学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

嘘はついてはいけないというけれど

2024-06-25 18:38:51 | 日記
 「うーそだ!」学校帰りの小学生が背中のランドセルをガチャガチャ鳴らせながら走り去った。道路角で別れた子供が「バイバイ」と手を振っていた。仲の良い友達同士だろうと推測した。ただ、ぼくはこの「うっそだ!」という別れ方を目撃したのは最近では二度目である。軽く笑いを誘うタイプのものだから深刻には考える必要はないのだが、子ども達の間ではやっている言葉なのだろうか。僕などは子供の頃、嘘はついてはいけないと教えられて育ったように思うのだが。歳をとって平気で年令を誤魔化す嘘を連発するようにはなったけれど(⁇)
 「歳をとれば正直に日々を暮らし、ゆっくり歩いてゆっくり食べて、年令を数年若く誤魔化して生きる」これが長生きの秘訣だと87歳の知り合いに教えられて二人で大笑いしたことがあった。それから思い出すのがアメリカのメイン州のバンゴア市、あの有名なホラー作家スティーブン・キング氏が住んでいたという家を見物に行ったことがある。薄気味の悪い印象の家と黒くペイントされた塀の角に止まっているカラスや黒猫の彫刻に囲まれた敷地に、世界的に有名なあの推理作家は住まいしてアイディアを練っていたのかと感心したものだ。彼の有名な言葉を思い出した。“小説とは嘘の中の真実である Fiction is the truth inside the lie. ”…なんとなく分かったような分からないような。でも小説という虚構の世界の中に真実が書かれているという意味のことを言いたかったのかなぁ。だって、嘘はついてはいけないというけれど、言ってはいけない真実もあるのだから…ムズっ!

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