大阪のおばちゃん、なぜ人に聞こえるように大声で笑い、話すのか。師走でそれなりに混雑している電車の中での会話を盗み聞きというより、無理やり聞かされていた。大阪のおばちゃんは下品だと考えている他府県の人は多い。そういう面がないとも言えないかもしれないが、本当は世話好きで、優しくて、わりあい主婦業などを完璧にこなす人が多いのだ。
いずれにせよ、Some people want to be everywhere at a time. (どこにでも顔を出したい人がいる)と言うイメージを考えてみると、いわゆる大阪のおばちゃんのそれと一致するところがある。元気で、活発で、楽しい人というイメージだ。
否定的に考えると、どこにでも顔を出したいと積極すぎる元気者は結局はどこへも行き着かないとも言えるのだ。大阪のおばちゃんが誤解されているのはどうもこの系統の考え方からきているように思う。
一年を振り返ってみることは、やっぱり大切な作業なのだろう。ゆったり、まわりを見渡しながら、「人のふり見てわがふり直せ」と言われるように、観察することで、考えさせられること、学ぶことは多い。
師走とは、仕事収めと同時に、案外一服、ゆったりと考える時なのかも知れない。
On this hustle-bustle December day, we should take time to enjoy one cup of coffee.
(12月の大忙しの日に、私たちは一杯のコーヒーを楽しむ時間を持つべきなのだろう)
来年が、誰にとっても、それぞれ、良い年でありますように。