学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

若い時の苦労は買ってでも

2024-06-14 16:02:10 | 日記
 テレビで野球をみているとレギュラーと言われる人たちの動きがなぜか惰性の繰り返しのように見える時がある。みんなそれぞれ自分のプレーに努力しているのだろうけれど。そんな中、新人の若者が活躍するたびに感じることがある。囲碁や将棋の若者の活躍は爽やかさを感じさせるものがあるなかで、スポーツなどでは躍動感が観るものに元気を運んでくれるように思うのだ。
 年寄り仲間に昔の若い時代に戻りたいかと聞けばほとんどの人が特にそうは思はないと言う。「若いことはいいことだなー」と若さを讃美する一方で、もう一度あの時代に帰りたいとは誰も思っていないようなのだ。それぞれの境遇の中で必死に頑張った苦労、厳しさ、“しんどさ”を皆が知っているからだろうか。人生経験は貧弱でいわゆる“青い”と言われる青春とは「心の若さ」である」などと言ったのは「若さ」という詩で有名なサミュエル・ウルマンと日本の松下幸之助氏である。そうだあの頃、もう半世紀以上も昔に吉田松陰や渋沢栄一が言うように、僕は「夢なきものに成功なし」などと鼓舞されてアメリカ留学などと情熱を注いだ頃を思い出す。「若い時の苦労は買ってでもするべきだ」と教えられたこともある。若い時の苦労とはお金を払ってでも買いに行くだけの価値がある、と言う意味だ。具体像の見えない成功を夢見た頃が懐かしい。今、歳をとって思うこと、それは「人は学ぶのをやめた時から老い始める。学び続ける者は若いままだ」と言ったアメリカの自動車王、ヘンリー・フォードの名言だ。

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