こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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肥料の回収および農産物への対応について

2015年11月05日 22時24分31秒 | Weblog
2015年11月05日付の全農のリリースに「肥料の回収および農産物への対応について 」という掲載がございます。

内容としては、直接(http://www.zennoh.or.jp/press/release/2015/212197.html)ご確認していただきたいのですが、全農が、太平物産株式会社(本社秋田市、佐々木勝美代表取締役社長、以下同社)から購入し、「JAマーク」「全農マーク」を付してJAをとおして生産者に供給した肥料について、同社がチラシや肥料袋に明示している原料や配合割合と異なる内容の肥料が多数存在することが明らかになりました。
具体的には、①肥料の成分が不足している、②記載されていない原料を使用している、③有機原料の割合が少ないといった3点の問題が見つかりました。

これは、本会が10月6日に水稲用肥料の銘柄開発のため、同社の肥料1銘柄を分析したところ、肥料の成分が不足していることを発見し、直ちに立ち入り調査をするとともに、入手可能な同社の製造指示書をすべて検証したところ、複数の銘柄で上記3点の問題を確認しました。
このため、10月20日から同社の全製品の製造・出荷を停止しました。
さらに調査をすすめたところ、約9割の銘柄で同様の問題を確認したため、同社の製品全てを回収し、同社以外で製造した代替品の供給を始めております。
同社の肥料の供給対象は、青森、岩手、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、山梨、長野の合計11県です。
生産者、JAの信頼を損ない、多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

あわせて、同社の肥料は、約7割(783銘柄のうち597銘柄)が有機入り複合肥料であり、その一部が「特別栽培農産物」、「有機農産物」等の栽培に使用されている実態があることが判りました。
同社の肥料を使用して栽培した農産物を「特別栽培農産物」の表示をして販売した場合は「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に適合しない可能性が、「有機農産物」の表示をして販売した場合はJAS規格に適合しない可能性があります。
このため、生産者・JAの皆様には、同社の肥料を使用して栽培した農産物は、「特別栽培農産物」、「有機農産物」等として表示せず、慣行栽培農産物として出荷・販売していただくようお願いをしているところです。
すでに出荷済の農産物についても、慣行栽培農産物としての販売への切り替え、もしくは、回収等についてお取引先様と協議をすすめています。
消費者・生産者・お取引先・JAの皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、特別栽培農産物や有機農産物に対する消費者の皆様からの信頼を損なったことについて深くお詫び申し上げます。
以下省略。

スズノブで契約販売させていただいております「JA秋田おばこ 神代あきたこまち 特別栽培農産物」「JA秋田おばこ 神代じゃんご米あきたこまち 無農薬無化学肥料米」に於いては、事前に調査確認をしているとのことで、既に販売を停止しておりました。
またこれ以外に入荷待ちとなっておりました「JAかづの 淡雪こまち 特別栽培農産物」につきましても、該当していることが判明いたしました。
よって、これら3ブランド米につきましては、「特別栽培農産物」、「有機農産物」等として表示、販売することが出来なくなり、慣行栽培農産物としての販売へ切り替えさせていただくことになります。

販売再開時期につきましては、明日以降、産地と米卸との協議の結果、改めてご報告いたしますので、今しばらくお時間をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

お客様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

株式会社スズノブ 代表取締役 西島豊造
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出荷します

2015年11月05日 16時03分22秒 | Weblog


テレビで紹介した、長野県飯山「風さやか」。
第1回目の発送です。

本日、運送屋さんにお渡し致します。
今しばらくお待ちください。
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