学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

譲り合い

2020-02-25 16:22:49 | 日記
昨日のテレビニュースで野外でコタツに入りながら梅見物を楽しむという企画が受けて有名になった大阪の河内長野市にある『大阪府立・花の文化園』の梅園を紹介していた。訪れる人々の数が増えていることが春が近いことを知らせてくれる。コタツといえば、子供の頃の兄弟でコタツの中での足の位置の取り合いや譲り合いなどは楽しかった思い出だ。今日のテーマは「譲り合い」に決めた。
<早春や新芽同士の譲り合い>
プロ野球のオープン戦が始まっていよいよ春の到来だと嬉しい気分になる。庭に出て少し肌寒さはあるけれど日のあたる場所は気持ちがいい。家に庭の片隅に柿の老木がある。僕が物心ついた時からそこにある柿の木だ。50㎝ほど伸びた細くて若く元気な枝に小さく目を出す新芽が、お互いに上手に間隔を取りながら存在するのに気が付いた。それは木々が目を出す時の習性だとは言って欲しくはない。まるで喧嘩にならないような間隔を察知して整然と伸びようとでもしているかのように僕には見えた。
<譲り合う心ひとつで事故はなし>
僕が30歳代の頃に作った交通標語だ。当時は採用されてよく街角で見受けたものだが今はどうなっているのだろう。自動車のハンドルを握ると譲り合う心を失う人がなぜか増えると耳にした。普段は温厚で優しい人も、車の運転中はなぜか相手の運転を批判的に見がちになるのが不思議な心的な変化である。「譲る心」を誰にでもわかるように表現すれば「年寄りが道を渡ろうとしていたら先にいかせてあげようとする気持ち」というようなものになるのだろうか。僕が数年暮らしたアメリカでも道を譲る心がけは “老婦人には道を譲れ(Try to give way to the old lady and let her pass.)”というもので、なぜ老婦人なのかとと言われると…弱いものの代表ということかな。自己満足の自作の俳句と交通標語を紹介しました。

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