学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

目標があれば前進できる

2021-01-26 18:47:50 | 日記
雨が降り続いたり新型コロナの影響でテレビを見る時間が多くなっていると感じている今日このごろだ。日曜日、大相撲が平幕大栄翔の優勝で幕を下ろした。お給料のただ取りで出場しない横綱をしリ目に大相撲を間違いなく盛り上げた努力の人大栄翔を讃えたい。
続いてMBSテレビ6時からの『世界遺産』に切り替えた。一般にはあまり知られていないオーストリアの世界遺産「ゼメリング鉄道」の物語だった。’アルプスを越えろ’を合言葉に工夫された機関車が山を登るためのカーブの多い鉄道とローマ帝国の水道橋を彷彿させるアーチ形の橋柱の橋を数多く建設して完成した。わずか6年での完成の偉業だと言う。ダイナマイトを使わず重機のない19世紀半ばにすべて人力で石の橋をかけトンネルを掘り完成にこぎつけたと言う。当時の人々にとっては片手間の仕事はなし。なかば一生の仕事であった。語り手の女優でファションモデルの杏さんの口調がそうさせるのか、工事に携わった人達が石を削り形を整えて1日に数十センチの高さまで橋柱を積み上げている姿が目に浮かぶようだ。目を日本に向けてみても、日本の城の石の城壁や寺社などの建築物などなど人力による偉業は数え上げれば枚挙にいとまがない。実際にそれらを前にすると知恵と工夫を繰り出して諦めを知らない昔の人々に不可能は無し、などと圧倒される感銘をおぼえる。現代の我々の生活の姿勢などを比較しながらテレビに見いっていた。われわれ現代人は甘えているところがあるかも知れないなどと考えながら番組を楽しんだ 
緊急事態宣言で閉塞感を抱きながらの毎日、「前を向いて」と言われても具体的にどちらを向けば良いのかはわからない。ストレスが顔を出す瞬間だ。やっぱり人間には理想や目標が必要だ。それらがあれば常に前進して行くことができるから。

コメントを投稿