学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

教師と笑いの関係

2024-05-31 16:29:04 | 日記
 昨夜の雨の後だからかやや肌寒い今朝、通学の小学生と見守りの先生の会話。「むずかしい顔して歩いてるなぁ。どうしたん?」「別に!」と黄色い帽子とランドセルの小学生4、5年生ぐらいの子供は走り去った。その後ろ姿をちょっと目で追いながら、やや不満そうな若い男性教師、でもニコニコ、次にやってくる子供たちに「おはよう」の声かけを続けた。人と人の距離を縮めてくれるものは「笑い、スマイル」、と僕は信じている。大阪人はどんな会話であろうとも最初の受け答えに少なくとも表向きは笑いで済ませる習慣がある。ものによっては気にしながら、ま、”気楽にいこう"的な雰囲気があって僕が大阪人が好きな大きな理由の一つである。
 関東の人に大阪人のことを聞くと”笑い”と共に”気性が荒い”というコメントが多い。きっと大阪といえば “たこ焼き、漫才” だのが頭にあり、ついで岸和田のだんじり祭りの雰囲気などを大阪を代表する気性だという思い込みがあるのだろうと僕は思う。テレビの影響もあるのかも知れない。本当は人懐こくて義理人情に厚く、何よりも全てを笑いでごまかすことのできる特殊な性格を一般に持っている人達だと僕は理解している。(自分が大阪生まれで大阪育ち、これはどこか心の中にあるひいきめのコメント)…なにはともあれ、生粋の大阪人とは雑草的な性格があって、まだもう一つその美点が他府県の人たちには認識されていないのかもしれない。話を元に戻して今朝の先生と子供のことで思い出した。僕の現役時代の心掛けのひとつ、「最も良い教師とは子どもと共に笑える教師、最も良くない教師とは子供を笑う教師である」

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