虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ゴジラ FINAL WARS (2004/日)

2004年12月15日 | 映画感想か行
GODZILLA: FINAL WARS
監督: 北村龍平
出演: 松岡昌宏 菊川怜 宝田明 ケイン・コスギ 水野真紀 北村一輝 ドン・フライ

 月曜・火曜真面目に、火曜午後まではPC張り付き・火曜午後は目いっぱい飛び回りだったので、今日は少しくらい息抜きしたっていいじゃない、と朝一で映画館へ。「レディ・ジョーカー」始まっちゃってたから、この映画にしたんだけど、インクレディブルの字幕版にするべきだった。
 製作側も、嘘ついちゃ駄目じゃないですか。
 これはゴジラの映画じゃなくて、「ゴジラもついてるマトリックスもどきアクション映画」じゃありませんか。
 これからまたお仕事ですが、能率思いっきり落ち込みそうです。はあ…

 重要キャラが外国人で吹き替えの違和感ありまくり。いっそのことケイン君も吹き替えたらいかがでしょう?防衛軍の主要メカのコックピットはスタトレなんですね。そこで日本刀かまえんでください。アクションのできる重厚感のあるおじさんなら、倉田保昭さんでも連れてきたら?そのほうがまだまし。北村一輝はあのイっちゃってる加減は実に上手に見せてくれてますが、周りがそれに釣り合ってない。特に主役が。ヒロインは、現実に頭が良いより、「ガタカ」のユマ・サーマンとは言わないから、ケート・ベッキンセール並みには迫力と威圧感のある美女にしてください。あの口半開きのアップはやめて。でなければ「きゃあ」という役に徹して下さい。わかってます!最後までハイヒールなんだから、わかってますけど…
 シリアスと笑わせる部分のバランスもタイミングも悪いので、見ていてちっとも笑えず落ち込むばかりです。
 ゴジラとなつかし怪獣で勝ち抜き戦状態ですが、人間のアクションと怪獣アクションがほとんど変わりません。オリバー・カーンじゃあるまいし、横っ飛びするな!
 宝田明や水野久美さんはあんな役じゃ気の毒じゃないですか。
 それにあのラストは何っ?
 少々八つ当たり気味の感想ではありますがやっぱり言いたい。

「これがゴジラ・ファイナル?????冗談でしょう!!!!」

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