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農相に森山裕氏 TPP 国内対策へ注力  第3次安倍改造内閣発足

2015年10月09日 09時39分54秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットに「農相に森山裕氏 TPP 国内対策へ注力  第3次安倍改造内閣発足 (2015/10/8)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
第3次安倍改造内閣が7日、発足した。
19人の閣僚のうち10人が交代。農相には、自民党TPP対策委員長を務める森山裕氏が就任した。
環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意で農業現場から反発が強まる中、農業関係者の信頼が厚い森山氏を起用し、国内対策に当たらせる狙い。
かつてない市場開放の打撃を最小限に食い止め、農業所得向上をどう実現するか。
森山農相には就任と同時に重い課題が課された。

安倍晋三首相は組閣後、官邸で記者会見し「『一億総活躍』という輝かしい未来を切り開くため安倍内閣は新しい挑戦を始める」と宣言した。

森山氏には「地方の農業者の不安に寄り添い、二人三脚でTPPをピンチではなくチャンスとする、若者が夢を持てる農業へと農業改革を大胆に進めてもらう」として①攻めの農林水産業を展開し、農業所得向上②農家の意見を踏まえた国内対策③関係大臣と協力して東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や日EU経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結④農林水産物の輸出倍増――などを指示したという。

森山農相は、就任後の官邸での会見で「現場と農政を結ぶ機能をより一層充実させ課題解決に取り組みたい」と語った。
TPP大筋合意を受け、確実に経営が再生産可能になるよう対策に万全を期す考えを表明。
主食用米は市場で需給緩和させず、飼料用米を中心とした水田フル活用を今後も着実に展開していく考えを示した。

農産物の重要品目でかつてない市場開放を受け入れたTPP交渉の大筋合意で、農業者の不満は増している。
農協法改正をはじめ官邸が主導した一連の改革断行に農業現場には〝改革疲れ〟も出ている。
来夏に参院選を控える中、自民党農林幹部で現場への理解が深い森山氏の起用は、政権と農業現場に生じた亀裂を修復し、農業票の離反を防ぐ狙いもありそうだ。

ただ、国内対策では、輸入拡大による直接の影響を食い止めるだけでなく、関税収入の減少が避けられない中で安定財源をどう確保するかという難題にも向き合わねばならない。
来年4月には反発が根強い改正農協法の施行も迫る。
農家の理解を得ながら農業改革を実効あるものにするため、森山氏の〝現場感覚〟にかかる期待は大きい。

初入閣は森山氏を含め9人。
新内閣の目玉として新設した「1億総活躍担当相」には、加藤勝信官房副長官が就任。
少子高齢化対策などに取り組む。
拉致問題、女性活躍の担当相を兼務する。

文部科学相に馳浩・元文科副大臣、経済産業相に林幹雄・衆院議院運営委員長、法相に岩城光英・党参院副会長、復興相に高木毅・元国土交通副大臣を登用。
行政改革担当相には、河野太郎・自民党行革推進本部長を充て国家公安委員長と防災担当相を兼務させる。
国交相には公明党から石井啓一政調会長を起用した。

女性閣僚は、続投する高市早苗総務相の他、環境相に丸川珠代参院厚生労働委員長、沖縄北方担当相に島尻安伊子参院環境委員長が就いた。
というもの。


地方の農業者の不安に寄り添い、二人三脚でTPPをピンチではなくチャンスとする、若者が夢を持てる農業へと農業改革を大胆に進めてもらう
①攻めの農林水産業を展開し、農業所得向上
②農家の意見を踏まえた国内対策
③関係大臣と協力して東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や日EU経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結
④農林水産物の輸出倍増

現場と農政を結ぶ機能をより一層充実させ課題解決に取り組みたい
TPP大筋合意を受け、確実に経営が再生産可能になるよう対策に万全を期す
主食用米は市場で需給緩和させず、飼料用米を中心とした水田フル活用を今後も着実に展開していく

100%無理なことばかり。
④農林水産物の輸出倍増だけを見たって、日本の農業が衰退していれば、国内流通すら難しくなり、輸出なんて余裕はなくなる。

選挙に向けて、支持欲しさに、カッコつけて言っているだけ。
「1粒たりとも入れない」と言っていた政党は、完全に地方だけでなく農業も裏切った。

期待できるはずがない。
地方議員は、地元に帰れるのかな?
なんて言い訳するのかな?
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