こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

確認を

2017年02月02日 17時47分05秒 | Weblog


残念ながら、みなさんが閲覧出来ない秘密グループ「超米屋」設立準備室に、「超米屋独占銘柄米」6品種の、詳細データをアップしました。
メンバーは、確認してください。
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多くの考え方を

2017年02月02日 16時27分23秒 | Weblog


福井県のポストこしひかりブランド化戦略会議の担当は、今日も関東在住の戦略委員たちの所へ行っている。
30年デビューの福井県の新品種「越南291号」をブランド米として育てるための、意見を聞くためである。
 
普通なら、意見を聞くためには、どこかに委員一同が集まったりする。
しかしそれだと、1人1人から話を聞くだけで、あっという間に時間切れとなってしまう。
結果として、何も細かい部分に入ることが出来ないまま終わってしまう。
であるなら、1人1人から確実に意見を聞き取るために、自ら出向いてしまった方が正解である。
 
戦略委員は様々な業種で構成されていて、米屋は自分だけ。
http://www2.pref.fukui.lg.jp/press/atfiles/paIa1477007963cd.pdf
  
米屋として・流通業として・飲食業として、色々な考え方があり、全てが同じになることはない。
これが、ブランド戦略を作る上で、大問題となる部分である。
全員に良い顔をすると、戦略を立てることが出来ない。
偏りすぎてしまうと、市場が狭くなる。
 
どうしても陥りやすいのが、産地にとって都合の良い戦略。
この戦略は、100%産地にしか通用しない。
消費地にとっては、まったくメリットが無い戦略でしかない。

産地にとって、30年にデビューする新品種は、どういう存在なのか。
どのように活かしていきたいのか。
そのために必要な道筋は、どのように作っていくのか。
 
360度から見た、死角のない戦略を立ててほしいと思う。
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どちらも

2017年02月02日 14時09分03秒 | Weblog


モチモチ食感とは、粘り+柔らかさ+米粒感+甘さのバランスがビッタリと合ったときに言う表現。
 
粘りが強ければ、粘り。
柔らかさを感じれば、柔らかい。
両方とも、モチモチとは異なる。
 
今まで、全ての炊飯器メーカーが、このモチモチ食感を目指していた。
しかし、バルミューダやバーミキュラが炊飯器市場に参戦してきたことで、違う炊き上がり食感と美味しさの時代が来た。
 
この食感が支持されるか、一過性の話題で終わってしまうかは、全く想像出来ない。
しかし、バルミューダやバーミキュラの逆アルデンテの食感を、美味しいと感じている消費者は少なくない。
なので、もう無視は出来ないだろう。
 
なのだが、圧力炊飯器とバルミューダとバーミキュラは、色々な部分で正反対。
今までの美味しさ表現が使えない。
その表現を使かってしまうと、どちらかを否定してしまいやすい。
 
難しい時代が来てしまったものだ。
 
ただ、どちらにしても、1つだけ一緒な処がある。
それは、粒の大きさを揃えていないお米。
早狩りしてしまったお米。
未成熟が沢山入っているお米。
痩せているお米。
などは、美味しく炊けないということ。
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今は

2017年02月02日 00時58分50秒 | Weblog


1日の午後、30年デビューの福井県の新品種「越南291号」を、ブランド米として育てるためのシナリオを作る準備として、福井県のポストこしひかりブランド化戦略会議の担当と2時間程話しあった。
 
まだ、まとまった内容になっていないから戦略の話しとは言えない。
概略の概略という感じ。
県が持ってきた資料も、とりあえず、某産地の丸パクり。
 
これがブランド戦略だというのであれば、史上最高ブランドにはなれない。
他人が作った戦略で勝てる筈はないからである。
 
だが、「まずシナリオをどうするか」なので、今はこれで良い。
他県のブランド戦略と自分の考えている戦略との比較からスタート。
成功している部分を知り、失敗している部分を知り、自分を考える時。
 
でも、秋の試験販売に向けて、春までにやらなければならないことが既にある。
それは30年デビューにも影響してしまうことから、絶対に先伸ばし出来ない。
 
なので、本当なら2月中にはブランド戦略の骨格は作り上げたいのだが、現実として不可能。
3月なら出来るか。
4月なら出来るか。
 
5月までズレ込んだら、間に合わなくなる。
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遅い

2017年02月02日 00時10分44秒 | Weblog


慣行栽培・産地精米・県の統一米袋・スーパー量販店を中心に販売という戦略だった産地が、今になって特別栽培を認めるという動きになり始めているらしい。
 
産地として、ブランド戦略が上手く行っていると考えてのレベルアップなのか、失敗していると考えての戦略修正なのかは判っていない。
 
しかし、どちらにしても遅いと思う。
 
ブランド戦略として慣行栽培で販売してしまい、消費者に産地と品種イメージを教え込んでしまってから、「差別化栽培を始めるので、販売形態も変わりますし、価格も高価格が追加されます」と言っても、なかなか消費者には理解されない。
 
既に消費地で、その産地のブランドイメージが、慣行栽培が基準となってしまっているからだ。
 
将来的に可能性があるのなら、初めからブランド戦略として、消費地に伝えておくべきだったと思う・・・・
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