学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

知ることは楽しい

2021-01-22 17:26:53 | 日記
本棚の整理日と決めく今日は1日中細かい雨が降り続いている。なぜか春が近いと感じさせてくれる雨だ。ところで、先日の1月20日は大寒(だいかん)の日にあたるという。大寒は一年で一番寒い日のことだ。大寒を過ぎるとそろそろ散歩を兼ねて近所を歩きながら「春を探してみよう」などという話を耳にした。コロナのせいでなかなか外に行けない環境の中で読書やテレビばかりに時間を過ごすより散歩に出るのはいいことだ。まずは庭に何か春を感じさせるものないかと注意して調べてみたりしたがやはり特に何も見つからない。もう少し時期を待って中央公園への散歩の習慣を作ってみようと思った。ところで今週の初めの寒さの中で一つ気づいたことといえば、寒い日は生駒山が冷たく冴え渡る風のせいだろうかいつもより近くに見えたことだった。
ところで、俳句では“風冴えて”と言う言葉は冬の季語であると知った。さしあたり、”風冴えて生駒近くに佇まい” などと句らしきものを作って遊んでみた。冬は11月初旬の冬至に始まって大寒でピークを迎える。時々耳にする二十四節気(にじゅうしせっき)なるものを読書ついでに調べてみると、これは太陽の黄経に従って一太陽年を24等分して各季節の中身を分割してそのそれぞれに名称を与えたものであるらしい(陰陽歴はもう一歩勉強不足でよくわからない)。とにかく昔の人は冬は立冬、小雪、大雪、冬至、小寒(しょうかん)、大寒と6分割して冬の歩みを知る術としたということだ。今冬の動きを見てみると雪に覆われて高速道路に立ち往生が起こったことなどのニュースを思い起こすとまさに立冬から大寒に至る冬の変化を見事に言い当てているのだ。
とにかく今日は自分の質素な書斎の本を整理しようと考えた日だ。作業を続けていると一冊の本に挟んだメモが見つかった。“すべての読書の一部が自分である I am a part of everything I’ve read. (Theodore Roosevelt) ”とある。昔はいろいろ考え事が多かったのだなぁなどと一瞬手を止める。本棚の整理をしていると何かと自分の気を引くものが出てくるのは不思議なことだ。

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