学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

自分だけが悩んでいる?いやいや皆同じ

2017-11-29 20:34:42 | 日記

うっとうしい日のことを a gloomy day という。今日の大阪はまさにうっとうしい日の典型の一日でした。激しい雨がふるわけでもなし、傘がなくても歩けそうで濡れる、そんな雨がやんだり降ったりの一日。気温はそんなに低くはないのだが、とにかく湿気が周り全体を包んでいるという雰囲気はお解りいただけるでしょうか。
 
 その日の雰囲気が人の精神状態を左右する、という話を耳にした。今日のような日に定年退職した人のうつ病が始まる。居場所を無くしたと考えている或る人が部屋の隅で両膝を抱えてうつ状態で外に出てこないという話だ。どうしてそんなことが起こるのだろう。なにか経済活動をしていないといけないという強迫感にさいなまれて、自分を失っていくという老人が社会には数多く存在すると言われている。
 頑張ることも大事、でも「気楽に生きる」ということも忘れては長い人生を生き切ることはできないと。人生には悲しいことやつらいことはつきものです。でもそんなことに憑りつかれることのないように、shake off (振り払う)することも覚えなければ生きてはいけない。

 例えば、Sad happens. Just don't let it last too long. Shake it off.
  (悲しいことは起こる。悲しみを長く続かせてはいけない。振り払え!)

 定年退職した人だけの話しではない。若い人もチョット息抜き、散歩、映画、美術館、出かける先はいくらでもある。誰か友人に電話をかけて一杯酒をかわすことで気持ちの切り替えはできるものだ。とにかく自分だけが悲しんだり、苦しんだり、悩んでいると思うことがうっとうしい一日を自分で作ってしまうのだ。

Let's keep our days sunny.(毎日を陽気に)

2017-11-27 20:34:42 | 日記

「後ろを見ていれば影しか見えない。人は前を向いて歩かねばならない」 
誰が言ったのか全く記憶がない。済んでしまった過去ばかりにこだわっていると毎日、影ばかりを見て生活しなければならない。アメリカのミズリー州で留学生活を始めた。半年程度しかそこにはいなかったのだが、太陽いっぱいの日々だけが記憶に残っている。日曜ともなれば教会に足を向ける人が多い、優しい人達に囲まれていた日々であったように思う。

 11月27日月曜日。大阪は太陽いっぱい、温かい最高の秋日和。女房とシクラメンなどガーデニング用の花を買って庭を飾ってみた。身体を動かしてみると汗ばむほどの温度で身体中が運動後のスッキリ感で心地よかった。
 考えてみれば「今年の秋はどこへ行ってしまったのだろう」と思うほど、あっという間に冬が来たようにおもう。気候が激しく変化して何となくあわだだしい。だってもうすぐ師走にはいってお正月ですよ。いずれにせよ、太陽のありがたさをことさら感じた一日であった。
       Let the Sun shine in. (太陽を身体いっぱいに)
       Keep yourself to the sunshine. (太陽に向かって暮らそう)

 天気予報によると、明日もまた今日以上に温かいという。「よし、あすは庭掃除をして、不要なものを片付けよう」
 

楽しんで仕事をしている限り発見と成功がある

2017-11-25 20:24:12 | 日記

「成功の秘密は仕事を楽しむことである」
自分の与えられた仕事がなんであれ、「自分の好きなことをすることが成功への道である」という主旨の本に何度も出会った気がする。私たちの多くは、好きであれ嫌いであれ、仕事をしてその報酬を手に入れないと生きていけないという強迫観念の中で生きているように思う。家族ができ、子供ができて、仕事とは何を意味するのかを考えた人は多いのではないだろうか。
 仕事とは、人が嫌うことをするから仕事になって、お金を手することができる。世間の皆がやりたいとおもう仕事をしていて報酬をもらえる仕事など存在するのだろうか。他人が嫌がることをするから仕事として成り立って報酬を手にすることができるのではないだろうか。世間の人が「自分には出来ない」と思うことが仕事になると僕は思っている。

 今日は女房とイオンモールに買い物に出かけ、昼飯をモールのフードコートで食べた。さまざまな人が働いている様子を眺めながら軽食を食べた。アメリカに留学していた頃、大学教授とカフェテリアでランチを食べたことを想い出した。この教授、面白いことを教えてくれた。
  vocation(職業)とvacation(バケーション、余暇)の二つの単語を比べてみると面白い。二つの単語の違いはたったひと文字、‘o’と‘a’が違うだけなのだ。バケーションは楽しいこと、「仕事をするのなら楽しんですることが成功への道である」と言った主旨の話しだったと記憶している。“仕事をするなら楽しんでしよう”

 僕はこの言葉がいつまでも頭に残っていて、自分が楽しんで仕事をしている限り大丈夫。楽しめなくなったらやめればいいと思うようになってきた。この先生のおかげで先生になることは楽しくて、何か人に影響を及ぼすことができる楽しさがある。教師になることに挑戦してみたくなったのだ。気が付いてみれば、人生のほとんどを“先生”と呼ばれて生きてきた。教えるという作業は楽しい、でも、でも、でも、そろそろもっと気楽にこだわりを捨ててニコニコと周りを見つめて生きて行こうかな。

積極的自由活動:頭の中のモヤモヤを吹き飛ばせ

2017-11-23 20:39:32 | 日記

We live hectic lives.(私たちは皆、大忙しの毎日を生きている)と訳せばいいのだろうか。
ストレスを解消するには“笑い”が一番。今日のぼくの自由活動は、観客の中に紛れて、誰も自分を知らない人達の間で、ただひたすら笑いを求めて寄席に集中することである。
 勤労感謝の日の今日、市役所と府立図書館のそばのホールで落語会が催された。200人程度の観客が入った笑福亭鶴瓶一門会の寄席である。出演者は皆、元気いっぱい楽しいひと時となった。ふと思いついたイベントへの参加であったが、不思議と頭の中が空っぽになって運動の後で感じるような、'スカッと感’を味わうことができた。寄席の中で、落語家の噺に集中していると、本当に不思議と頭の中のモヤモヤが消える。頭の中にモヤモヤなんてないよと言う人がいるかもしれないけれと、あるんですよ、みんなの頭の中に。毎月とは言わないまでも、2、3か月に一度は自ら工夫して自由活動時間を用意してみると、あたらしいアイディアが生まれてくるような気がします。

    Let's set aside a couple of hours for active leisure activities.
   [(自分から働きかける)積極的な自由活動に2~3時間をとっておきましょう]

 大阪は冷たい風が吹いて、枯葉がそこらじゅう一面を飛びまわっていました。太陽が時々顔をだすのに、襟をたてなければ身体が冷える。そんな一日に、笑いの場に出向いたことは今日の祭日を充実したものにしてくれたような気がします。

間違いと言う経験は人を賢くする

2017-11-20 21:14:25 | 日記

カメラをぶら下げて、僕の大好きな街歩きをしていると右の道を行くか、左の道をとるか、迷うことが本当に多い。まるで人生そのもののようだ。こちらの道を歩いたほうが面白い何かがあるに違いない、と信じて自分の決定に従うのが当たり前。それでも「失敗した!」と思うことが頻繁にある。でも、良く考えてみると、街歩きの場合は人に聞けばそれで済む。あまり気にせず出会う人に話しかけながら教えてもらえばそれで済むことである。趣味ですることには余裕があって、間違っても、失敗しても、それも楽しい。
 人生などとおおげさなことを考えるとそう簡単には行かないことが多いのだ。あの時、こうしていれば、いやあの時どうしてあんなことをしたのだろうか。とにかく反省点が多いのが人生かな。

 先日の「グリコの江崎記念館」を見学してから、なぜかふと庭をブラブラしながら考える。
 人生で正しい選択や決定ができるようになるには、間違いと言う経験をする必要があるということだ。50年も前に親の反対を押し切って、アメリカに単身、大学留学の夢を実現すべく太平洋を渡った。つまづいてばかりの経験が今では心地よくよみがえることがある。開拓精神や冒険の国アメリカに、次のような「老人と若者の話し」がある。
  
      A young man asked an old man, "why you got to be so wise?"
                            The old man said: Many bad decisions."
     (若者が老人に尋ねた。どうしてそんなに賢明になれたのですか。
                         その老人は答えた。「たくさんの間違った決定の(おかげだよ)」と。