こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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飼料用米数量払い 平均以上なら増額

2013年11月16日 10時37分20秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットに「飼料用米数量払い 平均以上なら増額 (2013/11/15)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省は14日、経営所得安定対策(戸別所得補償制度)を見直す一環で新たに設ける飼料用米の数量払いについて、主食用米の地域の平年収量を上回った場合は、現行の10アール当たり8万円を超える交付金を支払う方針をまとめた。
飼料用米の潜在需要を450万トン程度と見込む中、支援を手厚くして作付けを誘導するとともに、収量向上の意欲を高めたい考え。
同日の自民党農林水産戦略調査会、農林部会、農業基本政策検討PT合同会議に示した。

現行制度で飼料用米には、収量にかかわらず全国一律で10アール当たり8万円を支払っている。
同省は数量払いを設定する上で、天候や地形など地域によって生産条件に違いがあり、収量も変わることを考慮。
全国一律ではなく、各地域の主食用米の平年収量を基準に交付額が決まる仕組みを検討している。

現状の飼料用米生産は、収量にばらつきが大きく、主食用米の収量を下回るケースも見られる。
同省は、栽培管理を怠るといったモラルハザード(倫理観の欠如)を避けるとして、地域の主食用米の10アール当たり平年収量を下回れば交付金も8万円を下回る仕組みとする考え。
単価は上限と下限を設定する。
それぞれの単価は調整中。

こうした措置と併せ、飼料用米の多収性品種の導入も支援する。
都道府県・市町村段階で策定する「水田フル活用ビジョン」に導入を位置付けた場合、産地交付金(仮称)を追加配分し、農家への交付金を上乗せする。
というもの。

交付金目当てで栽培管理を怠る生産者を何人も見ていたから、平年収量を下回れば交付金も8万円を下回る仕組みとする考えは、正解だと思う。

しかし、飼料用米ばかりになってしまっても、そんなに食べる生き物がいないので、困ってしまうのだが・・・
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