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生産者、市民ら「最後まで闘う」 前のめり政府に“待った”

2013年05月27日 16時07分35秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに[TPP反対ふるさと危機]という特集記事が2つ出ている。
一つ目は「[TPP反対ふるさと危機] 生産者、市民ら「最後まで闘う」 前のめり政府に“待った” (2013/5/26)」という記事。

内容は以下の通り
農業はもちろん、地域や生活も壊しかねない環太平洋連携協定(TPP)への参加は絶対許さない――。
東京・港区の芝公園には、TPP参加に前のめりな政府に“待った”を掛けようと市民が結集した。
手書きのプラカードやオリジナルの旗などを手に会場に集まった農家、医療や建築業関係者らの声を聞いた。

「農家は忙しいのに、このままじゃ駄目になるから来た。最後まで闘わなきゃいかん」。
茨城県からは農繁期の中、50人以上の農家とJAやさとなど4JA、県中央会が自主的に駆け付けた。
デモ行進ではトラクターを先頭に怒りをアピール。
JAやさとの川井貞夫組合長は「自給率向上とか農業を成長させるとか言いながら、正反対のことをされてはどうしようもない」と声を荒らげた。

復興途上の福島県泉崎村からは米農家の花坂三吉さん(69)が参加。
「TPP交渉に参加すれば、亡国の政権となる」と訴え、「除染のため農地にカリウムをまいて何とか農業を続けようとしているのに、全ての努力をTPPは無にする」と激しい怒りをぶつけた。

白衣姿で参加した都内で働く臨床検査技師の鎌倉幸孝さん(52)は「TPPに参加すれば、利益が出ない過疎地の病院が撤退する可能性が出てくる。
全国民の医療費負担も増えかねない」と危険性を指摘。
「私たちの命を守れないTPPには絶対に参加すべきではない」と力を込めた。

全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は「TPPは米国に有利な不平等条約。私たちの暮らしには害ばかり。日本が参加する理由は全くない」と断言。
「薬価が高騰し、いつでもどこでも医療を受けられなくなったりする恐れがある。参加はやめるべきだ」と訴えた。

白地にピンクのハートマークを付けた旗をデザインし、TPPより愛を叫ぼうと呼び掛けたのは横浜市の機械デザイナー、神成知実さん(48)。
「他人を思う気持ちや愛があれば参加表明なんかしないはずだ。食料自給率が低下する中で、TPP参加ってふざけるな」と不満を募らせた。

建設業の仲間と駆け付けた東京都の新巻充さん(65)は小規模事業者の多い建設業の実情に触れ、「TPPに参加すれば大会社ばかりが有利な社会になり、自分たちの仕事がなくなるではないか。
弱いものいじめはやめてほしい」と憤った。

外国人からも反対の声が上がった。
埼玉県朝霞市で、有機農業を応援する活動を続ける40代のフランス人女性は「日本でTPP交渉の話が出た時点から農業に限らず食の安全、公的保険などが多くの問題があり、これはいけないと思った。TPPは許してはいけない」と思いを語った。
というもの。
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