こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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茨城、栃木 大規模水害 鬼怒川の堤防決壊 稲が冠水「発芽心配」

2015年09月12日 09時02分38秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「茨城、栃木 大規模水害 鬼怒川の堤防決壊 稲が冠水「発芽心配」 (2015/9/11)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
台風18号から変わった温帯低気圧の影響で10日、関東や東北南部は記録的な大雨に見舞われた。
大雨特別警報が出た茨城、栃木両県では河川の氾濫などで住宅・農地の浸水被害が相次いだ。
水田地帯の茨城県常総市では、鬼怒川の堤防が決壊し、川の東側の広い範囲に濁流が流れ込んだ。
複数の家屋が流され、収穫目前の稲が冠水したり、ハウスが水没したりした。

「川が氾濫し、水がどんどん迫ってきた」。
鬼怒川から3キロ弱に位置する水田で「コシヒカリ」などを3ヘクタール栽培する山木幸彦さん(52)は、かつて経験したことがない激しい雨に困惑する。

この地域一帯は稲の収穫適期に入っているが、天候が悪く、稲刈りがまだ4割しか済んでいなかった。
刈り遅れを心配していた矢先、大雨に見舞われた。山木さんは「長時間水が引かなければ、発芽し商品価値がなくなってしまう」と不安がる。

地元のJA常総ひかりは同日、草間正詔組合長を本部長とする対策本部を設置した。
同JAは、常総市などと災害時の物資調達に関する協定を結んでおり、市の要請を受け、約200人が避難する場所に食料を届けた。
JAの染野清企画総務部長は「水が引き、安全が確保されてから、現地調査を迅速に進めていきたい」と説明する。

国土交通省によると、鬼怒川の堤防決壊による浸水想定地域には約2万2000人が居住し、最大で深さ5メートルの浸水となる恐れがある。
鬼怒川の堤防決壊など甚大な被害の発生を受け、茨城県は同日、常総市などへの災害救助法の適用を決定した。
避難所設置などの費用を国と県が負担する。

警察庁によると、各地の被害者は行方不明が1人、重傷が6人、軽傷が15人となった。
総務省消防庁によると、建物の破損や浸水は約1000棟。
というもの。

関東は全体的に出来がよかったのだが、長雨によって刈取りが出来ず、品質低下が始まってしまっていた。
その中での、今回の被害。
厳しい現実だと思う。

これから被害の大きさは判ってくるだろうが、大小にかかわらず、業務用米には影響が出るだろう。
そして、スーパーの激安も、一気に減ってくることだろう。

複雑な気持ちだ。
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