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世界で異常気象 農業被害 北米寒波、日本も厳寒

2014年01月10日 10時42分16秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットの[ニュースサイト]に「世界で異常気象 農業被害 北米寒波、日本も厳寒 (2014/1/9)
という記事が出ていた。

内容は以下の通り
北半球を取り巻く偏西風の大蛇行で、米国では寒波による記録的な低温、欧州東部や中国東部では暖冬など、世界各地で異常気象が発生している。
米国では寒波に伴う死者が続出、農業や流通にも影響をもたらしている。
9日以降は日本列島も寒波が襲い、全国的に気温が下がって北日本を中心に大雪の恐れもある。
気象庁は「農作物の管理やハウスなどの農業施設の管理に用心してほしい」(予報課)と警鐘を鳴らしている。

同庁が8日に発表した世界の異常気象によると、米国は強い寒気の南下に伴って気温が急激に低下。
この寒波は、昨年12月から続き、米気象当局は「20年ぶりの低温が米北部、中部に広がり生命を脅かしている」と警告する。
ブルームバーグ・ニュースによると、寒気と降雪の影響で冬小麦やオレンジで凍害が発生。
家畜の輸送も困難となり食肉処理に遅れが生じている。
同社は「シカゴ市場の生牛先物相場は過去最高値に達した」と報じた。

資源・食糧問題研究所の柴田明夫所長は「農産物被害だけでなく、暖房用のエネルギー需要も急増している」とみる。

一方、欧州東部は高気圧に覆われて気温が上がり1カ月間雨が降っていない地点もある。
12月末に寒気が流れ込み、平年より5~10度低温となった中国東部も、高気圧に覆われて年明けから高温となり、異常気象が各地で発生している。

異常気象の一因とみられるのは、偏西風の大蛇行と「北極振動」だ。
北極振動は、北極と北半球中緯度の気圧の差が広がることで生じる現象。
冬季に発生すると北半球の気温や気流が変化し、大雪や異常高温に見舞われる。
同庁は「今後、温暖化で北極振動の発生頻度が高まり異常気象が一層起きやすくなる」(気候情報課)と指摘する。

北極振動の影響は、日本でも出始めている。
今週末にかけて今冬一番の寒気が到来する見通しだ。
同庁によると9日以降、冬型の気圧配置が平年より強まり、全国的に強い寒気の影響を受ける。
北日本では9日から、東日本以西では10日から気温が急激に下がり、日本海側を中心に大雪の恐れもある。
低温、大雪のピークは11日から13日だが、来週も強い寒気の影響を受けそうだ。

同庁予報課の内田裕之主任予報官は「12日ごろにはいったん冬型の気圧配置は弱まるが寒気の流入は続き、来週も大雪の恐れがある」とみる。
というもの。

海外からの輸入農産物に頼り切っていると、世界的な異常気象になった時には、食べるものが無くなるのは当然。
その時になってから、国内産の大切さを、やっと判るだろうな。

国内産のお米の生産量が減って、全ての人が国内産を食べられなくなる時代。
絶対ないって言いきれないのが、現実なんだけど・・・

それが判ってからだと、完全に手遅れなんだけど。
「平成の大凶作」を覚えている人は、どの位いるのだろうか・・・・
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