学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

未来とは挑戦のためにある

2018-03-23 20:42:08 | 日記

先月の2月19日、娘や孫を連れてアメリカに行くと宣言した。いろいろ準備をしてついに決行である。週が明けて26日(月)家を出発して、アメリカ・オレゴン州のポートランドへの10日間の旅だ(往復を入れると12日間となる)。
オレゴン州はアメリカ西海岸、カリフォルニア州の上(北)に位置するアメリカ建国時代の面白い歴史を持つ州である。ポートランド市はその中でメトロや路面電車が走り、住みやすい町の常に上位に挙げられているユニークな街である。街歩きをしながら、写真を撮って、帰国したらまたこのブログに報告してみるつもりである。

話は変わるが、先日、阿久悠さんの人生物語を「BS朝日」でみた。淡路島から東京を目指し、作詩などいろんな活動を経て成功して苦悩していく物語だった。僕らの年代の人がカラオケで歌う演歌の歌詞はほとんどが阿久さんの手掛けたものである。自分の目標に取り組む姿勢は、みている人に人生での挑戦と言う意味を考えさせてくれるだけでなく、感動を生むものだった。
挑戦と言う言葉を意識して、20歳で単身アメリカへの恐れを知らぬ大冒険を経験した僕はなぜかこの種の物語が好きである。一生懸命取り組めば、何とかなるのが人生だ。
  Fear not the future: weep not for the past. (未来を恐れるな、過去を嘆くな)

さて、このブログは3月26日~4月7日までお休みするつもりです。つぎの4月9日にはどのような報告が書けるのだろうか。

「忙しくてまいったなぁ」を英語にすると

2018-03-21 19:49:50 | 日記
一週間ほど前に庭の片隅に見つけた蕗の薹(フキノトウ)、すっかり忘れていて天ぷらにして食べるには成長し過ぎてしまったようだ。食べるには苦すぎるだろうと諦めた。暖かくなって植木やプランターの花の様子をみていると。退職して暇になったものだとつくづく思う。一昔前、フラフラしていて「若い時に頑張らないと歳をとって食べていけなくなるよ」、と脅されたことを思い出す。

そう言えばかつて忙しい毎日を送っていた現役時代に
「忙しかった」、「大変だった」、「まいったよ」、など外で働く日本人が口癖のようによく使うこの表現を英語にするとどうなるのかとよく聞かれたことを思い出した。
そういう状況でよく英語で使われる単語は rush と hectic そしてstressful。僕なりにこれらの単語のイメージを解説すると次のようになる。
    rush(ラッシュ) 忙しくて、あわただしいこと(急き立てられているようなイメージ)
    hectic(ヘクティック) あわただしいこと(次々と片づけなければならない仕事がやってきて必死な様子)
    stressful (ストレスフル)ストレスがいっぱい、(緊張感の多い様子)

           「今週はバタバタ。あわただしくて、ストレスがたまったよ」
      Rush, rush and rush! This week was very hectic and stressful.

今週の計画など見直して本当に必要なものとそうでないものを冷静に見極めて、ノートや手帳に整理してみると案外気持ちも整理できるものだという経験を何度もした。優先順位がはっきりしたら、後はやっぱりビール一杯!

失敗に対して免疫を持っている人

2018-03-19 19:31:13 | 日記
朝から晩まで家に帰ることも忘れてラーメン研究に取りつかれた男性の話をテレビでみた。
奥さんもいて娘もいる、それでも本当に寝食を忘れてうまいラーメンつくりに精を出すこの男性、40歳を超えて成功を手にしたようにみえる。次の挑戦はフランスに店を出すことだと言う。僕には少し気になることだが奥さんと娘さんに会うのは月に一,二度と言う。

テレビを見ていると時々この種の話に出くわすことがある。
何かにとり付かれたように工夫や研究に打ち込む人が、目立ちはしないが確かに我々の住む町に一人や二人は存在しているのかもしれない。

They appear confident and immune to failure. They keep plugging at, no matter what.
(彼らは自信があって失敗ということに免疫を持っているように見える。それがなんであれ取り組み続けるのである)

とり付かれたように何かに打ち込んでいる人というのは‘失敗に対して落胆も覚えないし失敗を失敗として認めない’、そんな頑固さをもっている。ただがむしゃらに前を向いて突き進むのである。う~ん、忙しすぎて悩む暇もないのだろうなぁ。

”学ぶ”とは学ぼうという姿勢から

2018-03-16 19:25:23 | 日記
今日は朝から雨で寒い。気温の変化が激しくてちょっと戸惑うのが春なのか。

昨日はと言えば、ベッドを出ると朝早くから太陽も風も心地よい素晴らしい春の一日の予感があった。
最高気温が20度を超えて朝に干した洗濯物が久しぶりに午後3:00までに乾き切った。冬には外に出した洗濯物は一日では乾くことはない。

そんな昨日の朝、我が家の前を正装の親子が三三五五、小学校に向かって登校するのを見て、卒業式があることを知った。それぞれの子供がいろんな思い出とともに卒業して次の学びの段階へ進んでいく。子供の頃は卒業式があるから、そして入学式があるからなんとなく人生のけじめを感じることが出来る。子供にとってはこの二つの式が人生の唯一の区切りなのである。さぁ、次は中学校だ。学ぶことの楽しさを知ることが出来ればいいのにね。

僕は教育の場で長く過ごしたことで、学生達と学びについて話す機会が多くあった。若いときは学び、歳をとって理解できるようなことは多々ある。しかし、心が学びに対して開かれていなければ、教える側はなすすべがない。学びの心の用意が出来ている人には何かを発見する手助けができる。良い教師になるための第一歩は、学生に学びの心を教えることだと思っている。

     In youth we learn, but we must be open to learning.
      (若い時に人は学ぶ。しかし、学ぼうという姿勢が大切だ)

春とは外に出て面白い発見ができる季節

2018-03-14 20:47:41 | 日記

20度を超えた暖かさ。外に出てみるとなんでもない日常の小さなことに面白い発見がある。ちょっと休憩してみて、周りを見渡して何に気付くか、何に気が引かれるかを調べてみよう。周りが春めいてくるに従って、周りを観察する心の余裕ができる。観察する余裕ができると、大変な発見ではないけれど、ふと自分自身を発見するきっかけに繋がることがある。河原で遊ぶ子供達の観察からふと感ずることがあって幼稚園の先生になった人やサッカーのコーチになった人を知っている。将来などに迷っている人は散歩や街歩きに出かけてみることだ。何かの気付きがあるものだ。

Pay attention to little things in your everyday life, then you may find something important in your life. (日常の小さいことに注意を払ってみよう、人生の何か大切なものを見つけることができるかも)

行き交う人の服装が急に春めいてきた。近所の人が「ぬくうなって(暖かくなって)気が楽になってきましたね」と声をかけてくれた。カラスまでがカァカァとうるさくなってきていることに気が付いた。コニファの葉先が薄緑の芽を出して、春を教えてくれていることや鳥の声が急によく聞こえるようになったこと。空はどうだろう? 
とにかく周りに注意してみると面白い発見がある。我が家では植木鉢のミニ薔薇、もう4年間もあまり大事にされずに庭の片隅で生きている。小さな新芽がそこかしこについていて春を知らせている。外に出てみよう。面白い出会いがあるかも知れない。