こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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ペットボトル米 直売所発 東京で販路 FM総研が“仲立ち”

2014年10月02日 15時32分03秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「ペットボトル米 直売所発 東京で販路 FM総研が“仲立ち” (2014/10/2)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JC総研の関連会社で、ファーマーズマーケットのコンサルティングなどを手掛けるFM総研(東京都文京区)は、都内の新聞販売店と提携して、各地の直売所が供給するペットボトル米の販売に乗り出す。
各直売所が売り込みたい米の情報を集めて販売店に提供し、販売店は折り込みちらしを配り読者から注文を取る仕組み。
第1弾は、近くに直売所がない東京都区部の住民向けに10月中にも行う。

・新聞店から配達 折り込みでPR

提携するのは城南読売会。
東京23区内の読売新聞販売店で約70万枚のちらし配布を想定する。
各販売店は事業複合化を進めており、農産物販売もその一つ。
ただ個性的な品物を集められない悩みを抱えており、都市への直売を視野に入れる大型ファーマーズマーケットとニーズが合致した。

FM総研は、JC総研ファーマーズマーケット戦略研究会に加入する43JA・60店舗(年間販売額約500億円)から個性豊かなこだわり米の情報を集め、参加を募る。

仕組みはこうだ。
米販売に参加する直売所は、提供する米の情報をFM総研へ送る。
FM総研は米のリストを城南読売会に送る。
この情報を基にちらしを作り、新聞に折り込む。
新聞店が受けた注文はFM総研を通して直売所に送られ、直売所は精米して販売店に宅配する。
ちらし作成から6日目、精米して翌日には販売店に届く計画だ。

ペットボトル入り(1.8キロ)にしたのは、「米は生鮮食品」と位置付けたため。
精米したてを少量ずつ届け、冷蔵庫に入れてもらう消費スタイルを想定する。
利用者は初回だけ専用ペットボトル(100円)を購入し、袋詰めの米が配達されると専用ロート(100円)で詰め替える方式だ。

値決めは産地が行い、FM総研と新聞販売店の定率マージンを上乗せして売価とする。
1.8キロで1000円前後を想定している。

FM総研の山本雅之社長は「JAファーマーズマーケットが扱う自慢の米を10種類ほどリストアップしたい。事業はJAや直売所のPRにもつながる。米が定着すれば、季節の果物など幅を広げていきたい」と構想を示す。
というもの。

予期はしていたけど、始まったなという感じ。
おまけに城南というと、自分のエリア。

既に対抗策は出来ているのだが、読めなかったのがJAファーマーズマーケットが動いたというところ。
これに人気が集まると、ちよっと五月蠅いな。
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