こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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飼料用米150ヘクタールに拡大 増収、コスト減へ試験 JA石川かほく

2014年05月09日 15時26分11秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネット[農政改革を追う]に「飼料用米150ヘクタールに拡大 増収、コスト減へ試験 JA石川かほく 2014年5月9日 」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
石川県のJA石川かほくは、飼料用米への助成金が2014年度から数量払いで10アール当たり最大10万5000円となったことを受け、同年産の飼料用米作付けを150ヘクタールに拡大する。
収量の確保が助成額を増やす鍵になるため、試験圃場(ほじょう)を3カ所新設し、生産費を抑えつつ収量を増やせる栽培方法を探る。
農家所得の向上につなげる考えだ。(竹内啓太)

14年産で計画する作付面積は、生産を始めた5年前からほぼ倍増する。
同JA管内は湿田地帯で、麦や大豆による転作は湿害で収量の確保が難しく、耕作放棄地を増やす要因の一つになっていた。
飼料用米の導入以降は不作付け地が30ヘクタール以上解消するといった効果もあり、JAは農地保全の観点からも作付けをさらに促す方針だ。

数量払いは、地域の主食用米の平均収量を確保すれば従来と同じ10アール8万円が交付される。
同JA管内の「コシヒカリ」の平均収量は10アール当たり530キロ。JAは飼料用専用品種「べこごのみ」で、「コシヒカリ」を大幅に上回る同700キロ以上の収量と生産コストの2割減を目指す。
収量が同680キロを超えると交付単価が最大の10万5000円となる。

品種ごとに設ける試験圃場は「べこごのみ」が1ヘクタール、飼料用専用品種「北陸193号」と多収性の「あきだわら」がともに10アール弱。
元肥から施肥設計を見直し、肥料成分が高く安価な資材の組み合わせを検討する。
JAは「施肥方法を変え、なるべくコストを抑えて収量が上がる方法を探りたい」として、生産と利用の拡大に弾みをつけたい考えだ。

飼料用米は、いずれも県内の養豚7戸、酪農4戸の計11戸に供給する予定だ。
JAが集荷から乾燥調製、保管まで行い、JA出資法人「JAアグリサポートかほく」が破砕し、畜産農家に提供する。
13年産の価格は破砕代などを含めてトウモロコシよりも安価な1キロ30~35円だった。
豚では破砕した玄米を配合飼料に1割添加し、乳牛にはトウモロコシの1割弱を代替する。

飼料用米を給与した豚肉は「豚輝(トンキー)」の愛称で、農産物直売所「JAグリーンかほく」で販売。
消費者から「脂が甘く、おいしい」などと好評を得ている。

JA営農経済部の亀田昭志部次長は「主食用米の生産数量目標が減る分を飼料用米で補い、将来的には主食用米並みの所得を得られるようにしたい」と強調する。
というもの。

県内で使用が決まっているというのであれば、自分としては、どんどんと実践してみたらよいと思っている。
設備だけ作ってしまったとか、売り先が決まっていないのに作ってしまったとかは、無謀で危険しかないと思うから・・・
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