こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

JA小松市ブランド

2015年05月18日 18時27分35秒 | Weblog
今日の13~17時まで、石川県のJA小松市と「JA小松市コシヒカリ」のブランド化について話し合いをしていた。

北陸新幹線が走り始めた事で、「石川県」については、だれもが関心や興味を持っている事だろう。
なので、お米のブランド化を始めるにも、タイミングとしては良い。
問題は、品質の安定、違いが出る食味、ブランド化のレベル、産地の将来性など、どの程度をJAとして考えているかである。

パンドラの箱が開くのが確実となった今、ブランド化できるか出来ないかでは、産地の将来に大きな差が出る。
という事は、遅くても新米の流通が始まるまでには、産地の考え方が決まっていなければならない。
さらに、計画としては不十分であっても、新米は動かしてみなければならない。
全てのタイムリミットは長くて3年。
状況が悪化すれば2年。

これから誕生する新品種でさえも、それは同じだと思う。
となると、新潟県と福井県のコシヒカリの後継品種がラストかもしれない。
既存の品種であるなら、直ぐに動かなければ、100%間に合わなくなる。

自分からすると、今回の「鳥取県の大山」と「石川県JA小松市」は、そのギリギリに、消費地に飛び込んできたと考えている。
そして話し合いの結果からも、ギリギリ間に合ったと思える。

よって、前回ブランド化を始めると言った「鳥取県大山」に続いて、「石川県JA小松市」もブランド化を始める事にした。
両方とも、全国のこだわり米を販売する米屋に対しての紹介。
さらに、お米好きの消費者に対して紹介したいお米なので、「和穀の会」が100%管理することになる。

スーパー量販店には扱う事が出来ないブランド米が、秋には2つ出来てくる。
米屋も消費者も、楽しみにしてもらいたい。

ちなみに、この2つの産地の栽培技術の指導は、山形県高畠の上和田有機米「遠藤五一」さんである。
ブランド化計画や流通等については自分、「西島豊造」が受け持つ。

少し前に行っていた、「遠藤五一」さんと「スズノブ西島豊造」との、コラボブランド化である。
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