我慢が

自分への色々な問い合わせやお願い等の中に、「自分の対応が、以前よりも冷たくなった」と書いてくる事がある。

何年か前、頻繁に「お米業界にあるパンドラの箱」の事を書いていた。
そして今、それは現実となっている。

他にも、自分が以前言っていた事が、現実になった事は沢山ある。

不思議と自分は、これからの未来が予測出来ている。
しかし、以前のように、それを１つ１つ言う事はしない。

言った所で、誰も信じないだろうし、今さらどうにもならないからだ。

しかし、質問されれば、教えてあげたくなる。
それを、じっと我慢しているから、冷たく感じるのだろう。

出る事ではない

お米が売れないのは、消費地だけの問題ではなく、産地や生産者にもダメージを与える。

そのせいなのだろうか、自分に「お米を動かしてほしい。お米の話題を作ってほしい」等のメールが、毎日のように届く。

なのだが、お米の世界を動かしているのは自分ではない。
全ての産地や品種のアドバイザーでもない。

自分は、一部の産地と新品種しか、関わっていない。
しかし、それも、１００％関わっている訳ではない。

関わりたいと思う、産直や品種もあるのだが、産直からの要請は無い。

だから、自分に期待するのは意味がない。
自分が、アクションを起こす事は、しばらくは無い。

お米が売れなければ、産地が売る努力をすれば良いだけの事。

１つも関係無い自分が、出る事ではない。

他人事

某米卸が「米が売れない。裾物は動いているが、一般米が厳しい。産直とふるさと納税のしわ寄せがあると思う。このままだと、流通価格を下げないと、どうにもならない。だが、産直からの買い取り価格を下回れないので、苦しくなる」と言っていた。

なのだが自分は、想定内の事なので、「かもね！」という感じで聞いていた。

「あのブランド米も、このブランド米も、今のままだと危ないかも」とも言っていた。

だが、それについても「生かすも殺すも、産直の考えだからなぁ。自分には関係ない事だし」と冷めて聞いていた。

結果「お米が売れないのなら、新米時期まで、品切れせずに、ダラダラ売る事が出来ると、考え方を変えれば、気が楽になるんじゃないの？」

なんて、自分にも関係する事でありながら、他人の事のように聞いていた。

やっと

２月末までには終わらせようと思っていた確定申告。

出張やら打ち合わせやらで、やっている時間が少なく、どんどん伸びてしまっていた。

水曜日以降も、また時間が取れなくなる。

なので、日曜日から今日の午前中まで、部屋に閉じこもって作業して、なんとか終わらせることが出来た。

毎回「１ヶ月ごとにやっておけば、ドタバタしなくて済むのに」と反省しているのに。

駄目なんだよなぁ～