秋田港に釣りに出かけた夫から、意気揚々と電話がかかってきた。
「ひらめときすを釣ったぞ!今から帰る。」
大漁の口ぶりだ。
すごい!ひらめだってさ。
でかした!でかした!今夜はひらめのお刺身だ。
しかしあのような形状の魚、どうやって三枚おろしにするんだろう?
以前一度だけ姑から教わったことがあるのを思い出し、包丁を持ってイメージトレーニングにいそしみながら夫の帰りを待っていた。
大皿に盛ったひらめ.......いや、実は小皿。
写真だけでは到底本来の大きさは分からないだろう。
そこで皿の下にマッチ棒を置いてみた。リアルな描写となった。
夫は、言葉足らず、いやほら吹き、いやとんでもない詐欺師である。
しかもこれはひらめではなくカレイではないだろうか?
今は亡き舅も釣りが大好きだった。
姑の作った大きなおにぎりをひとつだけ持って渓流に入り、日がな一日釣り糸を垂れていたが大漁の記憶がまったくない。
しかし舅は、毎日釣りが出来る人生を心から楽しみ感謝して生きていた。
最近夫のしぐさや表情が、舅にそっくりになってきた。
おそらく夫も、生涯大漁には無縁の太公望の余生を送ることになるに違いない。
夫は今回も気のいい【岸壁の男たち】のお世話になってきた。
「ちょっと、助手さんはどうして連れてこなかったのよ?
あんたは助手さんとのペアでやっと半人前なのよ!」
と言われ続けてくさっていたが、帰り支度を始めたらまたもや......
「ひとりで待っている助手さんが可哀想だから上げるわ!」
30㎝もあるスズキの幼魚セイゴを4匹も戴いてきた。
写真下は夫の釣り上げたきすとひらめ(いや、カレイ?)
同じ場所、同じ道具を使って釣りをしているのにこの違いは一体どこにあるのだろう?
今はどんな魚を戴いても涙が出るほど嬉しいが、いつまでも情けをかけてもらっているだけでは夫の面目が立たないし心苦しい。
こんな大きな魚を釣り上げる時の感触を、夫にもぜひ味わってもらいたい。
私も助手として本格的な勉強をするべきだろうか?
セイゴは、茄子とトマトを合わせて焼いた『マヨネーズグラタン』と『刺身』になった。
美味であったのは言うまでもない。
「ひらめときすを釣ったぞ!今から帰る。」
大漁の口ぶりだ。
すごい!ひらめだってさ。
でかした!でかした!今夜はひらめのお刺身だ。
しかしあのような形状の魚、どうやって三枚おろしにするんだろう?
以前一度だけ姑から教わったことがあるのを思い出し、包丁を持ってイメージトレーニングにいそしみながら夫の帰りを待っていた。
大皿に盛ったひらめ.......いや、実は小皿。
写真だけでは到底本来の大きさは分からないだろう。
そこで皿の下にマッチ棒を置いてみた。リアルな描写となった。
夫は、言葉足らず、いやほら吹き、いやとんでもない詐欺師である。
しかもこれはひらめではなくカレイではないだろうか?
今は亡き舅も釣りが大好きだった。
姑の作った大きなおにぎりをひとつだけ持って渓流に入り、日がな一日釣り糸を垂れていたが大漁の記憶がまったくない。
しかし舅は、毎日釣りが出来る人生を心から楽しみ感謝して生きていた。
最近夫のしぐさや表情が、舅にそっくりになってきた。
おそらく夫も、生涯大漁には無縁の太公望の余生を送ることになるに違いない。
夫は今回も気のいい【岸壁の男たち】のお世話になってきた。
「ちょっと、助手さんはどうして連れてこなかったのよ?
あんたは助手さんとのペアでやっと半人前なのよ!」
と言われ続けてくさっていたが、帰り支度を始めたらまたもや......
「ひとりで待っている助手さんが可哀想だから上げるわ!」
30㎝もあるスズキの幼魚セイゴを4匹も戴いてきた。
写真下は夫の釣り上げたきすとひらめ(いや、カレイ?)
同じ場所、同じ道具を使って釣りをしているのにこの違いは一体どこにあるのだろう?
今はどんな魚を戴いても涙が出るほど嬉しいが、いつまでも情けをかけてもらっているだけでは夫の面目が立たないし心苦しい。
こんな大きな魚を釣り上げる時の感触を、夫にもぜひ味わってもらいたい。
私も助手として本格的な勉強をするべきだろうか?
セイゴは、茄子とトマトを合わせて焼いた『マヨネーズグラタン』と『刺身』になった。
美味であったのは言うまでもない。
こんなに小さい将来のある小魚を殺生すると、ちょっと気がひけますね。
しかしまあ釣り初心者の夫にとっては、今のところ幼稚な小魚しか相手にしてくれないので仕方ありません。
もっともっと立派な魚を戴いて....じゃなかった釣ってきてくれるようになって欲しいです。
やはり私の出番が必要?
nihaoさんのお料理の腕前はすごいですね。
それにしても・・・
笑わせてもらいました。
私、眼の手術をしたばかりでしょう・・・
しっかり眼を開いてじ~ッと見ましたよ~。。(笑)
釣られたひらめさんは、まだ子供だったのね。
世間知らずで、ご主人様の釣り針にパクリしたのかな~。
やっぱ、みなさんのおっしゃるようにnihaoさんがご一緒した方が・・・(笑)
体調不調に陥りやすい時節柄、無理をしないようにしてください。
誰からも急がされている訳ではないのに、つい主婦は頑張ってしまいます。スピードダウンしながら元気回復していきましょう。
充分に睡眠をとりましたらすっきりしました。
根っから単純な体のようです。
ちょっとスピードダウンしていきますね。
これからも よろしくお願いいたします。
夫は私のブログなどあまり読みたがらないのですが、
今回は見せました。
もちろん「馬鹿!」と怒っていましたよ。
でも例えどんな状況・場面でもめげないのが我が夫。
いつかは1メートルのスズキを釣れる日がくると信じているから救われています。
私もたまには同行しなければなりませんね。
なんという理想郷でしょう。羨ましい。
もしかしたら、それでお名前がumi?
海の側に住んでいるのに釣りをしないなんてもったいない!
ウチは2時間もかけて、週に2回は海に行っています。
高いガソリン代をかけて、ミクロの魚ばかりでは割があわないけれど、趣味ならば寛大になるしかないですねえ。
大事に持ち帰ってきた夫の気持ちが.....実はよく理解できない。
大きさも小ささも、写真で表現するのはなかなか難しいですね。
このグラタンは傑作でした。美味しかったですよ。
それなの.....私は、買ったばかりのテレビと母の壺のことばかり心配していたことを反省中です。
私どもは幸い被害がなかったので、微力ですが耕英地区のみな様の復興を願って協力させていただきました。
ギズモ。さんの気負いのない善意に感動しつつ....。
釣った魚の大きさをマッチ棒と比べるって・・
旦那さん何とおっしゃってますか
釣りの腕を影ながら上達させようとされている奥様、やっぱり助手として同行するべきかと・・・
心優しき岸壁の男達も待ってますよ。
カレーも美味しい魚ですよね、キスの天ぷらもいいですねぇ
お料理上手ですね、セイゴでマヨネーズグラタンが
出来るなんて知りませんでした。
家の前は海なんですよ~^^
太公望ねらいさんが たくさん来てますよ
でもうちの夫は海には見向きもせず山でゴルフです
お料理、お上手なんですね
ありがとうございました
今、イチゴの販売に心を砕いているそうです
もし、そちらのスーパーに
被災イチゴが並んだら、お買い求めのほど
よろしくお願いします
そんなにいい美術館だった?しまったなあ。
酒田は面白い所だと思いました。
実はこのセイゴは大変美味しい魚なんです。
上品で淡白なのでどんな風にも料理できます。
岸壁では、近所の子どもたちですらセイゴの大漁だったというのに......自給自足の道はまだまだ遠い。
マッチ棒を置かなければ、すごいりっぱな「ひらめ」ですよ。(^^)かわいい魚を釣っているご主人様を想像すると大変面白いですね。それを心待ちしている妻・・・どんな魚も名コックは食卓にのせてしまうのはスゴイ!
スズキやセイゴは、小魚を追ってやってくるらしいのですが、他の釣り人は大物を釣り上げ、なぜ夫だけは逃げ回る小魚の方を釣らなければならないの?
キスとヒラメ(いや、かれい?)は冷凍して、量がまとまってから調理することにしました。
刺身にしたら名人芸だわ。
昨日、耕英地区の復興活動に協力してきました。
ギズモ。さんの趣旨に共鳴いたしました。
タイトル見てから
一枚目の写真が、目に飛び込んできたときは、
nihaoオットさまヤッタ~~~
って、目を見張ったんですが・・・
本文を読み、今一度写真を見ると「マッチ棒」との対比がオカシイ===
お腹の皮がよじれちゃった
セイゴと並んだ写真、もっと
笑っちゃった===
いいなあ~~こういうの下○の横好き(シツレイシマシタ)
マヨグラタンとお刺身
豪華ですね。
で、ヒラメのお刺身と、キスの天ぷらは