマン米通商代表部(USTR)代表と東京都内で会談した。
菅義偉官房長官、林芳正農相も同席した。
会談後、甘利担当相は記者団に「日米で残されている課題について極めて厳しい交渉をした。結論は出ていない」と述べ、日米間で意見の溝が埋まらなかったことを明らかにした。

米国は農産物の重要品目の関税撤廃や自動車の制度変更など極めて高水準の市場開放を求めてきたとみられる。
日本は農業の重要品目を守る立場を主張したもようで、閣僚会合までに日米間で引き続き協議する見通し。
日米間の溝が埋まるかどうかは、7日からのTPP閣僚会合の行方を大きく左右するだけに、今後最大の注意が必要だ。

会談は2時間続き、当初昼食会として予定したが昼食も取らず全ての時間を協議に充てたという。
両国とも会談の具体的な内容を明らかにしていないが、甘利担当相によると、日本は「(米国に対し)これ以上は一センチも譲れないという説明をした」のに対し、米国からは「いろいろ厳しい追及があった」という。
閣僚会合を目前にしてもなお、米国は強硬な姿勢を崩していないもようだ。

農産物5品目をはじめ重要品目の関税撤廃からの除外などを求めた衆参農林水産委員会の決議を伝えたかについて、甘利担当相は「決議、党の公約を重く受け止めて協議に臨んでいる」とし、その上で日米間で残されている最終課題についてぎりぎりの交渉をしたという。

フロマン代表は茂木敏充経済産業相とも会談。
米国の関心が高い自動車問題について協議したとみられる。

フロマン代表は、記者団に「お互いの重要項目を話し合った。率直な議論だった」と述べた。
その上で「日米関係はかつてないほど、重要な時期を迎えている」と語り、日米が主導してTPP交渉を妥結させることが重要との考えを示した。
というもの。

話し合いを続けても溝が埋まらない、妥協しなければならないという事なら、撤退していくしかないだろう。
もともと、最初から、そうなっているのだから。
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