学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

“ステレオタイプ”という先入観

2024-06-18 16:15:16 | 日記
 女房に付き合ったスーパの肉売り場での会話。「うちは男の子が3人、とにかくガサガサ騒々しくて…」と若い二人の主婦の会話が耳に飛び込んできた。男3人と言うことで褒められているのか羨ましがられているのか、あるいは自慢しているのか、なんとなく微妙な会話に興味を惹かれたたがやっぱりその場を退散することとした。男の子とは…女の子は…といった男女類型化に関する会話は要注意なのだが、人はあまり気にもせずに話のネタにすることがあるように思う。
 “ステレオタイプ”という言葉があって、それは、多くの人に浸透している先入観、思い込み、固定観念、などレッテルを貼る傾向にあることを指すものである。なぜこんな傾向が人にはあるのだろう。よく耳にする話だが、例えば日本人は…中国人は…やれアメリカ人は…と類型化してしまうことでその国の人の行動のパターンが容易に予測できるからだと言われている。つまり対象となっている人々の行動を予測するのには便利な指針を与えてくれるのだ。ところがこれは人を語る上で要注意の最たるものなのだ。男の子、女の子、そして外国からの観光客など、十把一絡げ(じゅっぱひとからげ)に捉えることで、個々の人の特性などを無視していることになるからだ。人は皆、一人一人が持つ個性、ユニークさがあるはずだ、と気付かなければならない。
 ところで、僕の家は女の子ばかりの女子優勢家系、僕の弟の家族は逆に男ばかり、なんと孫まで男子三人だ。なんでそんなにはっきりと女系男系で分かれるの?こっちの方が興味がある。