こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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関東、北陸の米概算金 コシ1万1000円前後

2015年08月31日 16時04分52秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「関東、北陸の米概算金 コシ1万1000円前後 (2015/8/31)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
2015年産米の概算金が関東、北陸地方で出そろってきた。
「コシヒカリ」の概算金は60キロ当たり1万1000円前後で設定しているもようだ。
飼料用米など主食用以外の品目による作付け転換が進み、前年産より1000円近く高く設定している産地が増えているとみられる。
最も高い価格帯では60キロ1万6000円前後になるとみられる。

15年産の生産数量目標が10万トン以上の県にある複数産地への取材で分かった。
東日本大震災後、米主産地の被災などを受け、供給不足への不安が高まり一時価格が上昇したが13年産で下落した。
共同計算で赤字になった産地は、14年産の概算金を低く設定せざるを得ない状況にあったという。

このため15年産と14年産の概算金を比べた場合、額が同水準でも上昇幅に違いが生じるケースがある。

今年産の概算金は、各産地が需給改善に向けた取り組みに加え、国が昨秋打ち出した売り急ぎ防止対策による一時保管も考慮。
ただ米の販売環境がどの程度、改善されるのかどうか今後、注視していく必要がある。

概算金をめぐってJA全農は今年、設定の仕方を変更した。
従来、生産者への支払額としていたものを、全農が単位JAに提示する「JA概算金」と、これを受け単位JAが生産者に支払う概算金を設定することにしたという。
一部産地の米販売手数料をめぐり公正取引委員会から昨年、行政指導を受けたのを踏まえた。
というもの。

今までが安すぎたから、価格が上がっていくことについては、自分としては問題ない。
でも、どうせ上がるのであれば、努力した結果に比例してくれれば嬉しいと思う。
努力もしない産地が、周りに揃えて価格が上がるというのは、今の時代としては平等ではないと思う。

お米は、次の時代へと進んでいかなければならない。
そうしないと生き残れないからだ。
当然、産地の入れ替えも、これからは自然のこととしておこるだろう。
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