虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004/米)

2004年12月08日 | 映画感想さ行
SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW
監督: ケリー・コンラン
出演: ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー ジョヴァンニ・リビシ バイ・リン

 1939年、ニューヨーク。エンパイアステートビルに巨大な飛行船ヒンデンブルグ3号が停泊する中、またしても著名な科学者失踪のニュースが報じられる。科学者の失踪事件を追う女性記者ポリーは、自分が次の被害者であるという博士に呼び出された時に、町を襲う巨大なロボットの大群に遭遇。危ういところを元恋人で空軍のエースパイロット、スカイキャプテンことジョー・サリバンに救われる。

 終わって出るときに楽しくて顔がホコホコして、儲けた感じ。 
 空いた映画館で、目立つから声こそ出せなかったが「だはは…」とか「ひゃひゃひゃ…」と笑っちゃう映画でした。後ろに座っていたオバサマトリオは大うけで、声出して笑ってましたよ。そのほうが製作側への礼儀に適っていたかな。ほんとに笑わせてくれようという感じの映画だった。
 予告編でみたときから、フィルターのかかったような色とか、なんとなく奥行きのない画面の感じは面白そうだな、アンジョリーナ・ジョリーのアイパッチすごいな~、アメコミがそのまま動くみたい!と、とっても興味をそそられたが、期待通りの部分が期待通りに面白かった。
 ほとんど色彩のないオープニングから、口紅とブロンドだけが浮き出るようなセピアカラー、挿し絵のようなカラーへと変わる。アメコミから抜け出したように整ったヒーロー、ヒロインの美貌!ジュード・ロウのゴーグル越しの目が素敵っ!パルトロウも一昔前のスペースオペラのようなヒロインぶり。あんな低温でシャッターがスムーズなカメラ欲しい。物理法則なんか無視です、のアクション!摩天楼の街を行進する、巨神兵とかアイアンジャイアントみたいなロボットのどことなくブリキっぽい継ぎ目がキュート。
 アンジョリーナ・ジョリーは思ったより出番が少なかったけど、いいとこさらっちゃった感じです。楽しそう。バイ・リンとうとう顔出ずじまい。あの映像はローレンス・オリヴィエ… どひゃあ。
 DVDでたら、絶対エンドクレジットのモトネタ集みたいなのをを一つ一つチェックしなくては!

年末年始の映画・ナルニア映画化

2004年12月08日 | 映画の話題
「ニュースの天才」に注目してたんだけど、さほど評判良くないみたい。
cyazさんの「京の昼寝~」のレビューでは、ぐっと我慢で中身は読んでいないけれどお薦め度の低さは「ありゃりゃ…」
「戦争の始め方」これも注目だけど、有楽町シネカノンまで行けるか?今の状況では無理だろうなあ。
「ポーラーエクスプレス」ご近所では夜しか字幕版やってないし、「スカイキャプテン」も早く行かないと駄目みたいだし、「インクレディブル」は学校のお休み前に行かないとすごいことになりそうだし。

 ちょっと先の話では、なんといっても「チョコレート工場」ワンカのお菓子で期待に火がついてしまった。
 それに、「ナルニア」がディズニーで映画になるけれど、ここではエドモンドを迷わせる"Turkishu delights"のお菓子が注目。今の岩波版では「プリン」になってると思うけど、ペーパーバックで読んだときの「何?プリンじゃなくて、トルコのよろこび?どんなお菓子?」という謎はまだ解けていません。生粋のイギリス人のミセスにも聞いたけど、「ピンクの甘いお菓子」以上のことはわからなかったし、是非どんなお菓子か知りたい。
 でも懸念としては、ナルニア映画化では、あんまり思い切って現代化してないといいなあ、と思う。あの時代感好きだし、白い魔女にはロンドンタクシーよりも是非馬車の上に立って欲しい。(ここまで映画化できるかな?)

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