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「壊して終わり」懸念 規制改革会議答申を疑問視 農政審企画部会

2014年06月28日 14時06分03秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「「壊して終わり」懸念 規制改革会議答申を疑問視 農政審企画部会 (2014/6/28)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省が27日に開いた食料・農業・農村政策審議会の企画部会(部会長=中嶋康博東京大学大学院教授)で、規制改革会議の答申に対し不安を抱く意見が相次いだ。
委員らは「農協、農業委員会の改革が農業の成長にどうつながるのか分からない」などと指摘。
農水省は今後、政府内で改革案を取りまとめる中で、企画部会から意見を聞く場を設ける方針を示した。

農事組合法人ながさき南部生産組合の近藤一海会長は、農業委員会や農協の改革が農業の成長産業化をどう促すのか、「説明が全くない」と指摘。
「ただ壊して終わらないようにしないといけない」と慎重な議論を求めた。

山内明子日本生活協同組合連合会執行役員は、JA全農の株式会社化が提案されたことを受け「協同組合は一人一人が出資して組織をつくり、共通利益のために自主的に組織、経営形態を選んでいる。そういう実態を正しく認識してほしい」と主張した。

JA全中の萬歳章会長は「協同組合の理念は相互扶助だ」と強調。
「会社にすれば競争関係が前面に出てきて勝者、敗者が生まれる。
そうではなく、互いに理解し、向上するのが協同組合だ」と訴え、規制改革会議から5月14日に出された当初の提案には「いささか疑念を持っている」と述べた。

農水省の皆川芳嗣次官は、今回の規制改革会議の議論の経緯を「頑張っている単位農協を全国組織がどう支援していくべきかという問題意識で議論した」と報告。
「最後は農業、農村の振興につながる方向性を見いだしていきたい」と述べた。

答申を受けて閣議決定した政府の規制改革実施計画には「農協系統組織での議論も踏まえて具体化を図るとされている」と説明。
「政府内でも検討を深めていく。その過程で、企画部会の意見を聞く機会を設けたい」との考えを示した。
というもの。

「壊して終わり」という結果は、初めから判り切っていた事。
いまさら懸念という方が、ちょっとビックリした。

「数年先には、確実に時代が変わるんだ」という事を頭に入れて、計画・実行していくしかない。
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